福岡ソフトバンクホークスの運営に学ぶスポーツチーム経営の難しさ

2008年7月 2日 12:52

サガン鳥栖やロアッソ熊本は財務状況は決していいものではありません。アビスパ福岡や大分トリニータもいまだ胸スポンサーが決まらずにどのチームもチーム運営資金に関しては頭を痛めていることでしょう。

そんな中、九州のプロスポーツの雄であります、福岡ソフトバンクホークスの決算状況が公開されていました。
どれだけの利益をあげているのかと思いきやなんとなんと赤字決算だった模様 であります。

状況を詳しく知りたかったので、日経本紙を読ませていただきました。
野球事業の売上と入場者数は増加でそれぞれ205億円と230.7万人。そのうち、入場料収入は64億円、広告&放映収入は58億円、販売&飲食収入は42億円。ただ、ホークスの場合はこれでも営業損益が25億円もでているとのことです。費用の中でも球場使用料が48億円かかっているのが効いているとか。

今後の収支改善のために考えているのは、携帯で空席確認、チケット購入、さらには入場までできるようなシステムを導入し、更に座席を8000席増加させる計画があるとのこと。戦績に左右されない収入を目指しているとの記事でした。

...スケールが違いますね(笑)

スケールが違うというだけで終わらせてはいけないとは思いますが、ただただ驚くばかりです。ホークスの入場料だけでサガン鳥栖が何チーム経営できるでしょうか(笑)でもそんなホークスでも赤字運営なのです。

ただ、ホークスがここまでの赤字を出してもまだ救われるのは、あくまで本体の広告等の役割を果たしているからです。ソフトバンク携帯の利用者の純増に関しては九州が他のどの地域よりも高いということ。増してや、先ほどの計画であがっておりました、携帯で入場できるシステムをリリースすれば、ソフトバンク携帯の利用者はいい席を優先的に確保できる可能性もありますし、本体の営業で十分賄える仕組みができます。

九州のサッカーチームの場合は、メインスポンサーというのがありませんのでそういった広告塔としての役割や赤字の補填という事ができないんですよね。だからこそ単年勝負でなければいけない。営業状態や集客が悪ければチームがなくなるなどの話もでてくるし、人件費に費用をかけられないが、J1で戦わないと収入が落ちるので負け続けるような戦力ではやっていけない。損益分岐点が非常に難しい経営ですよね。

試合数や選手構成の異なるホークスと単純に比較してもいけないのでしょうが、あれだけ人気があって、あれだけお客さんが入り、あれだけ収入をあげているにも関わらず赤字経営であるという事は、人気もスポンサー力も劣るサッカーの場合はもっともっとシビアな経営をしなければならないという事を示していますよね。

ホークスにもいろいろな問題点はあると思います。選手の人件費の増加(松中にあれだけ払う必要はあるのか、パウエルはそこまでして取らなければならない選手だったのか)もひとつの大きな問題ですよね。ただ、前述の通り、勝つことが使命のようなチームですからそこら辺りは目をつぶるしかないのでしょう。

最後、ホークスが語っていた、「戦績に左右されない収入を確保する」というのをサッカーにあてはめてみるとどうでしょうか。
J2に落ちると観客動員がぐっと減っているいまの状況では経営が安定することはないのかもしれませんね。
自治体に頼らざるを得ない経営から脱却できる日は来るのでしょうか。

サッカーのラフプレイはなぜ発生するのか

2008年2月21日 13:30

昨日の日本VS中国を見て、サッカーというスポーツはつくづく危険なスポーツだということを感じました。スポーツという事を笠に着せて平然と暴力の横行が許される。試合中に幾度となく繰り広げられる暴力を見ていて非常に不愉快な思いをしました。

サッカー独特のというか、サッカーでしか聞いたことがない表現があります。それは

「良いファール」

という言葉です。「いまのはファールで止めなければ決定的チャンスを迎えていた」や、「イエローカードは出されたものの、このファールが失点をふさいだ」「いまのはファールになりましたが、カウンターを止めました」みたいな形で使いますよね。

そもそも、良いファール、悪いファールという表現があるという事って何なのでしょうか。競技として行っていく上でルールを定め、そのルールを違反することや、やってはいけない行為としてルールに記載されていることをファールというのでしょうが、そうだとしたらそもそもファールというものはやってはいけない行為なのですよね。それにも関わらず、時にはファールをしてでも止めるべきだったなどという言葉が使われます。自チームの優位を保つためにルールを破ることが暗黙の了解事項となっているサッカーのルールって不思議ですね。

