日本 VS チリ

2008年1月29日 23:30

遅ればせながら。でもたった一言だけ(笑)

大久保は...ちょっとはずしすぎましたね。そういう星の元に生まれてきたんでしょうね。日本代表の試合になるとゴールに入らない。以前からフリーのチャンスははずすし、決めたと思ったらオフサイドだったり、反則だったりというのもあったし。

彼が覚醒するために何が必要なのかというとさらなるシュート練習と...精神力と運なんでしょうかね。

でも、これからもJリーグでは決めても、代表では決めきらない選手であるような気がします。プレッシャーの中での試合や気合が入っている時での活躍は精神面にゆだねられるものですから、ゴールラッシュができるような選手になるにはもう少しかかるような気がしますね。

もちろん、彼が入ってからの試合展開が変わったように実力のある選手ですから、ワールドカップ予選でも選ばれるでしょう。筆者の予想を裏切るくらいの活躍をして欲しいですね。

 

日本 VS サウジアラビア 

2007年7月26日 10:42
残念ながら準決勝で敗退となってしまった日本代表。
みなさんシュート打たなすぎという意見が多いですね。至極ごもっとも。

交代して入った羽生のシュートを皮切りに日本もミドルシュートを打つようになりました。タイミング的にはちょっと遅い感がありましたが、シュートを打つ姿勢がやっと出てきたなと思いました。しかしながらせっかく打ったシュートも中村、駒野とシュートが枠に飛びません。枠に飛ばなかったシュートのときの味方の反応はどうなのでしょうか。あまりにしれっとしていたら妙な責任感を感じてそれからシュートを打てなくなったりしないのかなと。チームとしてチャレンジを認めてさらに旺盛にチャレンジできる雰囲気がないとミドルシュートも難しいだろうなというのは感じます。

しかし、それにしてもチャレンジが少なすぎた。サウジの2点目と3点目はチャレンジの結果です。ドリブル突破狙ったり、クロスをしっかりと上げたのが得点につながりました。双方共に阿部のディフェンスがあまりにお粗末だったのですが、それは個人能力の結果。そしてサウジは完全に崩しきれてなくてもシュートを放っていました。何度となく日本のDFがブロックしていましたが、それでもチャレンジしていました。

日本は中盤の選手はボールを持つと空いているところを探すのが先行してシュートを打てません。サイドは1VS1の状態になりながらもしかけができていません。特にサイドの選手は相手との相対関係において抜ききれないと思ったならば、抜ききる前に早めにクロスをあげてもよかったのではないかと思います。

単純にあげたクロスなので簡単にクリアされる確率は恐ろしく高いでしょう。しかし、そのクリアをされることが相手のほころびを生むきっかけとなるのです。クリアしてからのDF陣の押し上げ方に違いがでたり、マークについた選手がボールに向かった結果ずれたりというのが生まれます。クリアボールを拾ってからの二次攻撃にチャンスがでてくるのですが、そもそもクロスがあがらないし、シュートも打てない。これではいくら綺麗に崩そうとしても難しいでしょうね。

要は緩急なんですよね。クロスやシュートを単純に打ってみたり、はたまた容易にチャレンジせずにしっかりとボールをまわしたり。こちらの攻撃に変化を作ることによって、相手の対応に変化を持たせないと一定のテンポだったら守りやすいですよね。そのためにもパサーばかりではなくてドリブラーやダイナモ役をもっと活用して欲しいなとは思いました。水野、太田と入っていたことですし、将来的には家永とかも活躍して欲しいですね。

最後に。サイドでボール保持者が相手と1VS1になったときにBSの解説の山本さんが
「これは日本の形ではないですよ。組織で攻めないと。」
みたいな事を言っていたのですが、まったく自分とサッカー観が違うなと感じました。

自分はサイドで如何に1VS1の状況を作るかが大事だと思います。目の前の選手を抜けたら深くえぐってクロスのチャンスが生まれるのです。普段はディフェンス側が2人、ないしは3人かけて守ってくるから抜けないのであって、組織的なボール回しの過程で目の前の選手との1VS1の勝負になったらそれはチャレンジするしかないじゃないですか!

