Jリーグ 支配下選手登録に対する試合出場者数の割合

2007年11月 2日 09:47

さて、今期は怪我人も多く、レギュラーと呼べる選手もスタメンが試合ととも変わりなかなか固定できなかったサガン鳥栖。栗山と副島以外は全員試合にでたんじゃないの?って思いながら登録選手に対する出場の割合なんぞだしてみようと思い立ち、せっかくなんでJリーグ全部やっちゃえ!!という勢いで調べた結果が → データ画像の表示

途中契約や契約解除された選手とかの情報がもろもろ完璧ではないので、100%のデータではないことをご了承願いたく。青で塗られているマスはリーグの平均値を超えているチームです。

さて、やっぱりと言っていいべきか出場選手の割合はJ1、J2ともに上位チームになるほどに低い!強いチームには間違いなくレギュラーという選手が存在していてレギュラーが固定されているということは勝っているという証でもあります。勝っている時にチームや選手をいじる監督は少ないでしょうからね。

さて、ここでひとつ面白いデータが。J1は下位チームが出場割合が高いですが、J2は中位チームに出場割合が高いです。これは筆者的に分析すると、下位チームに関しては、J1は降格があるので絶対に下位から脱出しなければならないのであの手この手を打たなければならないが、、J2は降格がないので、レギュラーを固定するなり、若手を長期間起用することでチームとしての成熟や底上げを図っているのではないかと。

昇格・降格を考えると、J2の中位チームは昇格しなければならないので、あの手この手を打ってでも上へあがろうとするのが見て取れます。J1中位の川崎と千葉に関しては、川崎はアジアチャンピオンシップがありましたし(またもやアホなスタメン問題とかありましたし)、千葉はいまでこそ連勝で中位ですが、チーム状態は一時期どん底でしたからね。

そう考えると浦和レッズの数値は見事としか言いようがないですね。

また、出場選手割合は札幌とG大阪が60%代ですが、なんとヴィッセル神戸も60%代なんです。
...と思いきや、ただ単に支配下登録選手が多いだけでした。さすが楽天マネー。試合出場選手に関してはリーグの平均をしっかりと超えてらっしゃいますw

そんななか、鳥栖は出場割合で堂々とJ2で2位栄冠を獲得しました!(笑)
レギュラーメンバーが固定されない状態を如実に現わしていますね。うーん、いかんともしがたい。開幕戦でスタメンだった選手のうち、ホントのレギュラーと呼ばれるのは高地くらいでしょうか。レギュラーとまで言えなくても、次点で赤星と鐵戸くらいかな。

支配下登録選手に関してはJ1もJ2もあまり人数的には変わりがありませんでした。 

九州J3チームの経営指標

2007年9月28日 16:51

先日、Jリーグの経営情報が開示されました。昨年より(一昨年度の決算情報より)公開されているもので、サポーターがチームの経営を知ることでより一層チームに携わることができるようになりました。早速ですが、営業収入について昨年との対比表を作成したのでご覧ください。右側の%は営業収入全体における割合です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは福岡。福岡はJ1に昇格しておりますので収入自体が増えるのは当然でしょう。しかしながら経常利益は赤字をだしております。やはり一番大きな要因は7億7800万円が人件費として使われたことでしょう。(前年度人件費は未公開)シーズン途中での監督交代や緊急補強が赤字の原因を生んでおります。

チームの成績が安定しないことが経営面まで影響するという典型的な例を示していますね。今年のJ1の人件費に関しては横浜FCがシーズン途中で一番動いているかもしれません。甲府は降格の危機に面しておりますが人的な補強や監督交代は行っておりません。J1に残ること、チームの経営を維持すること。秤にかけると難しいですが、ここが経営者の見せ所なのでしょうね。