さて、他の競技で良いファールって聞いたことがあるでしょうか。バレーボール、バスケットボール、テニス、ラグビー、ゴルフ(ペナルティ)...。スポーツ実況を見ていて「良いファール」という言葉はなかなか聞けないですよね。ファールがそのまま相手の得点になったり、相手に優位な状況を作れたりしてますからね。

ファールが褒められるというのは、強いてあげるならば野球くらいでしょうか。先頭バッターがファールで粘ったら褒められたりしますね。まあ、これはファールという表現が他のスポーツのそれと異なっているからなのでしょうが。

もうひとつ、サッカーは相手選手とのコンタクトプレーがあるスポーツであることがラフプレイが発生する原因でもあると思うのですが、そのコンタクトプレーが認められる範囲がまた微妙に中途半端ですよね。

ラグビーに関しては、スクラムというまさにコンタクトプレイとも言えるプレイがありますし、ボール保持者に対するタックルも明確なルールの範囲(肩より上は禁止など)で認められています。アメリカンフットボールはボールを持っていない選手でも相手の動きを阻止する行為が認められています。可能なコンタクトプレイが明確に定められていると思うのです。

一方、サッカーは肩同士でのチャージは認められていますが、それも度を超すとファールやオブストラクションを取られたりします。スライディングタックルはボールに対しては認められますが、これも足に当たってしまうとファールになる。コンタクトプレーが可能な試合状況でありながら、禁止されている部分と認められている部分の境目が紙一重だったりするんですよね。しかもこれらの他のコンタクトプレーがが禁止されているにも関わらず、審判によってそのプレイのファールを取らずに流している場面があったり、ファールを取って止める場面があったり。

そういえば、少しくらいのファール(コンタクト)だったら「笛を吹かずに流した方が試合がおもしろい」という表現もありますよね。そういったルール上では明記されない、審判に全面的に委ねられるという判断基準がサッカーにはあります。ファールとしてルール上明確に定められているにも関わらず、そのファールを取らない方がよいという表現も他のスポーツにはないおもしろい部分(不思議な部分)ですよね。

いわば、グレーゾーンが多すぎるサッカーのルール(コンタクトプレーに関わる部分ですが)とサッカーの試合運用方法だからこそこういったプレイが漫然と行われる土壌があるのだと思います。

だからこそ、ラフプレイの防止というのはサッカーをプレイする選手たちのマナーとモラル、そして審判の判定の技術力にかかってくるのではないでしょうか。このような試合のようにラフプレイが横行する状態になった時には、マナーとモラルという点がかけていた対戦相手だったということであきらめざるを得ないのでしょうか。それにしては選手たちにとってあまりにも代償が大きすぎますね。

 

今年もお世話になりました

2007年12月28日 17:08

弊ブログをご覧いただいている皆様へ

今年もブログを見て頂き、コメントもいろいろな方から頂きまして、大変お世話になりました。ありがとうございました。

来年もサガン鳥栖の躍進もさることながら、アビスパ福岡、大分トリニータ、ロアッソ熊本、ニューウェーブ北九州、新日鐵大分、その他の九州のサッカーチームの活躍を願っております。

九州のJリーグ、JFL、Kyuリーグのチームのサッカーの勝敗やプレーの質、選手の噂話が地元の人たちの挨拶代りになるような基盤になってくれたらうれしいですし、そのようになることを願っています。

今後も(鳥栖が中心になりますが)九州のサッカーを見守っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

それでは、みなさまよいお年を!

デットマール・クラマー氏講演会(抄録) Vol.2

2007年5月30日 11:50
クラマーさん講演会の続きの更新、遅くなりました<(_ _)>

さて、クラマーさんの講演に続きまして、続きましてパネラーの皆様によるパネルディスカッションが行われました。

◆パネルディスカッション

司会:信川氏
パネラー:(ジャーナリスト)賀川氏、釜本氏、リトバルスキー監督、クラマー氏

<<賀川氏 談>>
私はジャーナリストとして現役ではないが...壇上から皆様の写真は撮ります → 会場笑い

(※筆者注 話を聞く中では賀川氏が一番ユーモアセンスと人格的風格を持ってらっしゃる気がしました。もちろん大年配だからというのもあるでしょうが。だからこそクラマーさんも賀川さんと長い付き合いができるのかなと思いました。)

いまのサッカーの何がメキシコ五輪時代と変わったかというと、いいスタジアムでいい雰囲気でやれる。芝生のスタジアムなんて当時はなかった。昔、平和台にアーセナルが来たときには、でこぼこのグラウンドであったので1-0であった。昨日のスタジアムだったらぼろ負けしている → 会場笑い