ボール回しだけで完全なフリーのチャンスを作る事が難しいのは昨日の試合...のみならずこれまでの試合を見ても明らかです。組織的に崩せるのは相手と1VS1になるまで。そこで個人の能力をフルに発揮して得点を挙げてほしいところです。場面は違いますが、オーストラリア戦での高原のゴールも結果的にはゴール前のキックフェイントで一人DFをかわして決めています。これは高原の個人能力の高さの結果ですし。

さて、気を取り直して次回のアジアカップの出場権のためにも是非とも3位決定戦の韓国相手には勝利して欲しいですよね!!

ホントに単純に3トップでの戦いについて思うこと

2007年2月23日 23:25
えっと、KKウイングで行われたU-22日本代表の壮行試合をビデオで見ました。日本ではあまり見かけない3トップでの戦い方なんだなーとまず驚きました。

3 トップというと、えらく古典的な考えかもしれませんが、ウイング的に突破を計るタイプが片翼にいることを考えてしまうわけでして、オーフェルマウスとか、ロンメダールとか、カニーヒアとか、ホアキンとか、そんなタイプの選手を思い浮かべてしまいます。その場合には中央にはクライファートであったり、ブライアン・ラウドルップであったり、バティストゥータであったり、フェルナンド・トーレスのような選手が構えていると。

カレンロバートはチャンスメークを作るきっかけになったと思います。相手のDFをひきつける走りを見せたり、自ら突破を試みようとしたり。李も彼なりに頑張っていたとは思います。中央の平山に対してなんとか彼とは違う動きをしようという意識も見えました。

しかし、3トップの戦い方としての自分の偏った考えかもしれませんが、極端に言ってしまうと李もカレンロバートもシャドウストライカーにはなりえてもウイングにはなりえる選手だとは思えません。まあ、かといって取ろうとしていたポジションは1トップ2シャドウの動きでもなかったですし外からというのを無理に意識していたような。なんかうまく言えないですが、とりあえず孤立はしていましたね。

とにかく彼らを3トップで使うにはもったいないかなって、単純にそう思った試合でした。李こそ平山の位置に置いて中央で張らせていたらおもしろかったかもしれませんが。

あと、ボランチの谷口をもっと早く見たかったかな。そんな雑感です。

日本 VS 中国 (U-21)

2006年10月27日 22:09
 日VS中って日本シリーズじゃないですからね(笑)

日本の先制点は電光石火のカウンターでしたね。

ディフェンスの間をつかれたスルーパスをクリアして相手に与えてしまったコーナーキック。ここから素早い攻撃でした。特に左サイドの野沢へ出した苔口のパスは見事でした。左サイドでややためてからペナルティエリアへ入ってきた人数は4~5人。この人数がすごいですよね。自陣ゴール前からチャンスと思いきや怒涛のごとくあがってくる選手たち。前でおとりとして飛んだ平山の背後から梶山が落ち着いて綺麗なゴールを決めました。

このゴールはスタジアムで見たら爽快感で満ち溢れていたでしょうね。ピンチから一転、スピードのある攻撃で得点をもぎとる。まさにカウンターの醍醐味を現しているようなゴールでした。

平山の2点目も一生懸命ゴール前まで行った結果ですからね。形はともかくゴールが奪えたと言うのは彼にとってもよかったのではないでしょうか。

一柳は高さを生かして頑張っていました。ディフェンスラインのパス回しで
「やっぱり!www」
っていうような場面はありましたが、潜在能力を開花させる前兆のようないい動きをしていましたね。
本人も鳥栖で心身ともに成長したと言っていますしホントよかったです。

結果が出て何よりな反町ジャパンですね。

日本 VS イエメン

2006年8月17日 12:43
アジアカップ予選ですが、なんとかかんとか勝ちました。イエメンのアウェーでは高地での試合とのことですので勝ってよかったですね。ブラジルでさえエクアドルに負けたりしますし、日本もアウェーでは危ないかもしれませんしね。

