ダービーの価値とは

2008年4月 9日 09:49

もうひとつのBlogの方で、ロアッソ熊本との試合前にエントリーした内容です。

なんとなく、こちらの方にも掲載しようと思いましたので誤字脱字等々ちょっと手直しして貼っておきます。

-------------------

ダービーに関して、このような記事を見つけたのでご紹介しておく。

世界で最も大きいダービー:イスタンブールダービーの影

サッカーはスポーツであり、戦争ではないと書いたエントリーと実に関連深い記事であった。

記事の中の文章を引用する。

-------------
両チームは97年前の1909年1月17日に初めて試合を行い、2-0でガラタサライが勝利している。当初は、"エリート校のガラタサライ"に対して、"市民のフェネルバフチェ"といったわずかな階級差はあったが、現在のような激しいライバル関係はなかった。むしろ良い競争相手という感じで、両チームの関係は良好なものだった。
 ライバル意識が激しくなったのは近年になってからだという。現在も熱く応援する年老いたベテランサッカーファンに当時のことを聞くと、「あのころは、敵チームのサポーターでも隣同士の席に座って、それぞれのクラブを応援していたよ。もちろん、今と変わらないくらい盛り上がった。ライバルには負けたくないから、必死に応援した。だけど、"戦争だ"なんて一切思わなかった。とても素晴らしい雰囲気がスタジアムにはあった」と昔を懐かしそうに振り返る。
-------------

100年もの歴史を誇るチーム同士での戦いでも...いや、そういった歴史のある戦いだからこそ、その時代の社会背景も通じて様々な戦いが繰り広げられているのであろう。老人が懐かしむ雰囲気のスタジアムをベアスタでも是非とも実践したいと思う。

それにしても、ダービーの価値とは一体なんであろうか。今シーズン、「2008九州ダービー」と銘打って九州からサッカーを盛り上げようとするイベントが告知された。

コンセプトはこんな感じ

で、実際に明後日のイベントはこんな感じ

確かに利益を確保しなければならないのではあろうが、どうもダービーという言葉が営業戦略的に使われている気がしてならない。盛り上げるためにスタンプラリーは必要なのだろうか、盛り上げるために「Kyushu Derby」と記載されているマフラーは必要なのだろうか。

前述にリンクした記事には、

"こうした両チームの関係悪化をあおる象徴的な事象として、クラブの大きな収入源となっているサポーターグッズが挙げられる。"

という文言もある。もちろん、今回発売されるグッズが相手を威嚇して煽るような代物ではないので考えすぎなのかもしれないが、営業的戦略が強すぎるダービーというのもいかがなものか。自然に、あのチームだけには負けたくないという気持ちが巻き起こるような関係が築かれてこそのダービーではないのか。

筆者の中で、熊本との対戦において、作られたダービーという意識でいまいち盛り上がれない気持ちがあることだけは確かなのである。もちろん、負けるわけにはいかないチームということは確かなのではあるが。

 

コメント

そう言えば福岡では2年前の大分戦の時も
九州ダービー企画でタオマフを売ってたりしたけど、
サポ側から見ればダービーという意識は希薄だった様な気が…
あと、ホームジャックなんかされたりもしましたっけねぇ…

やっぱ商売的な匂いがすると何か覚めますよね。
ダービーの押売りみたいなw

クラブの歴史はお互いに十数年位しかありませんが、
それでも今までの鳥栖と福岡の間には色々あったりしたからこそ、
両チームのサポが熱くなれる試合。
所謂「九州ダービー」が確立したのでは?と思います。

私もその試合のタオルマフラーを覚えています。
福岡にとっても大分がダービー相手という概念はどうしてももちづらいですよね。
ダービーのもうひとつの定義として、生活圏が同一圏というのがあると思うのです。
福岡と大分ではちょっと離れすぎていますよね。

歴史を重ねるのも大事だと思いますし、サポーターがあつくなれるからこそのダービーですよね。
熊本や大分も含めると、現段階ではおっしゃるように押し売りという言葉がしっくりきますよねw

コメントする

このページのTOPへ▲