さて、鳥栖ですが2006年度も赤字に終わりました。しかしながら、営業収入は増えております。特に広告収入の伸びは顕著でありまして、スタジアムのピッチ看板が試合ごとに増えていった光景は昨年度よく見られました。反面、入場料の伸び悩みが気になります。特に全収入割合において35%あったのが昨年は21%になってしまいました。景気によって左右される広告収入に頼らないためにも入場料収入を増やしたい所ですが、今年も観客動員が目に見えて増えているわけではありませんし、厳しいですね。ただ、無料招待という形での観客割合は今年は減っているはずですのでその辺りがポイントでしょうね。

また、人件費は2億5000万円から3億7000万円に増えております。この辺りが顕著と言いましょうか、J2は経営規模の順番で順位がほぼ決まるという事を言った方もいますが、まさに言いえて妙ですね。ただ、J2全体でみると鳥栖の人件費にかけたお金は9位であり、昨年の鳥栖は4位へと大躍進しております。これも一重に指導者のおかげという事が身にしみてわかります。松本-岸野ラインは鳥栖の宝と言ってもいいですよね。

今年のシーズン初めに筆者が願ったことはチームとして黒字に終わることです。チームを失わないためにもなんとしても経営がいい方向へ向くことを願います。このエントリーの時の言葉を繰り返しますが、昇格も大事ですがチーム経営が順風になるのも大事です。

さて、大分ですが、広告料収入も入場料収入も増加傾向にあります。ただ、入場料収入の増加に関しましては、マルハンが広告料ではなくて年間シートを買うことによって大分をサポートするという話題があがっておりました。実際の観客数というのは微増であるのかなとも思います。

いずれにしましても九州のJリーグはすべてのチームが赤字を抱えております。利益が上がらないということは、常に経営の危機が背後にあるというわけでありまして、サポーターも費用対効果というものをもっと考えなければならないのかもしれません。

もちろん、経営面を考えてチームが負けてもやむなしという気持ちを持つわけではありませんが、無理をして昇格、残留をしても長い目で見るとチームとしては危機に陥る可能性があるということです。それは経営面のみならず、無理をすることによって育成等のチーム形成においても同じ事が言えます。そのためには毎年安定した入場料収入を確保することが大事ですが、地域密着、そして地域での知名度、これらはまだまだ九州のチームにとっては永遠の課題のままですね。ただ、来年はロッソ熊本がおそらくJリーグに加盟するでしょうからJ2チームでしたら入場料としてもこれまでより効果が期待できますね。

九州のJリーグチームが健全な経営で100年構想の中心を担ってほしいですね。

ボールボーイについて思うこと

2007年7月11日 10:50
マルチボールシステムで運営されるようになった現在のサッカーを陰ながら支えているのは間違いなくボールボーイ(ボールガール)でしょう。彼らが試合中に常に待機して遠くへ蹴りだされたボールを取りに行ったり、ピッチの中へボールを配給してくれるからこそ余計なロスタイムを取らずにサッカーの試合を楽しむことができます。ボールボーイはスタジアムによって年齢も性別も様々。中学生や高校生が担当したり、そのクラブのユースやジュニアユースの選手が担当したり、果てはプロサッカー選手である方たち(福岡Jアンクラス等)が担当していたりもします。

ところでこのボールボーイを担当している方たちはどのような教育を受けてからスタジアムで実際に作業を行っているのでしょうか。

鳥栖スタジアムや博多の森球技場、九州石油ドームはもちろん、他のJリーグのホームスタジアムやはたまたJFL、Kyuリーグなどさまざまなスタジアムでサッカーを見てきたのですが、ボールボーイの作業によって試合に影響がでることが多少なりともあると思うのです。ボールが外にでるとすぐにボールを取りに来た選手に配給する素晴らしい動きを見せるスタジアムもあれば、ボールがでた事すら気づかずに選手に呼ばれてからボールを渡す(ひどいときにはそれからボールを探す)スタジアムもあったり。

我々観客としては、サッカーの試合を観戦しに来ているのですから、試合自体はできるだけ円滑に進んだ方が見ていても気持ちがいいものですし、選手たちのフラストレーションを溜めないためにもそうして欲しいと思います。早く試合を進めたいのにボールボーイの怠慢のせいで試合が円滑にできないというのを見ると残念な気持ちがします。

