師匠と弟子の関係:小林監督と手倉森監督

2008年5月21日 12:45


山形:小林監督の談話
http://www.jsgoal.jp/news/00065000/00065198.html

仙台:手倉森監督の談話
http://www.jsgoal.jp/news/00065000/00065197.html

大分がJ1へ昇格、そして苦しみながらもJ1に残留した時の監督とコーチの間柄であったお二人です。コメントを読んでいくと互いにリスペクトしあってサッカーに取り組んでいる姿が目に浮かび、非常に胸を打たれます。

技術職の師匠と弟子の関係や、サラリーマンの上司と部下の関係などと同様、サッカーにおいても指導者の中で伝授する人と、それを受け継ぐ人というのは興味深い話ですよね。自分が監督になって実行しているサッカーは、その監督が選手時代にプレーしていたチームの監督が理想とするのサッカーだったというのも聞く話です。まあ、サッカーの質というのは数値で答えがでるわけじゃないので、じゃあ、その受け継ぐサッカーをは何ぞやという話になると具体的根拠はないのですが、それでも、守備、攻撃に関する観点や、選手の配置などいくつかのポイントというのはありますからね。

この両監督の根底にある部分は守備という点、そしてこれまで彼らに携わった人間から聞こえてくるコメントも含めると、人間関係の構築にもあると思います。チームを技術や組織だけでなく、メンタリティも含めてまとめあげる事ができる人柄が伝わってきます。コメントの中にも互いにリスペクトしていることが伝わってきますし、大分時代にもいい関係で仕事ができていたんだなとも想像ができます。だからこそ、苦しい戦いに勝ち抜いて昇格もできたし、残留もできたということでしょう。

小林監督はアビスパを追われるようにして出て行ったわけですが、いま、アビスパに最も足りないものを山形の地で着実に構築しているというのが非常に皮肉ですね。

 

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