Kyuリーグ最終節シリーズ(初日) 新日鐵大分 VS ホンダロック 等

2007年10月29日 17:47

2007 - 61 三菱重工長崎 VS 大隈NIFS
2007 - 62 新日鐵大分 VS ホンダロック
2007 - 63 ヴォルカ鹿児島 VS 海邦銀行

北九州で行われたKyuリーグ最終節シリーズ集中開催の初日に行って参りました。

三菱重工長崎 3 VS 2 大隈NIFS
新日鐵大分 1 VS 3 ホンダロック
ヴォルカ鹿児島 7 VS 0 海邦銀行

三菱重工長崎は水田事件の頃から心なしか応援しているチームですが、中位のチームにしてはボール回しやテクニックも目を見張るシーンがありなかなかいいところを見せてくれました。先制点はピンポイントのクロスに少林サッカーばりのカンフーキックのようなボレーシュートで湧き上がりましたし(笑)

しかしながら、大隈NIFSも2点先行されて、さらには一人退場するという状況になりがらも一旦は同点に追いつくという健闘。特に同点ゴールとなるヘディングはベッカムが蹴ってクラウチが合わせたんじゃないかというくらいアーリークロスからのヘディングという見ごたえのある得点でした。一人少なくなってから動けるスペースが増えて運動量でカバーできる選手たちが生きたような気がします。11人での戦い方が整備されたらもっと上の順位に行けるかもしれませんね。重工の決勝点はディフェンスのクリアミスを拾ってミドルシュートを豪快に決めた平田でしたが、あのシュートも見事。ホンダロックの2点目といい、どこかのプロのチームに見せてあげたいくらいでした。

我らが日鐵とホンダロックの対戦は、日鐵に怪我人が多かったとは言え、試合として完敗を喫してしまいました。前半、風上に立って優位に攻めるホンダロックに対して全体として守備が耐える事ができませんでした。失点はミスからが多かったのですが、そのミスを誘うロックの前からのプレスと組織的な守り、そしてボールを持った時に失わない足元の技術。JFLでやってきたチームとの違いももちろんなのですが、開幕戦の頃よりも組織が充実していた点が目を見張りました。ボールに対するディフェンスラインの連動性は見事で、サイドの選手の中央への絞り方と全体でのシフトが印象的でした。

日鐵としてはプロのチームではないので簡単には行かないかもしれませんが、ベンチメンバーの充実とチームの若手の底上げは大事でしょうね。レギュラーメンバーに怪我人がでるととたんに戦いが苦しくなります。そんな中でも攻守において顔をだしていた古園"ヤスさん"と、若さとスピードと運動量で文字通り頑張った吉川"テッペイ"、慣れないセンターバックとして体を張っていた軸丸。そして、いつもだったらもっと早くに電池が切れるのに(←(笑))最後まで走り続けた二宮さん、1点返す元となった安藤さんのミドルもよかったし、そこにつめた三重野さんもベテランの味でした。至近距離のシュートもPKまでもとめた四辻もがんばりました。全社での結果も含めて、チームが万全だったらもっともっといい戦いができるのになという思いは選手たちにもあったはずです。だけど、今年1年間の彼らの戦いを見てきて、今日も最後まであきらめずに頑張っている姿を見れたのは応援してよかったなと思いました。

それも踏まえて。さて、今回も日鐵の試合を応援していたのですが、なぜかいつもにも増して日鐵を応援している人が多い。チームの関係者でも選手の関係者でもなさそう。自分のお友達に北九州サポが多くて「北九州の優勝のためにロックに勝ってくれ」というメールも届いていましたし、自分たちの前で北九州サポのお友達もみていました。そんなこんなで試合が終わってもてっきり北九州のみなさんかと思えば、後で聞いたらV.ファーレンのサポータの人たちも交じっていた模様です。

たとえ利害関係はあろうとも、何と我々にコーヒーを差し入れてくださったり、応援している時にチャントに合わせて手拍子をして頂いたりと、やはり応援に人数が増える事は日鐵の選手の励みにもなったでしょうから、それはそれでありがたい事でした。ホンダロックの大応援団に対して声と手拍子の力が増えたのはありがたいことですし。