さて、前半開始から試合が終了するまでイエメンが引いてしまっていたのでスペースがまったくありませんでしたね。スペースを見つけて選手が動き出しを始める。その動き出しを始めた選手を別の選手がフォローし、そして自陣にできたスペースを別の選手が埋める。という走りが信条、つまりスペース作りとスペースの使い方が決め手となるオシムのサッカーではなかなかイエメンからゴールを奪うことが難しかったですね。もちろん、ミドルシュートやゴール前チャンスの時の決定力があれば入っていたシーンもありましたけど、それがないのが日本代表w。

こういう試合ではオシムも言っていたようにセットプレイの質を上げることが重要ですよね。ところが前半から再三チャンスがあったにも関わらずなかなか決まりませんでした。ゴール前のフリーキックでは決めきれない三都主、遠藤、阿部に業を煮やしたのか闘莉王まで蹴っていましたしw。

闘莉王と言えば、終始ゴール前にあがりっぱなしでしたね(笑)。ポジション関係なしとは言えど、不意にマークをはずして上がってくる方がより有効ですからずっと上がりっぱなしだったらマークもそりゃつきますがねw。結局決めたのはそういったマークが手薄になる阿部であり、交代直後の佐藤寿でした。佐藤寿はすごいですね。あんなシュートを見るとヴォルカ鹿児島の西選手を思い出してしまいますw。闘莉王は、例えばサウジのようにカウンターがしっかりとしたチームなんかと対戦するときにはどのようなタイミングであがっていくのかが見ものですね。

また、後半の途中で羽生が交代で入って中盤が活性化されたような気がします。みんなが疲れていたときに、どちらかといえば静の遠藤から動の羽生に変わったので、より一層動いているような気がしたのでしょう。彼が見せたドリブルとワンツーって大事ですよね。相手が守備を固める前に自分達が動いてボールを早めに回すと相手もついてこれませんからね。

パス回しが遅い、「各駅停車だ」とオシムは言っていましたが、ボールを持って考えるシーンがありましたね。メンバー同士が慣れてくると、考える間もなく走り出しとパスが同時に行えるのでしょうけど。選手もまだまだ変わりそうですしじっくりじっくりとでしょうかね。

オシムになったから劇的に日本代表が変わるわけではありません。むしろ若手中心の選手に切り替えたばかりですから、欧州中心のテクニシャンをそろえたジーコジャパンよりも成熟度ではまだまだ劣っています。選手選考もそうですが、これからじっくりとの成長でいいので徐々に強くなって行って欲しいですね。そうすれば完成形では見ていて非常に楽しくなるサッカーが見られそうな気がします。

ところで騒がしい解説者の人が

「高さでは勝てるのだから早くゴール前にロングボールを蹴って欲しいですね。」

と盛んにおっしゃっていたのですが、もしそれで勝ったとしてもサッカーの質が悪いとか言うんだろうな。高さは勝てるとはいうものの、ボールに触れることができるってだけで圧倒的に支配しているわけじゃなかったし。実際、サイドからのクロスを何度となくはじかれたことか。相手のミス待ちのようなサッカーは早い時間で、しかもイエメン相手にはやって欲しくなかったですけどね。

しかもボールに触った選手の名前も間違えるし、感情でしか物を言わないし。

しかも羽生がゴール前で闘莉王とワンツーして最後にシュートを放ったときに

「イエメンはここでボールを奪おうとしたんですよね。」

って言ってなかったですかね?どう見てもまったくボールが奪えなくて最後はぎりぎり一杯足を伸ばしてやっとこさシュートをクリアしてたのにw。イエメンのDFが羽生をあそこに追い込もうとしたのならば立派ですよ。っていうかコーナーキック取られてるw。

解説のことを考えると頭が痛くなるのでやめておきます。解説しなくて司会業みたいな感じだったらおもしろかったのにな、あの人。BSサッカー速報の時なんかは解説が他にいたからよかったし。

日本代表敗退の原因の分析と責任の追及は一体どうなるのか?