ホームチームが勝っていてボールが外にでたときに(不可抗力な場合でも)相手チームになかなかボールを渡さなかったボールボーイに対して、時間稼ぎの意味なんでしょうが「Good Job!」っていう方もいらっしゃいますが、筆者的にはまったくそうは思いません。やはり、目の前のサッカーの試合が円滑に進んでからこそのボールボーイであると思うのです。

もしかしたら彼らの中には嫌々ながらやっている方たちがいるのかもしれません。ましてや小学生にそういった作業を担当させるのは簡単なことではないでしょう。しかしながらプロスポーツの興行を担っているという気持ちをどこか心の隅には持っておいて欲しいなというのは思います。そういった気持ちを持てない方にボールボーイをまかせるのも興行主としては考えて欲しいなという所です。

無論、無償で作業を担当していただいているボールボーイに対する感謝の気持ちは持っていますのでこのエントリーの意味を誤解されなきようお願いいたします。

ベストメンバー問題

2007年4月 4日 12:34
こんな記事が掲載されていました。

この規定ができたときは確か福岡が降格の危機を迎えていて、主力メンバーを休ませるためにナビスコカップで主力メンバーの入れ替えを行ったところ、Jリーグからお叱りが届いたのがきっかけだったのを記憶しております。

今回の柏のメンバー入れ替えが同じ状況かと言われれば決してそうではないのですが、メンバーを入れ替えるという行為そのものだけを捕らえると福岡の場合とまったく変わりはないのではと思います。

そして、こういったメンバー入れ替えの行為は発生して然るべきだと思います。1年間トータルで考えたとき、大会も様々行われる中、チームとしての重みをどこにおくかはそれぞれのチームの方針です。極端かもしれませんが、もしかしたら世界を狙うに当たってアジアチャンピオンシップにすべての力を注ぎ、Jリーグはサブメンバーで戦うようなチームだって発生するかもしれません。

ただ、この記事が正確かどうかは定かではありませんが、チーム作りの段階であるから云々というのは何となく理解できますが、

「ホームで負けようとするチームはないでしょ」

というのも理由のひとつであれば何ともお粗末な回答かと。
当時の福岡だってメンバーを落とすことはやむを得ないにしても、負けようとしていたわけじゃあるまいし。控えメンバーの気合が入るのはどこだって一緒でしょう。

ベストメンバーであることを提起した元々の議論とそこで出来たルールが形骸化してきてはないでしょうか。

Jリーグ開幕

2007年3月 2日 13:06
 
今年も開幕の季節がやってきました。

また1年間、熱い戦いに一喜一憂できると思うと胸が躍ります。
...いや、鳥栖の場合は一喜三憂くらいでしょうか(笑)

見にこられるお客様が勝っても負けても楽しめるような試合、そんな戦いを暖かく応援できればと思います。

毎年の事ですが、何が何でも昇格という事は要求しません。昇格のためにチーム方針を変える様な事は望みません。

現時点での最高のパフォーマンスを目指して、最高の気持ちの入った戦いを演じた上での結果が昇格であればそれが最高です。

まずは、開幕戦での1勝。これを目指して"全力"で頑張って欲しいと思います!

...でも明日は一足お先に大分に行ってきます(笑)

Jリーグ加盟条件(成績面)がJFL4位以内に

2007年2月21日 23:26
昨年までは環境面が整った上で、成績はJFL2位以内というのが条件でした。
Jリーグへの加盟にはいわゆる"門番"といわれているJ加盟への意思がないJFLチームに勝たなければいけませんでした。

HONDA、佐川急便東京、YKKAPなど強豪ひしめくチームが多い中で勝ち抜くのは至難と言っても過言ではありません。昨年のロッソ熊本が5位でしたから、数字上は昇格はできなかったのですが、4位までが昇格可能という条件だったらモチベーション的にももしかしたら変わっているかもしれませんね。4位は十分狙えたと思いますし。

