天皇杯決勝 鹿島アントラーズ VS サンフレッチェ広島 (テレビ観戦)

2008年1月 5日 00:06

天皇杯は鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島を2-0でくだして優勝という結果を修めました。これで鹿島アントラーズは日本の主要大会におきまして11個目の栄冠を飾ることになりました。

広島としては試合のプランで考えると先に点を取られるのは誤算であったでしょう。これまでどおり、失点をしないように気をつけながら後半に勝負という戦い方で行きたかったでしょうが、内田の素晴らしいゴールで先制を許してしまいます。これで攻撃に力をかけざるを得ないのですが、なかなか思うような攻撃を展開できず、結果的には監督も言っていたように柏木の出場停止が響いた形になってしまいました。鹿島の守備陣はサイドからのクロスに的確に対処し、広島に対してシュートをすることすら許していませんでしたね。だからこそ中央からのアイデアがあり、ゴール前で創造力を発揮できる柏木の存在というのが勝利のためには必要だったと思います。

ただ、決勝までの道のりにおいては、柏木の出場停止というのも経過のひとつであります。運が良いとか悪いとかではなく、そういった経過があるからこそ決勝に出場できたわけでありまして、その柏木というピースを失ってから新たにあてはめることができなかったのもチームの総合力なんですよね。筆者的には広島を応援していたのですが、残念な結果となってしまいました。

今年は、内田の先制点のゴールが示してくれたように、狭いところからでも遠いところからでもシュートの意識を持ち、打ったときには枠に飛ばす。そういったプレーをJリーグの選手たちが目指してくれれば、選手としてのレベルも上がり、ひいては日本代表としてのサッカーも得点力不足が解消される試合が展開できると思います。

しばらく公式戦がないのですが、これから各チームはオフを経てキャンプとはいっていきますね。各自でコンディションを整えてキャンプへと入っていって欲しいと思います。

天皇杯決勝 浦和 VS 清水

2006年1月 1日 10:44
正月そうそうお互いの持ち味がでたいい試合でした。個人技が優れ積極果敢にドリブル突破等を駆使して攻めて来る浦和に対してボールを奪うと素早くサイドに散らして早いクロスで得点を狙う清水。

結果は2-1となって浦和が優勝しましたが、最近までJ1残留争いをしていたとは思えない清水の戦いっぷりでした。新人や若い選手を多く起用して長谷川監督も清水としての戦い方がやっとできてきたのではないでしょうか。新人監督としてここまでの結果を残せたのは1年目としては上出来だと思います。今年が本当の真価が問われる年となりそうですね。

さて、やっぱり一番残念だったのは平松の退場。試合展開や盛り上がりを考えると2枚目のイエローカードを簡単に出した審判にも問題があるかもしれませんが、不必要な異議でイエローカードをもらうのはホントにもったいないです。いくら行っても講義しても判定が覆らないのは判っているはずです。あの退場で清水の反撃欲が失われ、そして浦和が生き返ったのが目に見えて分かりました。

何度も繰り返しますがスポーツとは心技体のすべてが充実することの重要さを再認識しました。

天皇杯5回戦 横浜FM VS 川崎

2005年12月12日 00:31
当日の午前中まで行けるかどうか分からなかったのですが、ぎりぎりになって行けるようになったので高速を飛ばして諫早まで行ってきました。

(私信:たっちゃん、結局行きました。ごめんなさい。あと牟田さんも行かれたみたいですね。連絡とればよかったですけど、ぎりぎりまで分かりませんでしたので...)

しかし、ゆっくり行ったのが奏効したのかもしれませんが、駐車場が多分皆さんが止めていたところではなくて、別の入り口から入って運良く出口から2台目の所をゲット。帰りはすぐに脱出することができました。諫早の長崎県立運動公園は駐車場が狭いので陸上競技場の外周の道を詰めて車を止めるんですよ。だから最後の方は競技場を出るまでに30分以上かかってしまうこともあるんです。去年もかなり時間がかかって帰りは悲惨でした。ドーナツを食べるときに円に沿って食べますよね。そんな風に円に沿って前にいる車がすべて出ないと後ろの車が出せないと思ってください(笑)

試合の方ですが、ゲーム中にボールを支配していたのはどちらかというとマリノスでした。川崎は全体的に引き気味で両サイドの相馬と森が隼磨とドゥトラを警戒していたようでした。森は試合開始当初は盛んに相手の背後をつくランニングをしてましたが、中盤くらいから控えていたのかな。攻めにおいてはあまり目立たなくなりました。しかし川崎のセンターバック三人はでかいですね。単純なロングボールはまったく通用しませんでしたね。

さて、一方のマリノスなんですが、ボールは持つものの決定的なチャンスは作れず、逆に川崎のカウンターに冷や汗をかく場面が少しずつ出てきます。この試合の出来の明暗を分けたのはダブルボランチを組んでいた上野とマグロンの連携の悪さが大きいと思いますね。特にマグロンはまったく不出来だったように思えます。チームで一番のシュートを放っていますので人によってはプレーの評価が変わるかもしれませんけどね。あくまで私の主観で。

上野が敵陣近くでボールをさばいていたりする時に、マグロンがそれを追い越していく場面があり、マリノスの両サイドも積極的に攻撃に関与しますのでディフェンスラインと前線の間ががらあきになってしまうことが多々あったんです。川崎の先制点はそういった事が招いた失点ですね。フッキのスピードもよかったのですが、リスクマネジメントという点が欠けていたマリノスのミスとも言えると思います。フッキといえば、2点目のシュートはすごかったですね。足の振り幅が小さくてあんなに強烈なミドルが放てるとは。