ところがひとつだけ言いたいことが。
先に言っておきますがこれはあくまで私個人の意見ですので。

いろいろな人が集まれば、いろいろな応援の仕方がありますし、それはそれで個人の方向性の違いがあってもいいのかなとは思います。実際、鳥栖サポの中でも応援に対する思いの違いから多少のわだかまりがあったりすることも確かです。しかしながら彼らの向かうところはすべてサガン鳥栖というチームを愛しているというところが根本にあります。だからこそいろいろありながらもサガン鳥栖が勝つという大目標に向けて団結できるのです。

ところが、今回、日鐵を応援してくださっている方の中で、試合終了間際になって熱くなられたのか「走れ!」「攻めろ!」「動け!」「上がれ!」「シュートしろ!」との感情をぶつけて声を張り上げられる人がいらっしゃいました。


果たして、それはいったい誰のための声だったでしょうか。


彼は日鐵サッカーの何を知っていたのでしょうか。


日鐵の選手達の事情、彼らのいつもの戦術やプレー、そしてチーム総合力と現在のチーム状況を知っている人だったら決してそのような声を出せるサポーターはいないはずです。応援をしていながら試合に集中したくてもそこだけが非常に腑に落ちませんでした。日鐵を応援してくれるのは非常にありがたいことなのです。それは感謝しています。でも自分たちのチームの利益のためだけであのような声を上げる事には自分は賛同することができません。

これもまた、個人個人の意見と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、みなさまはどのように感じられるでしょうか。

さて、最後に、ヴォルカ鹿児島ですがやはりキング西!Kyuリーグ通算267ゴールを挙げた選手は偉大ですね。毎年、秋の風物詩となりつつあります最終節シリーズでの固め打ちでの得点王(←(笑))ですが、今年は西選手に決まりました。思えば、池元の7得点での大逆転得点王とか、西のダブルハットとか毎年何かしら事件が起きるのですが、今年も西選手の4ゴールが炸裂しましたね。日程的に下位チームである海邦銀行や七隈トンビーズと組まれていることに何かしらの予感は感じていたのですが(笑)それにしてもヴォルカの西に得点をとらせようとするチームワークは見事ですw

Kyuリーグは全日程を終えて、ニューウェーブ北九州が逆転優勝!ホンダロックが2位に入りましてこの2チームが地域リーグ決勝大会へと駒を進めました。思えば昨年はニューウェーブを抑えて地域リーグ決勝大会へ行ったのですが予選リーグで涙を飲んでから1年たったんだなと実に感慨深いです。この2チーム、特にニューウェーブ北九州は大きな目標も掲げておりますし是非とも頑張ってJFLへ行って欲しいですね。

 

Kyuリーグ最終節 集中開催 in 本城

2007年10月26日 12:56

明日と明後日でKyuリーグ恒例の集中開催にて最終節を迎えます。筆者も明日は新日鐵大分の応援に行ってきます!

最終節の日程はこちら → Kyuリーグ公式サイト

KyuリーグはJFL昇格へ向けて熾烈な上位争いが行われています。2位以内に入れば地域リーグ決勝大会出場への切符を手に入れることができます。現在の順位は...

1 ホンダロック 49

2  ニューウェーブ北九州 48

3 V.ファーレン長崎 47

となっておりますが、V.ファーレンは試合数を1試合多くこなしておりますので不利な状態です。V.ファーレンにとっては危機的状況でありまして、先日行われた全社(全国社会人サッカー選手権大会)の優勝枠での地域リーグ決勝大会を狙っておりましたが残念ながら準決勝敗退。

そんな状況の中、土曜日にホンダロックと対戦する新日鐵大分サポの私へ対して、ニューウェーブ北九州サポの二人からメールが。

A 「ニューウェーブ1位通過のためにもホンダロックに勝って!」

B 「故郷の長崎の2位のためにもホンダロックに勝って!」

主旨は異なりますが、とにかくホンダロックに勝ってくれとの事でした(笑)

 