◆ サッカーに関して一番印象深いこと
<<クラマー氏 談>>
サッカーに関して一番印象深いのは9歳の時のクリスマスプレゼントでサッカーシューズをもらったこと。

<<釜本氏 談>>
サッカーをやったら外国へ行けると聞いてアジアユースで外国へ行ったとき。
それ以来は苦しいことばかり → 会場笑い

<<リトバルシキー氏 談>>
最初にもらったサッカーシューズはサイズが大きくて靴下を詰めて、スキーの板みたいな状態だったこと。もちろん、クラマーさんから教えてもらったことも。
ワールドカップの決勝で2回負けた。取り戻すのにもパワーがいる。自分も取り戻してパワーを持ち直して3回目の決勝では勝てた。サッカーに24時間打ちこめた。クラマーさんもトライすることと言ったが、ネバーギブアップが大事。

◆ 日本について国際的に成功するには何が必要?

<<クラマー氏 談>>
当時に比べて日本が成功するのは難しい。釜本は学生でデビューしたし、リティの言うようにすべてをサッカーにささげることが大事。
以前は横山さんが熱心に代表のコーチをしていた。
釜本もトレーニングを重ねていた。
留学して質を高めていた。
日本車とBMWの比較でも分かる。日本車は質が高いのでドイツでも売れる。
とは言っても時代は変化する。チームという事を念頭に置いてサッカーに対するエネルギー、犠牲を厭わないものがあればよい。チームのためにエゴを捨てること。フリーランニングのみではない、チームの一員としての責任。

<<釜本氏 談>>
昔はアマチュアでサッカー以外に勉強も仕事もあった。自分を高めるためのトレーニングをしていた。
今はプロ。自分が要求されているものを自覚しないといけない。

いまはストライカーが育たない。シュートの練習が少ない。ストライカーとしての動きがない。バックの人間がシュートの練習をしてもいけない。出し手と受け手の練習がある。チームとしての形が作れていない。Jリーグは外国人ばかりが得点王になっている。ストライカーを育てることが大事。

<<リティ氏 談>>
文化と教育が阻害要因となっている。ゴールスコアリング、国際的な選手も含めてフィニッシュ(ミスショット)に責任を負っていない。練習を重ねるのも必要だが、練習は他の国もやっている。

日本の教育は平等が強調されている。18歳でスペシャリストになるのは難しいかも。ドイツの成功理由は技術的、精神的にもだけど、恐れずにやること。何も考えずに「Just Do It」

<<賀川氏 談>>
私はちょっと違う考えでして。国民性、社会環境のせいにするのがよくない。
スペシャルの選手を出すのは難しいことではなく、釜本のような選手も出現する。「点を取らないとおもしろくない」という気持ち。ドイツもベッケンバウアーのような異端児もいるし。

ジレスは小さいのも特長ということで大選手になった。個性を伸ばすことが大事。

日本の文化は西から来ている。昔はラグビーが盛んであった。いまは西でもサッカーが盛ん。

◆信川氏 アビスパについてはどう思いますか?

<<クラマー氏 談>>
1試合しか見ていないので意見は言えない。ホーム、アウェーと試合を見ないとここでは言えない。

<<信川氏 談>>
これまでつらい12年間でしたが、何かアドバイスになることでも...。

※クラマー氏はあまり気が進まない様子でしたが、信川氏の熱意に押されたのか重い口を開きました。

<<クラマー氏 談>>
試合はすべての試合はいい試合はできない。良い時もあれば悪い時もある。やはり、試合を見ていないので簡単には意見できないが、手助けはしたい。交流はしたい。

<<信川氏 談>>
毎試合、ドイツにDVDを送ります → 会場笑い

<<釜本氏 談>>
アビスパの選手を私は知らない。12年間で選手をとっかえひっかえしている。選手が結果を出すためにはサポーターの皆様も必要。カップ戦で勝つことはあっても、リーグは難しい。メンタルもハードに。ガンバ時代にはすぐに「釜本やめろ」と言われていた(笑)サポーターは厳しい視線ももちろん必要だが、長い目で見て欲しい。

<<リティ 談>>
パーソナリティがキー、人がキー。コーチとして数ヶ月で結果を出すにはクラブのために生き、死を厭わない選手を選ぼうと思う。サポーターはそのことに気づくだろう。そういう選手を集めてスペシャルなチームを作る。

