スポンサーに対する敬意
応援は、選手たちが頑張ってくれるために行うものです。もちろん、サッカーというのは(筆者にとっては)あくまでも趣味の一環でもありますので応援をすることによって自分が楽しめれば最高ですし、チームも勝ってくれたらそれ以上に言う事はありません。チケット分以上の対価を頂いて大満足でスタジアムを後にすることになります。
筆者は、応援の時に歌を歌うのは大好きです。チームの色と味というものがありますので、選手たちも特にアウェーなんかで自分のチームの歌が聞こえたらサポーターも見ているから頑張ろうとか、自分のコールが歌になったらうれしいな等というそれぞれの思いはあると思います。
もちろん、歌を唄わずに拍手と溜息だけで包まれる静寂な感じの雰囲気もいいと思います。今年、経営問題や監督問題等で、仙台戦にて応援をボイコットした際の博多の森の雰囲気は、一般のお客さんから自然の沸き起こる拍手の渦で、選手たちが戦おうと自然に意気に感じる瞬間が作り出されていたと思います。それこそチームとサポーターが一体になった瞬間を見た気がしました。こういう雰囲気もいいものです。
さて、その応援を一番頑張っているのはやはりゴール裏の方々だと思います。本人が好きで行っているのかもしれませんが、毎試合アウェーに行かれている人なんかをスカパーで見ると、すごいなと感心してしまいます。ですが、湘南戦にてちょっと思うところがありましたのでこのエントリーを上げてみます。
筆者は、試合前でも応援で歌を歌う事はいい事だと思います。チームを盛り上げ、観客を盛り上げ、そして戦いの火蓋が切られるのを待ちきれないばかりの気持ちにさせてくれることもあります。ところが、選手が入場してきてからイベント事やセレモニー事があっているときにまでその様子を無視して歌い続けるのはいかがなものかと思いました。特に、今回の始球式においては、湘南サポーターは応援をやめて、中には始球式後に拍手をしていた方もいらっしゃったので尚更です。
実際、セレモニーをやっている立場の方の身になると、スポンサーとしてお金を支払っているチームに始球式として呼ばれたのにも関わらず、スタジアムを見渡すと始球式を無視されるような形で歌を歌われていたら寂しい思いをするんじゃないかと思います。
スポンサーと言っても、完全に無償の愛のみでお金を出していただいているわけではないと思います。サガンドリームスの営業員がどのような提案を持って行っているかは分からないのですが、彼らの熱意と努力によって、決して好景気でもない中、宣伝費用や広告費用、地元に対するアピールの一環という名目で費用を出して頂いていると思うんですよね。ですので、サポーターもスポンサードしてくれたこと、企業のPRをサッカーを通して行ってくれたのは無駄じゃないですよ、という意味で何かしらリアクションを見せてもいいのかなと思いますし、スポンサーのみなさまに対して敬意を払うのはサポーターとしては当然の事ではないのかなと思うのです。
我々はチームに対して、様々な要求をしております。サポーターミーティングに出られたらわかりますように、各自がいろいろな意見を持っており、また、その意見をチームに伝えております。だからこそ、逆に今度はサポーターがチームが営業活動をしやすいように支えてあげるのもいいのかなと思います。ギブアンドテイクではないですけど、互いにチームのために自分たちが何をできるのかという事を考えながらやっていけばいいのかなと。
もしかしたらありえない例なのかもしれませんが、今回の例で行くと始球式の際に名村造船コールをしたってバチはあたらないと思いますよ。スポンサーの屋号をコールすることは感謝の気持ちを伝えるひとつの表現方法ですしね。
昨年、福岡サポーターがアクエリアスやコカコーラのペットボトルをピッチに投げ込んだり、アクエリアスのボトルを蹴りあげる選手の姿を見ていた事によって(もちろん、営業状態などの様々な要因が重なったからというのもあると思いますが)胸スポンサーの撤退につながっていったという噂もあります。これが事実だとしたらもっとも悪い例だと思いますが、決してこのようなことのないように、スポンサーを大事にしつつチームと関わっていけたらいいなと思いました。