成績面でのJ加盟の枠を増やしたことによってJリーグ自体がJ2のチームを増やしたいという意思が分かります。その件に関しては、以前当Blogでも取り上げましたが、Jリーグから発行されているレポートにも記載されていました。

ただ、草津が特例でJFL3位で昇格しても成績という意味では苦しんでいます。今回はJへの裾野が広がりましたが加盟しても更に厳しい戦いが待っているかもしれません。チーム数を増やすことはJの発展に大きく寄与するとは思うのですが、その反面、経営面の安定や試合や選手の質の向上も大きく考えなければいけないところです。

Jリーグ将来構想委員会 第一回報告「J2リーグの将来像」

2006年4月 4日 01:52
Jリーグ将来構想委員会 第一回報告「J2リーグの将来像」

将来のJ2リーグの構想の報告書がJリーグサイトのトップページにPDFファイルでアップされております。一通り読んだ中で目に付いた点を列記します。

・ J2リーグは将来22クラブ以上。まずは2010年に18クラブ以上(2008年16クラブ以上)
・ J2リーグ加盟において法人として満たすべき条件を明確に示す。
・ Jリーグは2005年シーズンに関西および九州地区における観客増のため両地域のJクラブに地元メディアとの協力方法を助言し、大きな成果を納めた。
・ J2クラブ数が15~18クラブのいわば発展途上の時期は、3回戦リーグ形式をとることを提案する
・ ヨーロッパではトップリーグの下のリーグの方がチーム数が多い。

まずクラブ数。22クラブという明確な数値はいいのですが、この報告書の中で以前ちらっと話があがったJ3リーグについての記述はありませんでした。J2リーグは将来的には22クラブ以上という表現に留めている状態で、2010年までにJ2に18クラブの参加が行われるかということも現状ではただの目標となっております。ただの指針ですので、具体的に可能性のあるチーム名を挙げるような事もありませんでした。これから10年間くらいはJ3リーグが出来ることはないかもしれませんね。

次に法人として満たすべき条件を明確にすると書いておりましたが、その資料3に目を通すとそこまで詳細には書かれておりません。逆にこれまでこの程度の条件ですらなかったのかという感じです。一番気になったのは以下の表記。

・ 常勤役員1名以上。常勤のGM。常勤スタッフは3名以上で財務、事業、広報、運営および強化等の職務を果たす事。

人伝えに聞いたので、もしかしたらこの情報が定かではないかもしれませんが、昨年から経営を始めたサガンドリームスの井川社長がJリーグから聞いていた人数で運営を始めたらとてもじゃないけど人数が足りなかった。だから昨年急遽あの時期に社員の応募を行ったという事を聞きました。

Jリーグが上げている最低のスタッフ数というのはどのような運営を想定して挙げられたものなんでしょうかね。これってWindowsXPの動作スペック PentiumⅡ300Mhz以上 メモリ64M以上みたいなもんですね。こんなスペックでまともに動くわけがないという。そして動作が重いからまともの動くためにはどうしたらいいのかをサポートに聞いたらメモリのスペックをあげてくださいってなんじゃそりゃみたいな(笑)

参考資料として収入モデルやユニフォームスポンサーの金額モデル、入場料収入の試算例が出されておりました。こういったのも大事かもしれませんが、運営において大事なのは固定費の部分を如何に抑えるかという部分もあるので、クラブ運営に従事しているスタッフの各クラブの平均人数なんかも出して欲しかったですね。常勤役員1名、常勤GM1名、常勤スタッフ3名でやっているところが果たしてどのくらいのチーム数あるのか。実例を出して欲しかったところです。親会社からの転籍や出向で来ているパターンもありますので、スタッフ数をどのような形式で集計するのかは難しいかもしれませんけどね。

次に2005シーズンは関西と九州がメディアとの協力体制を強化したとの事。だからメディアの力でJ1もJ2も関西のクラブが優勝したんですね(笑)これは冗談としても、メディアでの露出でより多くの観客がが集まれば運営面においても、選手のプレー面においてもいい方向にでる事は確かですね。どこかの九州のJ2クラブのように観客が多くなると緊張してしまうのか負けが込んでしまうチームもありますが。
サガテレビやFM佐賀での露出が多くなったのもサガンドリームスの力だけではなくて、親方であるJリーグの協力もあってのことだったのでしょうか。