まずはワークハード。クラマーさんからのアドバイスを選手も信じて頑張って欲しい。

◆ 子供の頃のトレーニングについて
<<クラマー氏 談>>
小さい頃、ドルトムントでプレー、チェコ人がコーチだったが、コーチはサッカーにすべてをささげていた。他にはないのかと思ったが、女性にもささげていたかも → 会場笑い
それが私にも感染してしまい、そうこうしていいプレーができていた。

スキルは小さいころが大事。ヘディングの練習はボールをロープにかけて50回ほどジャンプしていた。ひとそれぞれ高さはあるけれど、グラウンドはみんな同じ高さ。芝生の下1cmでプレーする気持ちで。

ヘディングの練習をよくやっていると、いいヘッドプレーヤーができた。背の高さの不利を消せた。

<<賀川氏 談>>
戦時中、クラマーはパラシュート部隊であった。運動神経がある。私はパイロットをしていた。そういう縁もある。

今回、クラマーさん通訳が若い人物を指定したのは聴衆の前で通訳をやって成長してほしいからだろう。将来の学びのために。クラマーさんは常に何かを考えて物事をやっているひと。彼はステップを考えて物事をやっている。

(ここで、通訳がしどろもどろの理由が分かりました。賀川氏からのフォローは心の暖かさを感じました。)

日本協会に長沼、岡野をというのはクラマーさんからのアドバイス。FIFAコーチングコースでクラマーさんが30年ほど前に日本に置いていったのがいまのコーチング技術の上昇。

いろいろとクラマーさんのやり方がやっと分かってきた。いま分かったのは遅いけど(笑)

◆ 最後に一言

クラマー氏 「Just do It」
釜本氏 「前進あるのみ」
リティ氏 「Learn to love football」

デットマール・クラマー氏講演会(抄録) Vol.1

2007年5月21日 11:47
 デッドマールクラマー氏の講演会にでかけてきました。
ゲスト(貴賓席)にはサッカー界の重鎮であります長沼氏、岡野氏、杉山氏、釜本氏、松本育夫氏や、アビスパ福岡の小林強化部長、リトバルスキー監督らが。一般席にもアビスパユースの藤崎氏、サガン鳥栖ユースの川前氏らそうそうたる面々が聞き惚れる講演会と相成りました。

出来る限りの部分のメモを取ってまいりましたのでアップしたいと思います。予めお断りしておきますが、全文のメモは無理でしたので、可能な限りの要所要所の内容となっております。

また、万が一、この内容のアップに問題がある場合はご連絡いただけましたら直ちに対処したいと思いますのでご容赦くださいませ。

13:00 開演 司会・信川氏

◆ デットマール・クラマー氏講演

勝ったチームのコーチは試合が終わった後は良く眠れます。
負けたチームのコーチは試合が終わった後は寝れません。

(ここでリトバルスキー氏が立って会釈。会場には笑いが)

試合の分析をするにはその試合の前提条件や忍耐力等、様々な要因が。
現状分析をするのは難しく、希望的観測という要素はない。意思としてあるもの、現実的にあるものを知らなければならない。

試合から問題を見つけることができれば、次の試合も良い試合をする事ができる。
これは人生と同じこと。

(ここで教育論。子供は子供から学ぶ。子供は親や先生からも学ぶ等々)

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私はコーチを行ったのは90カ国。外国人コーチはどうあるべきかというのを各国で話した。ドイツ流の教え方を行ったが、ブラジル人コーチはブラジル流の教え方がある。

悪い習慣を良い習慣に変えるのがコーチの仕事だと思っている。

日本には日本のサッカーがあるので、日本人選手が日本人であることを誇りに思えるように指導をしてきた。日本が高い国であることを願う。

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コーチ・選手は自制心がいる。自信も必要。

試合に臨む際には、いい準備を行って、緊張をしないこと。
体と気持ちを熱くし、キックオフが待てないというくらいの気持ちにすること。

コーチはその選手がナーバスにならないようにすること。選手達が勇気を持てるようにすること。

これは人生と同じこと。

大きい仕事や大きい試験があるときは緊張しない事が大事。

これは人生と同じこと。

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試合はコンパス。正しい道を知らせてくれる。道を得なければならない。
サッカーの試合 = 教師
問題を抽出して競争的な練習をさせなければならない。
リティの現役時は試合の後はもっとより良い試合をやっていた。彼はどんどんよくなっていた。
私がバイエルンミュンヘン時にはそういう練習をしていた。

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「良い」は十分でない。満足せずにもっと「Better」にしなければならない。
これは人生と同じこと。
昨日の試合を見たが、ちょっとの良いで満足している選手もいた。
その話はここですることではないのでいけない話をした → 会場笑い