新日鐵大分 VS V.ファーレン長崎 (大分市営陸上競技場)

2007年9月10日 17:36

2007 - 52 新日鐵大分 VS V.ファーレン長崎

新日鐵大分にとってはホーム最終戦となったわけですが、怪我人続出の上、累積警告によって3人が出場停止という緊急事態。特にエースフォワードの二人と守備の要であるセンターバックがいないという状態の中でスクランブル的な布陣を敷いてV.ファーレン長崎戦に臨みました。

試合としては、このようなメンバー構成の中、将来のJリーグ入りを目指している長崎相手によく戦ったと思います。試合開始当初こそ相手の個人技に翻弄される場面もありましたが、徐々に慣れてきてぎりぎりのところで耐えきる戦いを90分間続けきったと思います。長崎の先制点はカウンターからの飛鳥のミドルシュート、これもディフェンスは3人そろっていたので、彼のシュートの精度とスピードが勝った個人技によるゴールでした。このゴールは強いて言えば前半のロスタイムというのが勿体なかった。また、追加点はコーナーキックからの失点。押し込まれてはいたものの、この2失点のみでしたので結果に満足はしてないものの、失望するような戦いでもありませんでした。選手のみなさん、暑い中大変おつかれさまでした。

さて、この日の新日鐵の守り方としては本来のセンターバックがいないというのもあってか、相手のツートップに完全マンマークの二人をつけて一人を後方に余らせるという古典的な3バック。サイドの選手も下がってくることが多かったので守備に特化した5バックと言ってもよかったかもしれません。長崎が上を目指しているチームということを念頭に置くとちょっと気になったのは、このように相手の守り方が一辺倒であり、試合は圧倒的に支配しているものの得点をとることに苦労していた状況であるならば、たとえばフォワードの選手を3トップや1トップにして守備を混乱させる戦術変更をしたり、体格やスピードに差があったわけですから裏へのボールや高いボールを執拗に繰り返して相手のミスを誘うとか、戦い方に変化を持たせることを監督が指示してもよかったのかなとは思います。戦術的な幅を広げる事が1試合も落とせない戦いをやっていく中では大事になってくるはずです。

また、V.ファーレンは有光がエース的存在で試合にでておりましたが、彼の不振が非常に残念。アビスパに在籍していたころは切れ味鋭いドリブルと正確なシュートで入れ替え戦に出場するまでチームを押し上げたのですが、この日に見た有光は体も絞れておらず、持前のスピードとキレが半減していました。前半こそ、相手にひっかけられてPKを得ることができましたが、その後もそのPKに味をしめたのか接触したらダイブ気味に倒れることが多く、最終的にはイエローカードをもらってしまいました。審判の判定に異議を唱える向きもありますが、本来の彼ならば地域リーグレベルのディフェンスとのマッチアップであれば、ひっかけられることも体を当てられる事もなくドリブルで交わしてシュートまで持ち込める技量は十分に持っているはずです。彼がもっともっと精進してJリーグからの再引き抜きにあうくらいの体のキレを取り戻すことが、V.ファーレンをJFLに押し上げる原動力となるのではないでしょうか。

いまのKyuリーグの残り試合や対戦相手を考えると、V.ファーレンが2位以内に入って地域リーグ決勝大会にでるのは難しい状況となっております。そうなるとJFLに昇格するためには、全国社会人サッカー選手権大会で優勝して地域リーグ決勝大会への参加資格を得なければならないのですが、一昨年、優勝した時のような戦いができればいいですね。今年の全社の開催地は大分です。この日戦った大分の土地にて来月にはV.ファーレンの未来を決めると言っても過言ではないくらいの戦いが始まります。


 

ニューウェーブ北九州 VS 新日鐵大分 (本城陸上競技場)