次にクラブが増えた時の試合数ですね。JリーグとしてはJ2が15~18クラブのときに2回戦制にしてしまうと、ホームゲームが少なくなって営業機会の損失と考えているみたいです。だから中途半端でも3回戦でやろうと。試合数については以下のように考えているみたいです。

13チーム(4回戦制) 年間48試合
14チーム(4回戦制) 年間52試合
15チーム(3回戦制) 年間42試合
16チーム(3回戦制) 年間46試合
17チーム(3回戦制) 年間48試合
18チーム(3回戦制) 年間51試合
19チーム(2回戦制) 年間36試合
20チーム(2回戦制) 年間38試合
21チーム(2回戦制) 年間40試合
22チーム(2回戦制) 年間42試合

営業機会の損失といえば、もしも前年度に18チームで年間51試合あった次の年が19チームで38試合になったらホームゲームは7.5試合減るわけですよね。これはかなり大きいですね。予算の立て方が難しくなりそうです。

最後にヨーロッパの二部リーグです。形態としてはこのように裾野が広がるピラミッド形の方がいいのでしょうね。日本はトップリーグのチーム数の方がJ2よりも多くなっておりますが。二部リーグのクラブ数が多いと、言葉は悪いですがトップリーグで通用せずに一度挫折した人間の受け皿にもなりますし、もちろん若い可能性のある選手たちの育成の場にもなる。将来的に日本がワールドカップで常時活躍できるようになるためにまずやらないといけないことはトップチームの強化ではなく、底辺を充実させる事の方が重要なのかもしれませんね。

Jリーグアンフェアなプレーに対する反則金

2005年12月21日 00:14
2005年度のJリーグアンフェアなプレーに対する反則金が発表されました。

特筆すべきはJ1昇格した3チームがいずれも反則金0円で上位3つから並んでいること。特に福岡はレッドカードによる退場は今期はありませんでした。フェアプレイで勝ち上がっていくことはホントに素晴らしいことだと思います。特に柱谷監督は常日頃からフェアプレイというのを口酸っぱく言われておりますのでまずまず満足されているのではないでしょうか。福岡も一時期ついていたダーティなイメージからは完全に脱却できたと思います。

イエローカードが多いと言うことは、危険なプレイを冒してでも止めなければいけない状況があったり、審判に不満があって感情を抑え切れない状況があったりとチームとしてもいい方向へ進んでいない場合の方が多いですよね。どうしても相手の突破を抑えなければいけない状況でやむをえなくファールをしてのイエローカードというのはあるかもしれませんが、とにかく無駄なカードを無くすのはチームの方針としても必要な事だと思います。出場停止に絡んだりもしますからね。

さてさて我らがサガン鳥栖はわずかな差で罰金を頂いてしまったわけなのですが、審判に意義を申し立ててのカードがホントもったいないですね。自分を抑えることも大事ですし、回りもその選手を落ち着かせる事が大事でしょう。

まあ、審判に当たり外れがあるのは否めませんが、激しい口調で異論反論を言ってジャッジが変わった試しはありません。副審への確認を要求するというような正当なアピールは必要でしょうが少なくとも暴言はみっともないからやめて欲しいですよね。言いたい気持ちは重々承知しておりますが自分を律する事ができないとプレーにも影響がでますから。

2005年度入れ替え戦第2戦 柏 VS 甲府

2005年12月11日 00:32
柏にとっては3点目が非常に痛かったですね...。

バレーの6点は勝たないと明日がない柏にとっては前がかりになるし、永田の退場で一人少ないしやむをえないのでしょう。それより何よりそこに至るまでのプロセスが...でしたからね。あの試合に関しては通常の状態でのサッカーではないですから、戦術云々、相手の分析ではなくて1年間戦ってきたリーグでのサッカーをどこまでやることができるかという集大成だったですからね。柏はチームのために走る動きがなかった。甲府はチームのために走る動きができた。