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サッカー=シンプル
練習増やさないといけない。身体的・精神的に高い位置に。
セルフコントロールとセルフディシプリンが必要。
(※筆者注 冒頭に話していた自制心の事かと)
試合前・試合後と言う。試合が終われば次の試合の準備。

友人に十種競技を行っている人がいる。すべてのレコードを出したあとに祭りに参加したら元の記録に戻るのに7日間かかった。自制心はすごく大事。
サッカーの選手に理解してもらうのは難しいが、これは人生と同じこと。

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統計の話をするとみんな眠くなるので統計の話はしませんが、1950年代のMFは6~8km走っていたが、いまのMFは12~14kmは走る。

(ここで通訳がミスして60km~80kmは走ると言ってしまい、リティが貴賓席から大声で訂正。筆者的には統計の話をしないと言ってその話をしたクラマーさんのギャグセンスがおもしろかったがw)

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栄養面と医療面も大事。ひざの手術は5回した。
膝の治療でミュンヘンからチューリッヒへ。手術後歩けるくらいになるまで48時間家を空けるだけでよかった。
長沼氏と釜本氏に立って欲しい。
彼らの身長の違いは栄養状態の違いだと思う(会場笑い)
ドイツの平均身長は?年前から13cm~16cm高くなっている

(通訳は誤訳で30cm~60cmと伝える。この間違いに関わらず、講演開始からずっと通訳のレベルは低いと感じていたが......からくりは後ほど)

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身体面と精神面は切り離せない。技術面も広範囲でもつべき。両チームのスペースは狭ばっている。スピードもより速くなっている。

注目すべきところはシュートスピードを上げる事
キーパーを殺すクリアのシュートを打てばよい!(力強い口調で)

サッカーの質を決めるのはシュートの数とゴールの数。
スキルはいろいろあるが、得点を決めるスキルが大事。

昔は靭帯を知らなかった。ウォーミングアップの重要性を知らなかった。知っていたのはシュートの大切さだけ。寒いときの筋トレで痛めてしまうのも知らなかった。
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現代サッカーは戦術重視。でも簡単な事で...
ボールを相手が持つ
ボールを味方が持つ。
ボールが行き来する(トランジッション)
の3つの場面のみ

昔は専門家がいた。
釜本はゴールゲッター
宮本はバックで守る。
ポジションは才能に応じる。
一人が両方の仕事をするとトランジッションのボールを手に入れることができる。

(Win Ball と Lost Ball と言っていたのが印象的でした)

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一番言いたいことはサッカーは「チーム」ということ。ベストイレブン

個々のベストを探さないで、11人でベストになる人を探す。
ボールコントロールのためのボールコントロールではダメ。
パフォーマンスのためのドリブルではダメ。ゴールのためのドリブル。
パスは特別で、パスは芸術品。

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今回、4つの高校を回ってきたが、一番タレント性があったのは6歳以下のサッカーだった。誰の教えでもなくインスピレーションでゴールへ向かうフェイントをしていた。素晴らしいプレーヤーだった。なぜ6歳の子の方が18歳よりもいいプレイをするのか。

コーチする人に問題でも? → 会場笑い

コーチすればするほど弱くなる?

私が20分~30分くらいコーチしたら6歳の子はたくさんのゴールを決めだした。

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スピードやパワーも大事だけど、正確性も大事。そしてメンタル面もアグレッシブに。

???はパワフルだった。
ミューラーもよかった。
ペレもよかった。
ペレは4回のワールドカップで12ゴール
ミューラーは2回のワールドカップで14ゴール。ドイツ代表61試合で68ゴール。1試合1ゴール以上。怪我をしているときにも40ゴール。
ストライカーしてはミューラーの方がよかった。

ミューラーは点をとらないとイライラしていた。
だから家庭生活に影響がでていた。点が入らなかった夜に娘は
「お父さんに話しかけたらダメ」
といわれていた。

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私の息子は52歳。
子供の頃は試験のときはびくびくしていた。私は休みを取って一緒にいてあげた。
プールの高飛び込みに行った。
1m → 5m → 10mとやっていた。
息子は目をつぶってしがみついていた。
私が飛び込んだらすぐに飛び込みなさいと言った。
一人で残すのが心配だったからだ。
すぐに性格は変わるわけではないが、何かやることによって自信がつく。
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私にとって講演は試合のようなもの。この試合を良くすることができない →会場笑い
講演でサッカーに関する関心を高めていきたい。

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私はたくさんの言葉を学んできた。英語、スペイン語、ギリシャ語......
日本語、中国語も歴史がある。
ギリシャの哲学者が言った。
敗北というのはトライをしないこと。
「Just Do it」
が人生のモットー。