岡田監督が何かのインタビューで「ACLも終わり、リーグも優勝争いから遠ざかって、ましてや降格ラインもちらほら見えてきた時期だったので選手のモチベーションをあげるためにも攻撃サッカーの布陣で試合をおもしろくした」のような感じの文章を読みました。そのための攻撃的なダブルボランチだったのでしょうか。どちらかが上がったときにはその逆の選手がカウンターに備えたり、つぶし役に徹していればよかったのですが、なかなかそういった気の利いたプレイが見られず。今日の川崎の攻めはあまり点数がとれるような気配がなかったのでマリノスはもっと上手に戦えることが出来たのではないかなという感想でした。あ、そうそう、途中出場にも関わらず2得点を挙げた久保はすごかったです。何かしらの雰囲気を感じました。

そして...目の前で今年引退する相馬直樹のプレーを見れたことが幸せでした。

相馬は田中隼磨を完全に押さえ込んでまったく仕事をさせていませんでした。それどころか勝負どころを抑えていて久保に同点ゴールを叩き込まれたら、それまで攻撃参加を控えていたのですが、とたんにスペースを縫ってゴール前まで上がっていくようになりました。そうすると5分後にフッキの勝ち越しゴールが。起点はまさにその相馬のクロスからでした。隼磨が仕事をしたのは後半ロスタイムに久保の同点ゴールを生んだクロスだけでしたからね。しかし、まあ、そのひとつの仕事が偉大な仕事だったんですが。

とにもかくにも相馬はあの動きができて引退するのは絶対もったいないです。サガン鳥栖で現役復帰する時は私が特例で認めますので是非とも来てください(笑)

さて、試合には関係ないのですがこの試合を見ていて感じた事を一つ。

筆者の後ろにいかにもサッカー通っぽい方が2人座りました。試合前から既にお互いにそれぞれに持論をぶつけあって熱い語り口。その2人は試合が始まっても試合そっちのけでずっと2人でサッカーについて語っているんですよね。川崎と横浜Mの試合内容に関してだったら全然ウェルカムだったんですが、別の試合の途中経過を逐一携帯でチェックして、動きがあったらそのチームについて語りだす。清水がどうのこうの、セレッソがどうのこうの、磐田がどうのこうの...。

挙句の果てには入れ替え戦で甲府が先制したのを携帯の速報で見て
「こっちの方がおもしろそうだね。」
って先生...そりゃないですよ。

目の前で行われているプロの選手達の試合をリスペクトしてくださいよ。
いいプレイをしたときにはそのプレイに感嘆の声をあげ、そして拍手してくださいよ。
悪いプレイがあった場合にはああーってため息をついてあげてくださいよ。
しゃべりもいいですが、試合を、選手達を見てあげてください。

サポーターが本気でチームを応援してくれているという心、観客が本気で自分達のプレーを見てくれているという視線、それがひいては選手達のやる気となってプレーの向上にもつながると思うんですけど...ねー。。。タオルマフラーをしていたから、そのチームのサポーターだと思いますが。

まあ、家に帰ってから見ようと思っていた入れ替え戦の途中経過を言われてしまったのが引き金となって筆者は半切れ状態で席を移り変わりました(苦笑)

さて、諫早という地はなかなかプロサッカーを見る機会がないので小学生のお子様がたくさん見に来ていました。試合の途中で立ちあがったり、騒がれたりしたら嫌だなって内心思っていたのですが(ごめんなさい)、応援の声にあわせて口ずさんで「かっこいい」って声を上げたり、強烈なシュートを放ったときには「すげー」って歓声を上げたり、フランクフルトを手に持ったまま試合を見つめて固まっていたり。こちらの子供達の方が目の前のサッカーというのを楽しんでいる気がしました。いやはや子供の心は純粋ですね(笑)

普段、プロサッカーを見る環境がなかなか取れない子供達にとっては非常にいい経験になったと思います。天皇杯はサッカー協会の主催ですからこういった地方での開催をもう少し増やしたらサッカー人口の増加につながるかもしれませんね。昨日はJリーグのホームタウン以外では愛媛と鳥取と諫早での開催ですか。来年から愛媛はJ2ですので実質、2箇所での地方開催ですね。天皇杯はホームやアウェーという概念がありませんから、普段Jリーグをやっているスタジアム以外の地方のスタジアムでの開催がもう少し増えたらいいかもしれません。まあ、選手(アマチュアが勝ち抜いた場合は特に)とサポーターの方は相当大変になるでしょうけど。そうそう、福岡からでも少し遠く感じるのに遠路はるばる神奈川県から諫早までお越しいただいた両チームのサポーターの方々はホントにおつかれさまでした。

...っていうか、普通にサガン鳥栖のゴール裏の人数より多かったし(苦笑)

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以下余談。

弟に頼んでいた競馬の配当金を受け取るために実家に立ち寄ってこの話を聞いたのですが、実は幼少頃に諫早に住んでいまして、この運動公園には両親に連れられてよく遊びにきていたみたいです。運動公園に消防車が置いてあったらしくて筆者はそれが大好きでずっと遊びに来ていたらしいw まさか幼少の頃に遊んでいた聖地にサッカーを見に行くようになるとは。親は感慨深げでした。筆者は三連復じゃなくて馬連で買えばよかったと朝日FSに関して弟と2人で大反省会(笑)
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