後半からでてきた宇野沢はスペースに入ったり、ドリブルをしかけたりと非常にいい選手でした。矢野も交代させられましたがドリブルによるチャレンジをみせていました。彼らのチャレンジに対して、彼らをフォローする動きがないのが問題でしょう。簡単にFWを変えたからといって得点が取れるとは思いません。個人技としてのサッカーしかできない状況であるならば、フランサはレギュラーとして出れないレベルの選手である以上、あの状況ででてきても何も仕事はできないですよね。ましてや柏レイソルの危機という状況で柏レイソルというチームに思い入れのない選手を起用するのは非常に問題だと思います。

勢いの差を感じたのは前半25分、杉山が横パスをカットしてドリブルで上がっていったときに甲府はゴール前に4人が突進してきてクロスに飛び込んでいきました。対して柏は前半32分にクレーベルが右サイドでボールを受けたときにそこをフォローに回る選手がまったくいませんでした。彼のDFとの1対1の勝負にまかせっきりで1対1に勝たせるために何をしたらいいのかいう動きがなく、漠然とゴール前でボールを待っているだけでした。

みなさんも感じたでしょうけど、土屋の最後まであきらめない動きと、失点のときの呆然とした表情は忘れられません。

また、6失点はしたのですが、南はいいキーパーだということを再確認しました。彼がいなかったら10失点はしていたと思います。ポジショニングと反射神経で何点防いだことか。1対1の勝負になったり、ミドルレンジで相手をフリーにする事が多かったのですが決定的なピンチを防ぐ動きも多かったですからね。失点に関してはディフェンス陣があまりにもふがいないので...もしも柏に残るならば鳥栖の前に敢然と立ちはだかりそうです。

柏はこれから主力選手の放出が待ち構えているでしょう。新しいフロント(←責任を取るでしょうから)は監督人事が最初の大きな仕事です。ここの人選を誤ると初年度は福岡のようにJ2地獄にはまってしまう可能性ですらあると思います。長い戦いですので個人の能力だけに頼っていては決して勝てません。来年は鳥栖も対戦することになるのですが、選手個人の能力は柏の若手の方が圧倒的に高いので、組織さえ確立されたら非常に怖い存在ですね。

そしてヴァンフォーレ甲府、昇格おめでとうございます。
甲府は上にあがったら厳しい戦いが待っているかもしれませんが、年間を通して昨日のパフォーマンスを見せたら十分戦える事は可能だと思います。予算的には厳しいかもしれませんが是非とも残留できるように頑張って欲しいですね。

経営的に問題を抱えたチーム、低迷期を味わったチームとしては鳥栖と共通するところは多々あると思います。彼らにできて我らに出来ることはないという思いを胸に秘めてサガンドリームス、そしてサガン鳥栖の選手は来年に向けてスタートを切って欲しいですね。

2005年度入れ替え戦 甲府 VS 柏

2005年12月 8日 00:34
入れ替え戦の初戦は甲府が2-1で柏を下しました。

試合の入り方から方向性がある程度決まったような感じでしたね。チャレンジャーである甲府が積極果敢に動いてそれを柏が受けるという戦い方でスタートしました。セカンドボールの拾い方を見てもわかるように甲府の方が運動量も多く、そしてスペースを使った走りもバレー、倉貫、藤田と柏のそれを上まっていました。

しかしながら、先制点は柏。アライールがあっさりとレイナウドをフリーにしてしまい、精度のいい大野のフリーキックからヘッドでゴールをあげます。J2レベルではあのキックを放つ選手はなかなかいないので甲府もいけいけのスタートから一転ちょっと身がひきしまったのでは。この試合では大野のセットプレイの精度がよかったですね。ゴール前のフリーキックでレイナウドが蹴ったシーンがありましたが、あれも大野に蹴って欲しかったですね。