2007年8月 8日 10:39
2007 - 41 ニューウェーブ北九州 VS 新日鐵大分

ひさしぶりに新日鐵大分の試合にでかけました。開幕戦以来の応援で、メインスタンドアウェー側で3人並び太鼓を抱えて応援してきました。すごく充実した応援でした。

試合ですが、前半は互いにカウンターを軸に攻撃をしかける展開で、新日鐵はサイドを基点にボールを大きく展開してワイドな攻撃。

対して北九州は小刻みなパスまわしのなか、トップの選手が簡単にさばくことによって新日鐵のプレスのかけどころをなくし、リズムがあるテンポよい攻撃。

地域リーグながらもミスが少なく、チームとしてある程度の完成が見られた試合でした。

常に日鐵がリードする展開で筆者たちは大いに沸いていたのですが、最後はホームの観客に後押しされた北九州が後半残り15分から2点奪って逆転勝ち。

試合前の雨でさらに蒸し暑くなったことから、プロではなく、日ごろは仕事をこなしている日鐵の選手の足が止まってしまうのが少し早くなってしまったのが残念でした。

北九州は昨年よりもチームとしてまとまりがあるし、何よりもゴールを決めた時、勝った時の一体感が素晴らしいと思います。

この試合の敗戦で地域リーグ決勝大会へ進める2位までに入る争いは上位3チームにしぼられたでしょうか。どこのチームも是非とも上のリーグを目指してガンバって欲しいです。

Kyuリーグ開幕 島原集中開催初日

2007年4月 1日 12:42
2007-15 Vファーレン長崎 VS 熊本教員蹴友団
2007-16 沖縄かりゆし VS 大隈NIFS
2007-17 新日鐵大分 VS 海邦銀行

Kyuリーグの開幕集中開催に行ってきました。

V ファーレンはまだ組織的に攻撃ができていないなという感じ。サイドで起点を作っても攻撃側2人対守備側2人~3人という攻防が多く、3人目、4人目の動きで崩そうという形になっていませんでした。ゴール前に人数が3人いたりするものの、アーリークロスが多くて得点に至るまではなりませんでした。それだけ、熊本教員蹴友団が人数をかけて守っていたというのもありますが。

FWが福嶋に変わって岩本がトップに入ったらボールが収まりだしました。いまは岩本がトップの方がいいかもですね。福嶋は一度ボランチの位置でボールをさばくようなプレイを去年か一昨年のロッソ時代に見ましたが、そういったプレイをさせてもおもしろいような。

沖縄かりゆしは、大隈に2点先攻される苦しい展開。最後は同点に追いついてPKで勝ったのですが、聞いた話によるとどうやら勝てると踏んで油断していたとか(苦笑)メンタル面って大事ですね。大隈の25番の選手はスピードがあっていい選手でした。

新日鐵と海邦銀行の試合は雨の中の試合となってややかわいそうな感じで、最後は地力の差を見せた形になってしまいました。全体のまとまりやスピード感は新日鐵に感じましたね。あと、試合中の声が良く出ていたのもこの両チームの試合でした。いや、海邦銀行の監督が一番声がでていたかも(笑)

今年も日本で一番熱い地域リーグでありますKyuリーグの開幕です!

ヴォルカ鹿児島 VS 新日鐵大分 (鴨池陸上競技場)

2006年8月 9日 12:53
Kyuリーグのヴォルカ鹿児島と新日鐵大分の試合を見るため、朝4時に起きて鹿児島まで行って参りました。

ヴォルカ鹿児島はこの試合に負けてしまうと地域リーグ決勝大会進出可能となる2位以内への望みがなくなってしまいます。

対して新日鐵大分はこの試合に負けてしまうと現在2位でありますが、最終戦は優勝したV・ファーレンとの試合を残しており、当面のライバルとなるニューウェーブ北九州は残り2戦が下位2チームであるので少し苦しい立場となってしまいます。

双方共に90分勝ちで勝ち点を伸ばしたい戦いの火蓋が落とされました。

試合のペースを握っていたのはヴォルカ鹿児島。なかなかペースが上がらない新日鐵を尻目に右サイドから攻撃を組み立ててクロスをガンガンと放ってきます。

しかしながら先制したのは新日鐵。軸丸選手(?)が絶妙の飛び出しでキーパーと1VS1を向かえたのですが、残念ながらキーパーのタイミングのよい飛び出しによってシュートミス。。。