美しい女性がよく「クラマーさん、大好きです」と言うが、言葉だけじゃダメ。実行に移してください → 会場笑い

ここでクラマーさん講演終了
この後、パネルディスカッションがありましたが、その続きはまた書きます。

サガン鳥栖替え歌 鳥栖のしるし

2006年2月17日 09:41
えーーっと、練習も試合も見に行ってなくてネタもないのでサガン鳥栖替え歌第2弾です。あの暗黒の2003年くらいが題材と思っていただければ。

最近の良い傾向を歌にしようかと思いましたが、やっぱり人間というのはおもしろいような事を歌おうとすると悪いことしかネタにできませんのでw

ということで元歌はこちら → 

◆ 鳥栖のしるし
作詞 大谷
作曲 草野 政宗

やたらキーパー飛び出す ここちよいループ一撃
理由もないのに空振る それだけが鳥栖のしるし

ミドル 打つときは すべて 打ち上げよう
少し強くなるために 壊れた組織で 一人 プレス行く

試合中でもわかる めくるめくミスの不思議

ただの悪夢と サポが嘆いても
嬉し泣きの年間勝利 いつでも勝てそうなJ2で ただみっつ

やたらキーパー飛び出す ここちよいループ一撃
理由もないのに空振る それだけが鳥栖のしるし
それだけで鳥栖のしるし

ロングボールを蹴る意図

2006年1月14日 10:43
以下、スポニチアネックスより引用。二宮清純氏と中村俊輔のインタビューです。

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二宮 セルティックの先輩でスウェーデン代表FWのヘンリク・ラーションが「イタリアのサッカーは点をとった人間を褒めるのではなく、どこにミスがあったかを探ろうとする」というような話をしていますね。

中村 ああ、そうだと思いますね。すぐにロングボールを蹴れば、とりあえず自分のミスにはならないじゃないですか。どうしてもそういう心理が働いてしまう。

二宮 そこで、自らの責任を回避すると?

中村 そうですね。監督も平気で「迷ったら前へ蹴れ」といいますよ。

二宮 ゲームをつくる選手にとって頭の上をボールが通過することくらい屈辱的で退屈なことはないのでは?

中村 それでも意図があればいいんですよ。そしてそのことを全員が理解していれればね。

二宮 セルティックでもFWのジョン・ハートソンをターゲットマンにして、彼の頭に当てることが多いですね。

中村 あれはいいんです。ちゃんとした意図があるから。僕もハートソンめがけて蹴るし、他の選手が蹴る時は彼が胸で落としたボールをもらうために走る。ただ蹴っているのではない。残念ながらレジーナでは、とりあえず相手の陣地にボールを置くために蹴っていた。サッカーというよりもラグビーをやっているような感じでした。

二宮 やっぱりサッカーをやりたかったと?

中村 そうですね。僕はサッカー選手ですから(笑い)。

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この文を読むだけで中村俊輔選手が大好きになってしまいました(笑)
筆者も以前に書きましたがロングボールのサッカーは嫌いではないです。むしろボールを早めに動かすことによって必然的にスピーディになり、楽しい面も多いと思います。しかしながらそのためには中村選手も語っているように意図を持って長いボールを蹴ることが重要なのです。

選手の特色としてヘディングが強くて、パスセンスはないがトラップがうまくキープ力がある選手がいたらその選手をめがけて長いボールを蹴ることは決して悪いサッカーだとは思いません。また、ボランチやサイドの選手がボールを受けるとやみくもに蹴るのではなく、しっかりとその選手を狙って蹴る。蹴ったのと同時に2列目の選手や逆サイドの選手がそのボールを察した動きを連動的に始める事ができたらロングボールサッカーもフィールド全体を見回すと非常に美しいのではないかとさえ思います。

もちろん、細かいポジショニングからショートパスをつなぐサッカーも好きですし、別の選手が味方の為にスペースを空けてやりながらある選手はそのスペースを使ってドリブル突破を試みるというサッカーも好きです。要はチームとしてどのような意図を持ってボールを動かし、どのような意図をもってポジショニングを取るかという事。やみくもにボールを蹴ったり、むやみにドリブル突破を仕掛けるようなサッカーだと楽しさはもちろん半減です。二宮さんはこのインタビューだけ聞いたらロングボールがあまり好きではないみたいですね。「屈辱的」のような聞き方をしていらっしゃいますし(笑)

