モンテディオ山形 VS サガン鳥栖 (テレビ観戦)

2008年6月 9日 11:26

いやあ、残念な負けでした。気がつけば山形の方が順位も上であり、C大阪は水戸に敗れ、湘南は広島に早くから先制を許して厳しい状態であったので、この試合で勝つことによって上位戦線で勝ち残る機運が再びやってくると思ったのですが...。

結局3点差がついてしまったのですが、鳥栖が山形と比べて決定的にチームとして劣っていたかと言われれればそこまでの違いはなかったように思えます。ただ、山形とはっきりとした違いがひとつだけありまして、それはミスの少なさ。大胆なプレーや、華麗な個人技で比較するとむしろ鳥栖のプレーヤーの方がいいものを持っているのかもしれません。ところが、プレーのひとつひとつを見比べて見ると、鳥栖の選手の方がミスが多く目立ち、山形の選手はひとりひとりがやるべきことを確実にこなしていた。その違いこそがこの点差に繋がったのだと思います。

鳥栖の選手は、個々の連携はもちろんですが、ボールを正確に蹴る事もできず、ボールを正確に止める事もできず、マークが人についてくこともできずと肝心な所でミスを多発する始末。華麗な個人技(ドリブル、ヒールパス、スルーパス)はいらずとも、サッカーをやるに当たっての基本となるプレー(パス、トラップ、シュート、クリア)このプレー精度が高い方が試合をものにすることができるという非常に見本となる試合でした。

基本プレーの違いが顕著だったのは、3点目のシーンでありまして、石川のクロスが正確に宮崎の足元に入り、宮崎は丁寧にボールをゴールに流し込むかのようなシュート。それは遠い位置からのミドルシュートでも、相手をあざ笑うかのようなスルーパスでもなく、サイドからのクロス(ちょっとアーリークロスでしたが)とシュートという基本的なプレイを着実にこなした結果のゴールでありました。また、その基本プレイを着実にこなす事の積み上げが観客を魅了する結果となりましたね。石川のパスの精度の高さは素晴らしいものがありましたし、マークについていた野崎は反省してしかるべきでしょう。

その何分後かに、谷口のクロスをキムシンヨンがヘディングに失敗してゴールを奪う事ができませんでした。決して難しい位置からというわけでもなく、マークに付かれていたわけでもない。ちょっとボールが高かったですが、彼ほどの実力ならば練習では決めていたでしょう。練習でできていることが試合でできているかという点も山形との違いだったかもしれませんね。

ダービーの時から何となく疲れと気持ちの落ち込みが蔓延しているような状態ですが、気持ちを切り替えて水曜日の試合に備えてほしい所です。

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