...と思ったらなぜかPKゲット!!!(苦笑)

双方飛び出して来たときに交錯していたのですが、そのプレーでファールをとったみたいです。ラッキー。長木選手が右サイドに豪快に蹴りこんで新日鐵が先制しました。

試合が動き出すと双方共にさらにボール争いが激しくなりました。新日鐵は無理に攻めるようなことはなく、ボールを奪ったらとりあえず単純に前へとボールを動かします。ヴォルカの方も攻め急いでいるとまでは言いませんが、シュートまで早くいこうとしてクロスをあげるけど跳ね返されるって感じでなんとなく前半が終わりました。

後半に入ってもそのような形で進むのではないかと思った矢先、セットプレイのボールがファーサイドに行ってそこにいたのか!という形で西のヘディングが決まります。それにしてもこのヴォルカの西という選手はどうしてこんなに得点感覚に優れているのでしょうか。恐ろしいほどまでに素晴らしいポジショニングです。

さて、その後もヴォルカの猛攻が続きます。耐えに耐えようとしていた矢先に失点をくらってしまった新日鐵ですがなかなか足が前にでません。逆にヴォルカが度重なるコーナーキックで何度となく新日鐵ゴールを脅かします。

しかしながら勝負はあっけないほどに意外な形で得点が決まりました。ヴォルカのキーパーがボールをトラップして持っていたのですが、なぜかもたもたとして新日鐵のプレスに合います。慌てて蹴ったボールが新日鐵の選手の前へ。新日鐵の選手も焦ったのか、すぐに前にボールを出しますが、ヴォルカのディフェンスの方が先に触るような位置...と思ったら長木選手の素晴らしい一瞬の出足でボールを奪ってそのままニアに突き刺しました。

その後もヴォルカは監督でもある恒松選手がまさに古田監督よろしく

「交代、オレ」

と言わんばかりにFWで出場してきましたが、新日鐵の鮮やかなカウンターにあって長木選手のハットトリックとなるゴールが決まって万事休す。このゴールは素晴らしかったですよ。前目にでている間隙を縫って前へ飛び出すタイミングと同時にグラウンダーでのスルーパス。サガン鳥栖も勝っている時は新居をこのような形で使えると非常にいいですよね。まあ、攻めているときのリスクマネージメントの問題もあるのでしょうが。

そして試合は終了のホイッスルがなって新日鐵大分が大事な一戦をものにしました。

3人で応援していたのですが、大事な試合に勝った事もあったかもしれませんが、新日鐵の選手たちが非常に盛り上がって応援してたわれわれにも煽ってくれたりしたことがうれしかったですね。北九州戦と同じく、選手たちからtokiさんのコールも湧き上がりました。我々も長木選手のコールを何度も何度もやってしまいました。

応援するほうも、応援されるほうも盛り上がって、試合に勝利してお互いに健闘を称えあう。素晴らしい光景ですよね。ますます新日鐵大分の応援に力が入りそうな筆者でした。

がまだすリーグ 大分トリニータ VS サガン鳥栖 (+ 三菱重工長崎 VS 新日鐵大分)

2006年7月 4日 00:33
日曜日に島原で行われた、がまだすリーグのサガン鳥栖と大分トリニータの対戦を見に行って参りました。

まず観戦したのはその前に行われた新日鐵大分と三菱重工長崎の対決です。

筆者は新日鐵サポでありますtokiさんの影響を受けてKyuリーグでは新日鐵大分を応援しておりして、たまにtokiさんの応援に混ざらせてもらって一緒に応援する事があります。今回も日鐵を応援する事になったのですが、筆者が日鐵を見に行ける日程の時に限って相手は必ず三菱重工長崎。過去の観戦では2連勝でありまして、日鐵にとっては重工戦に筆者が来るとかなり縁起がいいはずです(笑)

さて、その試合ですが前日と当日の試合開始前に降り続けていた雨の影響もありまして、ピッチ状態があまりよくありませんでした。よって早いパス回しの攻防よりはどうしてもロングボールの方が多くなってしまってちょっと選手たちにとってはかわいそうな試合でしたね。

