Kyuリーグ最終節シリーズ(初日) 新日鐵大分 VS ホンダロック 等
2007 - 61 三菱重工長崎 VS 大隈NIFS
2007 - 62 新日鐵大分 VS ホンダロック
2007 - 63 ヴォルカ鹿児島 VS 海邦銀行
北九州で行われたKyuリーグ最終節シリーズ集中開催の初日に行って参りました。
三菱重工長崎 3 VS 2 大隈NIFS
新日鐵大分 1 VS 3 ホンダロック
ヴォルカ鹿児島 7 VS 0 海邦銀行
三菱重工長崎は水田事件の頃から心なしか応援しているチームですが、中位のチームにしてはボール回しやテクニックも目を見張るシーンがありなかなかいいところを見せてくれました。先制点はピンポイントのクロスに少林サッカーばりのカンフーキックのようなボレーシュートで湧き上がりましたし(笑)
しかしながら、大隈NIFSも2点先行されて、さらには一人退場するという状況になりがらも一旦は同点に追いつくという健闘。特に同点ゴールとなるヘディングはベッカムが蹴ってクラウチが合わせたんじゃないかというくらいアーリークロスからのヘディングという見ごたえのある得点でした。一人少なくなってから動けるスペースが増えて運動量でカバーできる選手たちが生きたような気がします。11人での戦い方が整備されたらもっと上の順位に行けるかもしれませんね。重工の決勝点はディフェンスのクリアミスを拾ってミドルシュートを豪快に決めた平田でしたが、あのシュートも見事。ホンダロックの2点目といい、どこかのプロのチームに見せてあげたいくらいでした。
我らが日鐵とホンダロックの対戦は、日鐵に怪我人が多かったとは言え、試合として完敗を喫してしまいました。前半、風上に立って優位に攻めるホンダロックに対して全体として守備が耐える事ができませんでした。失点はミスからが多かったのですが、そのミスを誘うロックの前からのプレスと組織的な守り、そしてボールを持った時に失わない足元の技術。JFLでやってきたチームとの違いももちろんなのですが、開幕戦の頃よりも組織が充実していた点が目を見張りました。ボールに対するディフェンスラインの連動性は見事で、サイドの選手の中央への絞り方と全体でのシフトが印象的でした。
日鐵としてはプロのチームではないので簡単には行かないかもしれませんが、ベンチメンバーの充実とチームの若手の底上げは大事でしょうね。レギュラーメンバーに怪我人がでるととたんに戦いが苦しくなります。そんな中でも攻守において顔をだしていた古園"ヤスさん"と、若さとスピードと運動量で文字通り頑張った吉川"テッペイ"、慣れないセンターバックとして体を張っていた軸丸。そして、いつもだったらもっと早くに電池が切れるのに(←(笑))最後まで走り続けた二宮さん、1点返す元となった安藤さんのミドルもよかったし、そこにつめた三重野さんもベテランの味でした。至近距離のシュートもPKまでもとめた四辻もがんばりました。全社での結果も含めて、チームが万全だったらもっともっといい戦いができるのになという思いは選手たちにもあったはずです。だけど、今年1年間の彼らの戦いを見てきて、今日も最後まであきらめずに頑張っている姿を見れたのは応援してよかったなと思いました。
それも踏まえて。さて、今回も日鐵の試合を応援していたのですが、なぜかいつもにも増して日鐵を応援している人が多い。チームの関係者でも選手の関係者でもなさそう。自分のお友達に北九州サポが多くて「北九州の優勝のためにロックに勝ってくれ」というメールも届いていましたし、自分たちの前で北九州サポのお友達もみていました。そんなこんなで試合が終わってもてっきり北九州のみなさんかと思えば、後で聞いたらV.ファーレンのサポータの人たちも交じっていた模様です。
たとえ利害関係はあろうとも、何と我々にコーヒーを差し入れてくださったり、応援している時にチャントに合わせて手拍子をして頂いたりと、やはり応援に人数が増える事は日鐵の選手の励みにもなったでしょうから、それはそれでありがたい事でした。ホンダロックの大応援団に対して声と手拍子の力が増えたのはありがたいことですし。
ところがひとつだけ言いたいことが。
先に言っておきますがこれはあくまで私個人の意見ですので。
いろいろな人が集まれば、いろいろな応援の仕方がありますし、それはそれで個人の方向性の違いがあってもいいのかなとは思います。実際、鳥栖サポの中でも応援に対する思いの違いから多少のわだかまりがあったりすることも確かです。しかしながら彼らの向かうところはすべてサガン鳥栖というチームを愛しているというところが根本にあります。だからこそいろいろありながらもサガン鳥栖が勝つという大目標に向けて団結できるのです。
ところが、今回、日鐵を応援してくださっている方の中で、試合終了間際になって熱くなられたのか「走れ!」「攻めろ!」「動け!」「上がれ!」「シュートしろ!」との感情をぶつけて声を張り上げられる人がいらっしゃいました。
果たして、それはいったい誰のための声だったでしょうか。
彼は日鐵サッカーの何を知っていたのでしょうか。
日鐵の選手達の事情、彼らのいつもの戦術やプレー、そしてチーム総合力と現在のチーム状況を知っている人だったら決してそのような声を出せるサポーターはいないはずです。応援をしていながら試合に集中したくてもそこだけが非常に腑に落ちませんでした。日鐵を応援してくれるのは非常にありがたいことなのです。それは感謝しています。でも自分たちのチームの利益のためだけであのような声を上げる事には自分は賛同することができません。
これもまた、個人個人の意見と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、みなさまはどのように感じられるでしょうか。
さて、最後に、ヴォルカ鹿児島ですがやはりキング西!Kyuリーグ通算267ゴールを挙げた選手は偉大ですね。毎年、秋の風物詩となりつつあります最終節シリーズでの固め打ちでの得点王(←(笑))ですが、今年は西選手に決まりました。思えば、池元の7得点での大逆転得点王とか、西のダブルハットとか毎年何かしら事件が起きるのですが、今年も西選手の4ゴールが炸裂しましたね。日程的に下位チームである海邦銀行や七隈トンビーズと組まれていることに何かしらの予感は感じていたのですが(笑)それにしてもヴォルカの西に得点をとらせようとするチームワークは見事ですw
Kyuリーグは全日程を終えて、ニューウェーブ北九州が逆転優勝!ホンダロックが2位に入りましてこの2チームが地域リーグ決勝大会へと駒を進めました。思えば昨年はニューウェーブを抑えて地域リーグ決勝大会へ行ったのですが予選リーグで涙を飲んでから1年たったんだなと実に感慨深いです。この2チーム、特にニューウェーブ北九州は大きな目標も掲げておりますし是非とも頑張ってJFLへ行って欲しいですね。