この時期は国見高校のサッカーを否定するような論調を書かれる方もいらっしゃいます。国見高校の練習を実際に見に行った人や国見高校出身の方が書かれている文章を見ると決して単調なパワーサッカーのみを伸ばすような練習はしていません。むしろ自主性と創造性を重んじた練習をしているようにさえ感じられます。このあたりは実際に筆者が見たわけではないのでこの辺で...。

さて、この文章のインタビュー記事にもあったのですが、筆者的には中村俊輔選手は縦へ、縦へとボールを入れたがるような感じだったのが、最近はサイドチェンジを駆使しつつボールをシンプルにまわすことを以前よりも意識しているのではないかと思います。名波選手がイタリアに行って、日本に帰って来てからのプレイスタイルに似ているような気が...。ゲームメイクのプレイヤーはふとしたきっかけでプレイスタイルが変わることが他のポジションよりも多いような気がしますね。以前は中村選手はきらりと光るプレーも多いのですが、ボールを持ちたがって変にボールを奪われたり、狙いすぎて結果的にボールを失ったりするような清濁併せ持つところがあまり好きではなかったのですが、最近のプレーっぷりと上記のインタビューでワールドカップでの活躍を是非とも見てみたい一人になってしまいました。筆者は単純な人間です(笑)

高校サッカー準々決勝 鹿児島実業 VS 滝川ニ高

2006年1月 7日 10:41
高校サッカー冬の選手権準々決勝、鹿児島実業と滝川ニ高の試合を見ました。

前半から鹿児島実業のペース。何よりも出足が鋭くて多少無理かと思われるようなプレスでも相手のパスミスを誘って次々と自分のボールにしていきます。トラップの際の体の入れ方、そして1対1での競り合いの強さで完全に試合を支配していました。後半もこのまま押し切ってしまうのかなと思っていたのですが...。

ところがエンドが変わった後半では滝川の方が攻め込みます。開始早々からポストに当たるシュートをニ連発で放ったりと勢いが完全に変わりました。

この試合ではやや強めの風が吹いておりました。高校生の試合では風上、風下というのがここまで重要だとは思っておりませんでした。そういえば国見高校も風上の段階で点が取れなかったから負けたというように言われておりましたね。体がまだ十分にできていない状態ですので風下になると走力やレスポンスの面で相手に大きく遅れを取るのですね。

滝川ニ高の監督がハーフタイムに「1点でよかったと思え」と言っておられましたがその1点が最終的には重くのしかかりました。しかしながら互いに力を出しきったいい試合だったと思います。

両チーム共にプロへ進む選手がいることですし、これからの益々の活躍を期待したいですね。もちろん栫君には相当期待しておりますので1年目から得点を取るように頑張ってほしいです。

福岡県フットサルリーグ1部 ブリヂストンINDY'S 3-5 Tocky's

2005年11月15日 23:58
筆者は数年前からフットサルをやっていて、新宮のスポルバや久留米のブリヂストンで活動しているチームに参加させて頂いてます。

実は数年前に自分が所属していたチームが県リーグに登録する/しないでもめてしまいまして、県リーグで頑張る派と今まで通りフットサルを楽しむ派でチームが分裂してしまいました。(詳しく話すとこんなに簡単な話ではないのですが省略します)

こういう事件があってから、分かれた方のチームがフットサルの県リーグに所属したので彼らの活躍を見に行きたいとずっと思っていたのですが、なかなか日程が合わなくてそのうちに仕事の事情や家庭の事情で自分がプレーする機会も減っていきました。

最近、サガン鳥栖サポの方がフットサルをやっているということでそちらのチームにお邪魔したり、サガン鳥栖SNSの中でチームを作るということで参加させて頂いたりして、久留米のブリヂストンでフットサルをする機会が多くなりました。

そのブリヂストンのフットサルコートの管理人さんが代表を務めているフットサルチームがブリヂストンINDY'S。ここに所属している友人から誘われまして初めてフットサル県リーグを見に行くこととなりました。

試合はブリヂストンINDY'Sが3-5で負けてしまいましたが、まさに白熱の好ゲームを見ることができました。それにしてもレベルが高い試合でした。ワンタッチの連続で鮮やかにチャンスを作り出したと思いきや、ゴールキーパーのファインセーブで防いだりと見ごたえのある攻撃の応酬で久しぶりに声を出したくなる試合というものを堪能しました。いえ、決していまのサガン鳥栖の戦いが覇気が感じられないとか言ってないですよ(笑)

この試合を見て思ったのですが、得点が取れるチャンスで取れないとやっぱり相手に流れが移りますね。ホント、これはまさしく改めて痛感しました。INDY'Sもチャンスはたくさん作っていたのですが、どうしても追加点を挙げることができなくて結局は負けてしまいました。キーパーが飛び出した時のボレーの超ロングシュートが突き刺さっていたらなぁ...。INDY'Sは交代選手が一人しかいないということもあって最後はスタミナ切れみたいな形になってしまったのも否めませんね。