1点取られても気落ちせずに甲府は攻め立てます。特にバレーは自らのドリブル突破からのシュートでチャンスを多く作りますが、柏も体を張ったディフェンスで何とか食い止めます。長谷川がうまく落としたボールに合わせた山本のフリーのシュートを南が止めたときは、このまま決定的シーンを南がセーブして柏が守りきるのでは?と思ったのですが、そんな事はまったくありませんでしたね。

前半25分、アライールがスローインを受けてファーサイドにいたバレーへ長いボールを入れます。ここの状況はどうだったのでしょうか?現地で見ていないので分かりませんが、あの長いボールに対してオフサイドを取るようなことは出来なかったんですかね。ディフェンスラインがずるずる下がっていたような気がします。ゴール前のファーサイドまでボールがあがったときにしっかりとつめている倉貫と長谷川の対応も素晴らしいですね。

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追記
偶然甲府の同点弾のシーンを見直す事ができました。あれだったらオフサイドは取れませんね。すみませんでした。
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後半の甲府の得点も圧巻でした。これでもか、これでもかとシュートを打ちつづけてセカンドボールを拾ってボールを前へ前へと送ります。最後は決めたくてしょうがなかったであろうバレーが思いっきりシュートを打ち込みました。バレーは藤田にパスをしてたら1点はいってなのに!っていうような場面でも自らシュートを打ちつづけていましたからね。ストライカーとしての本能がそうさせたのでしょうが、大事な試合での一発はうれしい限りでしょう。

そこから柏が目を覚ましたのか、はたまた甲府が体力的にやや陰りが見えてペースアップできなくなったのか。柏の攻勢が後半終了間際に始まりますが、停電というアクシデントもあってそのままタイムアップ。

甲府の方から行くと、大事な試合なのでしょうがないかもしれませんが、少し展開に焦りがあったような気がします。早く前へボールを出したいという一心があったのかもしれませんが、後半リードしてからは特に長いボールの精度に欠きました。展開を抑えるところと、スピードを上げて攻めるところを、奈須あたりがもう少しコントロールできたらよかったのでしょうが、こういう一戦だけにやむをえないのでしょうか。大木監督はいつもどおりとおっしゃってましたけどね。この試合はあと1点欲しかったですね。柏が攻めに来ていただけにカウンターで取れるチャンスは十分にあったと思います。しかし、柏も土屋が上がったとき以外はセンターバックはしっかりと残っていましたからね。なかなか難しいか。

一方の柏ですが、個人そのもののパスやドリブルに関しては甲府を上まっているのを感じました。局面でのスルーパスやドリブル突破そしてシュートチャンスへ運ぶ動き。フリーでシュートを放つチャンスもありましたし、センターバックの最後の場面で体を張ってブロックする場面なんかも個人技そのものは柏も全くひけをとっていません。

しかしながら足りないのはフォローとチーム全体の動き。前線で孤立する場面、ディフェンスラインで追い込まれる場面が多くて全体が間延びしきってしまってパスを出そうにも出せない場面が多々見られました。チーム全体として攻めたいのか、守りたいのか、落ち着かせたいのか、一気呵成に攻め立てたいのか。意思統一さえできればそこは意識が集中するのでフォローもしやすいのでしょうが、如何せん甲府のカウンターが早いので守備はひいてしまうし、攻撃は攻めたくて前にいってしまうし。そんな印象を受けました。

停電明けに柏がパワープレイで攻めてくるかと思ったのですが、そこまでありませんでした。これは第2戦の事を考えたからでしょうね。アウェーゴール2倍ルールもありませんし、ここで1点取っても次の試合で1点とっても同じ価値ですからまだ危険を冒さなくていい所ですよね。柏にとって停電は冷静になれてよかったのかもしれません。

落ち着いて、しっかりとした指示の元での試合であったら次は柏のホームですしまだまだどうなるか分かりませんね。しかし、甲府が一歩リードしたことによって、昨年の入れ替え戦よりもより一層白熱した好ゲームが展開されそうです。
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