後半になってピッチ状況がやや回復してからは細かいつなぎもできてきました。筆者は横に、横につなぎながら前進していくシャンパンサッカーみたいな展開が大好きでして、新日鐵の攻撃にも重工の攻撃にもそういった展開が垣間見えたのはすごく楽しかったです。

日本の4部リーグとはいえレベルの高い選手は結構いました。足元も結構しっかりとしていますし、大きな展開も精度よく決まったりと決してアマチュアレベルのごちゃごちゃ泥んこサッカーでは決してないですね。


個人的にはスケールの大きい選手として日鐵の二宮選手。体格もありますし、ドリブルの迫力もあり、また左足からのフリーキックはもっと鍛えたらすごいことになりそうです。もうひとり、三菱重工の品川くん。品川君は小柄ですがスピードもありドリブル、キックも正確。重工が一度は同点と追いつくヘディングでのゴールを生み出したのも品川くんの左足での正確なクロスでした。あのクロスはまさにピンポイントすぎる。ヘディングが決まった瞬間にベンチに向かってガッツポーズしていましたね。この2人には今後も期待したいと思います。

ゴールもたくさん生まれまして直接フリーキックあり、オフサイドぎりぎりに飛び出した選手へのクロスからのヘディングあり、カウンターからのゴールもありと楽しませていただきました。

結果は3-2ということで新日鐵大分の勝利。また筆者は勝利の女神となってしまったわけです。...というか、日鐵がKyuリーグの中では強豪であるから見に行ったら勝つ可能性が高いだけですけどねw

そして次にサガン鳥栖と大分トリニータの試合。

鳥栖のメンバーのみ

__奈良崎__鈴木_____
蒲原___________小林
____衛藤___宮原_____
竹村_吉田_チョンフン_廣瀬
________浅井________

鳥栖はサテライト中心、大分もトップで出ている選手数名が入っていましたが半分くらいはサテライト。

大分は中盤でのボールさばきが的確かつ、スピードがありまして簡単にはたくパスが多かったので鳥栖は掴まえ所がありませんでした。常に縦、縦、というわけではなくて、縦、戻して横、戻して逆サイドという小気味良いパスが続いていたと思います。

前線にターゲット(ポストプレーヤー)がいるとそこをめがけて抑えればいいのですが、大分はそういった攻めをしてませんでしたから鳥栖としては難しかったと思います。もしも大分に高松が入っていたらそこを狙いどころとするという形にしてやりやすかったとは思いますけどね。ボールが取れるかどうかは別として (笑)中盤がドリブラータイプと攻撃的なボランチ二人ですからなかなか連携した守備をしろと言ってもきつかったかな。

大分が支配していたからといって全体がすごく前がかりだったかといえばそうでもなくて、中盤でパスまわしつつフィニッシュへ向かうときは前線の山崎や内村を走らせたりドリブルで勝負をさせたりといった感じだったので、鳥栖の両サイドであります竹村と廣瀬があがるスペースがなかなかできませんでした。

竹村と廣瀬のスペースというよりは、その前にいた蒲原と小林が勝負する形になれませんでしたね。ボールを持って一人交わしても大分の次の選手がカバーしていて「一人抜いてすぐクロス」「一人抜いてすぐシュート」という状況になれませんでした。そういった状況をつくらないと縦のスルーパスやロングボールのみでは苦しいですね。

宮原もまだまだ本調子ではないようでパスの行き先が自分の思ったところに行ってないような場面もありました。まあ、彼がラストパスを出せるようなパスコースもあまりありませんでしたけどね。鈴木や奈良崎が引いてきたところに蒲原や小林が飛び出すという形や、蒲原や小林が中に入ってきてもらおうとして相手をひきつけて空いたサイドに竹村と廣瀬が飛び出すという形にならないと宮原の本領は発揮できないでしょう。足元でもらいたがる人が多かったので宮原は守備が軽い以上はボランチとしてはこのメンバーでは御役御免といった感じでしょうか。

鳥栖のFWは鈴木と奈良崎がどうしても柴小屋、福本に対して分が悪くてボールが前線に収まらず、なかなかチャンスを作り出すことができませんでしたね。奈良崎は後半に日高に変わってしまいました。