2006年6月26日 00:36
川渕さんがオシムの事をいかにも口を滑らしたかのように出してしまったのは罠というか、策略のような気がしますけどね。こうやって次の監督の話題に移ってしまうと今回の敗退の分析と責任はどうなるのかというのが曖昧になりそうです。

物には順序というものがありまして、オシムが就任するにしてもジェフの監督を退任しないといけないわけですし、そこにはジェフ千葉のフロントが、スタッフ、選手、サポータ、スポンサー、といいろいろなところに状況の説明をしなければならないわけです。そういった所を飛び越えて外から情報が入ってきたのではあまりいい気持ちはしませんよね。決まっていない状態でいかにも就任が確実のような報道をされたことについてオシムがどう思うかというのもありますし。

それにしてもジーコはあれほど優勝だとかベスト4だとか言っていたのに、敗退してしまったらあっさりと欧州の監督になりたいって感じで終わりですからね。サッカー協会も監督の首をすげかえるだけでなんかあっけらかんというか。挙句の果てには日本のサッカーはまだ未熟とか言う始末。この発言が本当かどうかは分かりませんが、本当だとしたらまさにラテン系のその場のノリで言い放ちすぎですよねw優勝だとか未熟だとか何でもありな発言だった監督でしたね(笑)

しかし、この敗退の責任は一体誰が取るのでしょうか?プロジェクトは明らかに失敗に終わったのですから、同じ過ちを繰り返さないためにも、上層部の入れ替えというのは必須だと考えるのですが。しかも、ほぼ個人の独断によって行われた人事っぽかったですからね。そうやっていつまでも上層部に居座るとプロ野球の根来コミッショナーみたいですよね。まあ、根来さんは辞める辞めるといって辞めないサガン鳥栖の前社長を彷彿とさせていらっしゃいますがw

ジーコに対しては、現役時代は日本サッカーの発展に大きく寄与して頂いた事は感謝しております。しかしながら、監督としてのお勉強をさせてあげたのは感謝して欲しいですね。監督としての豊富な経験も、類稀なる技量も、輝かしい実績もない状態から、4年間日本代表の監督という勉強の場を与えたのは他でもない日本サッカー協会です。これからジーコが監督しての地位を築いていった暁には必ずこのことを思い出して欲しいと思います。結果がすべてですのであえて言わせて頂きますと彼は日本代表を踏み台にして自らの監督能力と経験を成長させたのですから。彼に勉強の場を与えた人たちもしっかりと反省をしていただきたい。

筆者的には、今回の大会を含めてこの4年間のジーコの指揮についてはひとつだけアドバイスをしておきたい事があります。もちろん、偉大なるジーコに対してサッカーの戦術、個人能力云々を語ろうとは思いません。彼に一つアドバイスをしておきたいのは

体調が優れない選手の起用は止めた方がいいと思いますよ

という事ですね。38度の高熱があったりする選手や、怪我から完全に復帰してしない状態の選手を使うのは、指揮官としては管理の面も含めて失格だと思います。こういった選手を起用することは他の選手のモチベーションにも関わることですし、ベストコンディションでは誰よりも優れた技術と体力を持っている選手かもしれませんが、常にその力を発揮できるわけではありません。体調が優れないときはその実力の半分も出せないときもあるはずです。そういった状況やもちろん、対戦相手に応じた選手の選択というのは非常に大事だと思います。

さて、日本代表が帰ってきました。フランス大会では空港で城に水がかけられたりしましたが、今回は何の騒動もなかったみたいです。周りの人は既に日本代表の本当の力を冷静に判断できていたということなのか、それとも日本人としてもモラルの質の高さなのか(笑)

それでは、明日から土曜まで宮崎 → 栃木 と出張が続きますのでまたしばらくごきげんようです。

千代反田が語った、日本で一番嫌なフォワード

2006年5月30日 01:19
たまにはワールドカップの話題です。

福岡のとある深夜番組が、ワールドカップの選手選考についてアビスパ福岡の選手にインタビューに行っておりました。あ、もちろん松田監督解任の前ですよ。今はピリピリしてそれどころじゃないでしょうから...。その時に千代反田に対して行った質問は

「日本のフォワードで誰が一番上手だと思いますか?対戦していて誰が一番嫌ですか?」

みたいな内容でした。さて、みなさん千代反田は誰が一番嫌と言ったかわかりますか?