あと、プレイするにおいて慌てないでプレーするという事の重要性を感じました。後ろでボールを持ってキープできる人がいると周りは非常に楽ですよね。後から慌てて蹴り出せば、ボールは相手ボールになりますから攻撃が成り立ちません。ボールをキープして間合いを取ってくれると回りの選手達も質のいい動き出しができるようになります。相手のプレスが来るとどうしても慌てたくなりますので、もっと落ち着いてプレーできる技術が欲しいですね。それも経験と自信から来るものでしょうけどね。最近はキーパーとフィールドの掛け持ちをやっているのですが、どちらにしてももっともっと上手になりたいと思いました。

ナビスコカップ決勝 千葉 VS G大阪

2005年11月 5日 00:04
非常に見ごたえのあるいい試合でした。

序盤は互いに様子を伺うというか簡単に前へだすという形でしたが、カウンターのように早い攻撃になっても最終ラインではしっかりと抑えて守備が堅くてお互いにしっかりとした形のスタートでした。千葉はストヤノフがやや攻撃に参加するようになってチャンスを作ったりもしますが、決定的な仕事をするには至りません。

そうするうちに前半の20分くらいから動きだします。シジクレイの浮きだまのスルーパスを大黒が抜け出してシュート!おしくもファーサイドにはずれていますが、動き出しとパスのタイミングが一致して共通理解ができているなという感じでしたね。

その後にもすぐ右サイドからアラウージョが抜け出し、ゴールラインまでえぐりますがシュートは立石が好セーブ。右サイドでスライディングを失敗したのは誰ですかね?もしもセレッソだったら小林監督から叱られてますよ(笑)

ジェフは佐藤勇人や結城、ストヤノフが後ろの位置から果敢に攻撃参加してきますね。特に佐藤はJでも得点を取っていますし、そこにボールが出るタイミングもいいし、ここもチームとして共通の意識がありますね。

前半を見て思ったのは、ガンバは前線からがんがんとプレスをかけて守備してきましたね。巻には実好がしっかりとついていて、裏にだされたボールや後ろから飛び出してくる選手はシジクレイがしっかりとカバーリング。中盤は遠藤や松下が頑張って広くカバーしていて言い形で守備できていました。攻撃も一旦サイドに開いて起点をつくってからぐぐっとスピードをあげて中央に突進してきました。得点はなかったものの怖さは十分にありましたね。

千葉は守備はプレスに走るのではなく、後ろでどっしりと構えていた感じ。ワントップでもありますのであえてプレスに走らなかったのでしょうか。ディフェンスが上がった裏のサイドをカウンターで崩されかけたりもしましたが、守備に戻るスピードも早く、立石の好セーブもあって体を張った守りで頑張っていました。攻撃はミドルシュートがもう少し欲しかったかな。阿部がいいミドルを放ちましたがゴール中央でなかなか崩せていませんでしたのでもっともっと打っていったらよかったかもしれませんね。

以上、前半終了のハーフタイムで書きました(笑)

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後半はガンバのペースでしたね。ジェフはボールを奪っても全体が下がりすぎて長いボールを前線に入れる事が多くなりました。マリオハースがいないことがここで響いてきたと思います。マリオがいたらキープしてくれて速攻、遅攻のバランスを担ってくれるのでチームとして動きやすいのですが、今回は巻がワントップだったのでそこにマリオの役をまかせるのは荷が重かったかな。ガンバは結局シュートチャンスがたくさんあったものの決め切れなかったことが最後まで響きました。

PK戦で思ったのはやっぱり助走が短いとはずす確率が高いですね。遠藤が蹴るときもぎりぎりまで立石が見ていて嫌な感じでしたもんね。120分で同点だっただけに悔しいという簡単な言葉では片付けられないほどの気持ちになっているでしょう。ガンバはリーグ戦、天皇杯を取るという気持ちがより一層強くなったでしょうね。

最後にこの試合の主審の松村さん。非常によい裁きだったように思えます。結果的にはイエローカードは両チームあわせて7枚となりましたが、3枚は延長に入ってから足がついていかなくて体で止めたようなものですし(吉原はともかく)、全体的に試合を不当に止めることなく試合を楽しむことができました。ファールの基準のぶれもなく素晴らしいジャッジングだったと思います。

優勝したジェフ千葉には心からおめでとうと言いたいです。いつか鳥栖もあの舞台に...。
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