圧倒的に中盤をおさえられながらも浅井の好セーブでしのいでいたのですが、チョンフンがドリブルを仕掛けてきた(というよりはフィフティフィフティ気味のボールだったかな?)相手に対してスライディングをかましたのですが、それをあっさりと交わされて万事休す。内村に豪快に決められて先制点を喫しました。

こういうシーンをみると前セレッソの小林監督の教えであります

「スライディングタックルは最後の手段」

という言葉が再び思い出されますね。スライディングが交わされてしまったならばそれは守備の放棄を表しているので覚悟して飛び込みなさいと。なんかこの言葉、よくこのBlogで出てきますが、ええ、好きなんです(笑)

後半に飛鳥がでてきましたが、左サイドからキックフェイントで右足に持ち替えていいクロスをあげていました。彼が帰ってきたら精度のいいクロスがあがって最近なかなか見られない深い位置からのクロスをヘディングで決めるというシーンが見られるかもしれませんね。

DFに練習生が参加していて後半から入ったのですが、特に目立った様子はなく...いや、目立ってたか。彼がPKを謙譲したのだった(苦笑) 

あとは衛藤が復調気配だったのがよかったかな。ボランチの位置から鋭いパスカットも見せていましたし、今後が楽しみです。ボランチでそのままトップでも起用して欲しいかなといったところ。

あと、大分では河原が後半からでてきました。ちょうどワールドカップのスイスVS韓国のような副審がフラッグをあげながらもオフサイドの位置ではなかった日高がパスを受けてゴールを決めて主審はそのままゴールを認めるというシーンがありました。河原は油断していたのかもしれませんが、横の動きの弱さがまだ解消されていないみたいですね。確かニアを抜かれたと思いますし。

そんな河原も試合が終わってからうちらの河原コールに応えてくれたのはうれしかったですv

あと、応援が終わって返る頃に松本監督から

「ありがとうございましたぁ」

ってわざわざベンチから声をかけてもらったのもうれしかったですね^^

Kyuリーグ最終戦観戦 第3試合 新日鐵大分 VS 三菱重工長崎

2005年10月 5日 15:53
3試合目は新日鐵大分 VS 三菱重工長崎
さて、そのロッソの優勝でピッチでは胴上げなんか行われて興奮が冷めやまぬ頃、筆者とtokiさんはメインスタンドの新日鐵側に移動してスタンドの一番上の広くなっている部分に陣取りました。
まだざわついているスタンド。ピッチ内には歓喜の選手達。そんな中、新日鐵の試合前のサポートソングである『いざ起て戦人よ』を歌うtokiさんの声が響き渡ります。。
一瞬にして静寂になるスタンド、何が起きたのかと見上げる人、人、人。
筆者はこの歌だけは知らなかったので隣で待機。歌が終わった後に筆者とtokiさんがともに

「新日鐵!ドドン 新日鐵!ドドン」

とコールを行うとスタンドの皆様も何が起きたか理解した模様でした。試合後の喧騒も落ち着いてきて、ピッチも両チームの選手達が入場して試合開始です。

新日鐵のサポートコールは主に川崎フロンターレのを用いております。そこに鳥栖のゴールゴールコールなんかを少しエッセンスとして加えたり。
新日鐵がゴールを決めたときのコールは

「新日鐵大分のゴ~~~~~ル~~~~~でしたっ!」

このコールのメロディは何やら大分の地方番組の天気予報(?)かなんかの提供CMを使用したとの事。これこそまさに地元密着ですよね(笑)
すぐ上に屋根があったので2人でコールしていた割には声は結構響いていたと思います。

試合は前半を終わって3-0で新日鐵がリード。三菱重工長崎には品川君というスピードがあって決定力もあるFWが入っていますので予断を許しませんが勝利はほぼ確実かなというまったり感がありました。