正解は、鹿島アントラーズの柳沢でした。柳沢のどの辺りがそう思うのかとインタビュアーが聞いたら千代反田曰く。

「ボールのないところの動きが嫌ですね。たとえ自分がボールをもらえなくても、他の人間がいい場所でもらえるように常に考えて動いているんです。そういったところがすごくやりづらいですね。」

との事でした。めちゃめちゃ足が速い選手や、フィジカルに強い選手ではなく、ゲームを作ることができる選手がやっぱり嫌なんですよねー。FWはボールを受けたときのみならず、ボールがない場面での動きがいかに大切かというのを改めて感じることのできる回答でした。

柳沢は筆者も好きな選手です。ボールが中盤の選手に入ってからの動き出しの速さとその質には非常に高いレベルを感じます。日本代表においてMFが得点を取りやすい環境作りというのも彼の功績ですよね。4年前のワールドカップでは稲本へのアシストでしたが、今回のワールドカップでは是非ともゴールを決めて欲しいですね。

さて、FWといえば中断前のJ1の試合をテレビを見て思ったのが西澤のうまさ。彼は決して"無駄走り"や"運動量"でかき乱すわけではありませんが、ボールを受けて前を向いて素晴らしいパスを出すんですよね。もともとシュートはうまい選手でしたが、パスセンスに関してはいままで特に感じたことはありませんでした。

ところが最近のセレッソは西澤に預けた瞬間にいい攻撃が始まるんですよね。スルーパスもあるし、丁寧なラストパスもあるし。まだまだ日本代表としてもやれるんじゃないか?というくらいのプレーを見せていると思いますし、逆に彼くらいのポストプレーができる選手を日本代表が必要としているのではないでしょうか?ま、たまに出てくる彼のプレーのムラとサボり癖がなくなったらいいんですけど(笑)

西澤という素晴らしいポストプレーヤーを据えていながらいまのセレッソ大阪はかなり苦しんでいます。セレッソのカラーとしては、守備の問題よりも決定力不足が大きいと思うんですよね。ファビーニョが抜けた穴はもちろん大きいですし、森島はよる年波に少しずつ勝てなくなってきました。古橋も昨年ほどの切れを見せてくれないですし、徳重や酒本、苔口がもうひとつ爆発しません。柿本じゃやや迫力不足。.........宮原も。好きなチームなだけに頑張ってほしいんですけどね。

キリンチャレンジカップ 日本代表 VS フィンランド代表

2006年2月19日 09:37
キリンチャレンジカップ第一戦 日本VSフィンランド戦は2-0で日本が勝ちました。

試合を見て感じた事は、攻め急いでいたかな?という印象。早い攻撃は日本代表の身上ではあると思うのですが、相手が引いているにも関わらず、早めにボールを散らして前へ前へと出ようとしていました。短いパスが効果がなかった時は、すぐに思い切った長いボールを狙ったり、裏へと一発で抜けるパスを狙ったりとどうにもこうにもスピードアップを無理やりさせたいような気がします。

フィンランドはテクニックのある守備ではなかったのですが、ゾーンディフェンスでラインを下げてがっつりと引いて守っておりました。そうすると、中央から攻めてもなかなか抜けなかったので、サイドの選手が抜け出した所をスルーパスでチャンスを作りクロスを上げる場面が何回もあったのですが、全然点が取れない。ここでかなり気になった事が。

それは、クロスの精度が悪いから点が取れない事ではなく、そもそも中の人数が足りなかった事です。サイドを崩すために中盤の選手を使ったりFWの選手を使ったりするのですが、そこで崩した瞬間に必要以上にスピードアップして攻めているのでクロスを上げた段階では中の人数がそろいきっていませんでした。一番感じた場面は確か、37分頃。加地がクロスあげて相手にあたってコーナーキックになりましたがあの早い攻めで画面に映ったフィンランド守備陣は5、6人、日本は1人。これではいくらクロスをあげても決まる確率はほぼ皆無に等しいです。

筆者としては、体格の差もあってあまり機能しなかったかもしれませんが、あえて中央を使って試合を作って欲しかったです。決してポストプレーが上手なわけではない巻と久保が組んでいるわけですのでそれはなかなか難しかったかもしれませんが...。体格のあるディフェンス相手にどこまでやれるか久保と巻の可能性を見てみたかったというのもありましたしね。しかし、このフィンランドのディフェンス相手で中央から崩せないというのはいささか先が不安ではありますが。(某先輩ではありませんが、やはり私も柳沢と久保のコンビが見てみたいし、一番可能性があると思います。)

なまじっかボールが持てたので攻めているように見えて、中途半端に崩せていたのでクロスまで攻め急いでシュートに持ち込めないといういらいらな展開だったと思います。

しかし、ジーコはよっぽどこのキリンチャレンジカップのタイトルが欲しいんでしょうね。だって小笠原のゴールが決まったときの喜びようと言ったら(笑)小笠原もよくキーパーを見ていて冷静で素晴らしいゴールだったと思います。しかし、この試合はどのような攻撃でいかにして崩すかというのが大事だと思っていたのですが、小笠原のラッキーシュートであそこまで喜ぶとは。W杯への強化試合という位置づけではなくてどうしてもとりたいタイトルなのでしょう(皮肉)

さて、最近代表の試合を見ていなかったのでテレビでの実況を聞くこともなかったのですが、久しぶりに見ると免疫ができてなくて...。

どうして、アメリカ戦が仮想オーストラリアとしてフィンランドが仮想クロアチアになるんでしょう。アメリカ戦とフィンランド戦は何の関係があるのでしょうか?前のアメリカ戦が2-3だったので予選と仮定すると得失点を考えてもっと点を取れとかも言うし、予選突破を考えると絶対大量得点で勝たなくてはって...。キリンチャレンジカップとして考えて初戦を高い得点でとかいうのならば分かるのですが。

むしろテクニックとスピードのあるアメリカが仮想クロアチアで、体格も上まってパワーで押し込んでくる(つもりだった)フィンランドが仮想オーストラリアというのなら分かるのですが...。

...ってこれ以上愚痴を言ってもしょうがないのでやめます(苦笑)

次世代を担う監督人事

2005年10月21日 15:43
ここに来て川渕氏の人事に対する発言が多くなってきたような気がします。

先日、次の「北京五輪」の代表監督に柱谷氏を推したいという話がありました。
そこに来て今回のワールドカップ後の監督人事についても考えがあるという発言です。
いや、考えがあるというだけにはとどまらずに人選案と言えども「私が選ぶ」という主旨の発言。恐れ多くも目に余ると思ったのは私だけではないはずです。

ワールドカップやオリンピックといえば、組織体にとっての一つの大きなプロジェクトです。そのプロジェクトマネージャを決定するにおいて「経験」「実績」「指導力」「求心力」、その他もろもろのステータスを加味してそれ相応の機関(委員会)での話し合いによって様々な角度からの分析によって決定しなければなりません。

ところがそれらの分析もままならずに一人の組織体の長によって「学閥」「人間関係」等のある意味二次的なステータスによってプロマネが決定される事態になってしまったらどうでしょう。それまで努力してきたプロマネ候補は自らが築いてきた力、「経験」「実績」が認められずに失望する事態に発展することもあるでしょう。そのプロマネの下につく人間も自分の力を発揮できない管理者の下でくずぶっていくかもしれません。小さなプロジェクトで成功したらその次に少し大きなプロジェクト。そこで成功したら次にまた大きなプロジェクトというのが一般的な管理者の選定方法であり、教育方法でもあると思うのですが。

上記の道筋で行くと小さなプロジェクトの成功(Jリーグ監督) → 大きなプロジェクトの管理者へ(オリンピック監督)という道筋が通常であります。名前があげられた方に置かれましてはいろいろな外的要因はありましたでしょうけど、小さなプロジェクトを失敗に終えられております。失敗の後にもっと小さなプロジェクト(大学監督、コーチ)を経験されておりますし、力を蓄えていらっしゃるとは思いますがいきなり大きなプロマネになるのは...。

確かにその選択方法によって失敗が確約されたわけではありません。失敗か成功かという観点から言うと一つの博打だとも言えるかもしれないのですが、博打であればリスクに応じてハイリターン、ローリターンの言葉が使われますようにリターンの大きさが変わります。しかしワールドカップやオリンピックにおきましてはリスクに応じてリターンが大きくなることはありません。ましてやリスクが大きければ大きいほど、リターンが減る可能性も。リターンの最大目標としましてはあくまでも優勝。そして次世代のわが国のサッカーに対する礎作り。こんな大事な仕事をまかせられるに値する人間を探すのに一人の裁量によって決められるのはあまりにも危険な賭けなのではないでしょうか。