ハーフタイムになって、後ろの方で腰掛けていますと何やら女性が5人程うちらがいるスペースへ向かって階段を上がってきました。何か迷惑でもかけたかな?と思うと

女性 「いい声してますね!!いつも新日鐵応援しているんですか?」

予想外の話し掛けにかなりびっくりしました。tokiさんは口下手でシャイなんでここは広報部長でもあります筆者の出番です(笑)

筆者 「ありがとうございます^^ 私はたまに応援に来ているくらいで、こちらにいるtokiさんは根っからの新日鐵サポなんですよ」

女性 「2人で応援されているのにすごく声も通るし、すごいなと思って。だってバックスタンドまで聞こえたんですよ!声もいい声ですし。」

するとtokiさんがおもむろに口を開きました

toki 「ということは、ピッチの選手まで声が聞こえているって事ですよね。よかった。よかった。」

確かにスタンドの上の方にいたので試合前に選手まで声が通るかな?と二人で心配していましたが、選手に声が聞こえていることが確認できると満面の笑みのtokiさん。女性が来て浮ついている筆者と違ってこの人はホントのサポだと思いましたよ(笑)

話は続きました。

女性 「ところでさっきの試合前に歌っていたのはなんていう曲なんですか?」

曲名を知らなかったのでtokiさんに確認して広報部長がご報告w

筆者 「『いざ起て戦人よ』という曲で、新日鐵大分のサポートソングとして使っているんですよ。」

女性 「その曲が特にすごくよかったですね!いい声しているなぁと思って。声が響き渡ってましたよ!」

オレその曲歌ってないじゃんwwwww

でもホントにtokiさんのサポートコールの美声は聞く価値ありますよ。
その後にうちらが鳥栖サポであることを説明すると去年まで鳥栖を応援していた方で今年から故郷熊本のロッソを応援していた方もいらっしゃって話も盛り上がりました。

後半が開始しても

女性 「ここにいて一緒に応援してもいいですか?」

と言ってくださって一緒に拍手で新日鐵大分を応援して下さるとの事。

筆者 「全然OKです!」

と言って、女性陣たちが拍手をしてくれる中、一緒に新日鐵大分を応援しました。私とtokiさんもあわせて総勢で10名くらいはいたでしょうか。新日鐵大分史上で一番多いサポだなんてtokiさんと2人で笑っていました。するとtokiさんが

toki 「せっかくだからメドレー的に全部やりましょうか」

筆者 「OKです!」

何てサービス精神旺盛なtokiさん。tokiさんも女性の前では普通の男性でした(笑)

その後も新日鐵が得点を重ね、tokiさんは試合の勝利を確信したのか、後は長木選手がハットトリックを決めてくれたら得点王争いで2位タイになるからとそっちの方を気にしていらっしゃいました。長木のサポートソングは何回歌ったかいな。最後は終了間際にトラップミスがそのままゴールに入ってしまって(←笑)ハットトリック。ぎりぎりで得点王争いで2位に!
...と思いきや、同じ時間くらいにKKウイング補助競技場試合で行われていたNW北九州の池元選手が7点を取って逆転で得点王。長木は3位タイでした。池元選手の2試合で10点ってほぼ反則ですよねw

ニューウェーブが最終戦で14-2で勝つという試合をしていて思い出すのは監督...
先ほどの鳥栖サポの女性が

鳥栖サポの女性 「すごい点差で勝ってますね。監督ってそんなによかったですか?」

筆者 「だって...あの監督ですよ...」

鳥栖サポの女性 「ですよね...あの監督ですよね...」

筆者 「ニューウェーブでははまっているんですかね...」

鳥栖サポの女性 「うちにいるときは3勝しかできなかったんですけどね...」

という微妙な会話のおまけ付きでした。

ところで三菱重工長崎も1点返しました。品川君のスピードのあるドリブル突破から角度のないところを左足でのゴールでした。以前、三菱重工長崎の監督さんとお話したときに水田が引き抜かれた後に品川くんの引き抜きが怖いと言っていたのが分かるくらいよかったです。

そんなこんなで6-1で新日鐵大分の圧勝。ロッソサポの方にも新日鐵を応援しているtokiさんをアピールできましたし、3試合見ることができて充実した1日でした。
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