優勝とは果てしない目標ですが、優勝しなかったらすべてが終わりになるわけではなく、チーム作りのプロセスにおいてこれからのサッカー界に残っていくものは必ずあるはずです。敗戦から学べる事は勝利で学ぶ事の数倍も意味があるものなのです。結果も大事ですが、将来に対する日本サッカーを任せられる人間。そういった指揮官を我々は望んでおります。

殿、どうか気をお確かに

ウクライナ VS 日本

2005年10月13日 15:48
両チーム共に攻守の切り替えが早く、スピーディで楽しい試合でした。お互いにワンタッチのプレーが随所に現れてそれがスピーディさを感じたところでしょうか。両チームとも前半から飛ばしていたような気がします。前半の途中から中盤がないような感じでカウンター合戦になってしまったのは否めませんがそれはそれで楽しかったです。

ウクライナは中盤でのチェックが早かったですね。日本がボールを持つとサイドの方へ追いやるような囲い方をすぐにしてきました。最初のプレスをかわされると組織を整えてパスコースを限定する守備に切り替え、状況に応じた形で非常に組織的な守備を感じました。攻撃ではボールを奪って思ったよりもパスをつなぐサッカーで、縦へのグラウンダーの楔を簡単に入れてきますね。そこをワンタッチではたきながらあいているスペースを探すパスワークがあったので日本もボールを奪う的を絞りづらかったでしょう。楔を受けた選手が前を向いてドリブル突破を図ってくる脅威はなかったですが、ボールを失わないという強みはウクライナの前線にはありましたね。

また、キックの質が正確なのでサイドチェンジが非常に有効に通っていました。運動量はさほどあるようには感じませんでしたが、それぞれの選手がポジショニングをしっかりとしていて非常に組織的だったように思えます。なるほど、シェフチェンコという飛び道具があればアクセントとしてかなりはまるでしょうね。東欧の選手は個人技がありますが、それはドリブルだけではなくトラップやパスの質も個人技として確立されているなと思いました。

日本のディフェンスは坪井、モニワと言ったところがサイドにおびきだされるシーンがあってそこは少し怖かったですね。攻撃にしかかるとどうしてもサイドバックの選手が上がり気味になってしまうのでそこのカバーをセンタバックが常に気にしていなければならないわけでして、最終的にはそこでつぶせていたのでよかったのですがこういった守備ではセンターバックがかわされると非常に危ないので、できればボランチとして守備力のある選手を配置したいところです。4バックだとこういう形で中の守備が瞬間的に薄くなるのはしょうがないのですけどね。難しいところです。

日本の攻撃はとにかくシュートがなかったですね。雨も降っていましたしミドルの位置からもっともっと狙ってもいいかなと思いましたが。ペナルティエリア付近まで行くことがなかなかできませんでしたので、少しでもチャンスがあればいかにフィニッシュに向かうことができるのかというのをもっと考えたらよかったような気がします。

中田浩二が退場してからは日本は守りながらのカウンターになったわけなんですが、中田英が抜群のキープ力でせっかくキープしても、周りの上がりが遅かったり、中田英がボールを渡した後に受けた選手が簡単に前へ蹴ってボールを失ったりするのでそこはもったいなかったですね。もちろん得点を取るためのスピードのある攻めも大事ですが、キープして全体を押し上げていかないと攻められるばっかりできつい時間が続きますからね。それにしてもよく耐えたと思います。あのPKはなかった事にしましょう(苦笑)

中田英は守備に攻撃にすごくがんばっていたと思います。あのキープ力と攻守の切り替えの速さはチームにとってすごく頼もしいでしょう。守備にも体を張っていましたしね。ひとつ気になったのは稲本が本調子ではなかった事かな。ひとつひとつの判断力が悪かったような気がします。稲本は試合に出続けていないとこういった感じで調子を落としがちな選手ですのでチームに戻ってからが少し心配ですね。

最後に。今日は実況と解説のあの両者が少しおとなしかったですね。前回の実況でよっぽど苦情でも来たのでしょうか(笑)
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