サガン鳥栖 VS FC東京 (テレビ観戦)

2007年12月 9日 22:18

全力を尽くした戦いでした。

そもそもJ2のチームがJ1のチームと対戦するという、鳥栖にとってはカテゴリが上のチームに対する挑戦者という立場である以上、力を温存するという戦いや、ペースを考えて戦うという事はできなかったのでしょう。結果は僅差での負けでしたが、その戦い方は決して間違っていなかったと思います。

前半直後の鳥栖は、J2の終盤を連勝で戦い終えた試合展開のように、人もボールも良く動き、組織としての充実を表現するかのような戦いでした。先制点もクロス、ゴール前の競り合い、そして決めた衛藤も次から次へと選手が湧き出てくるかのように鳥栖の選手が躍動していました。

攻撃では自らの走りでパスコースを作り、そして守備では自らの走りでスペースをつぶす。それぞれの選手たちがおのおの"走る"ことによってJ1という壁に向かいながら激しい戦いを演じていました。

しかしながら走るという行為は自らのスタミナを次々と奪っていきます。鳥栖の選手たちは後半も15分を過ぎた頃には足が止まって攻めたくても守りたくても体が動かないようになってきました。そして次第にパスミス、シュートミス、しいては判断ミスが増えてきます。

そして最終的にはJ1の壁にうちのめされました。終盤に決定的なゴールを決められ、ボールを奪いたくても奪えない、攻めたくても上がることができない。体が動かないまま、試合終了のホイッスルが鳴り響き渡りました。

最後はパワープレイですらままならない状態だったのですが、これもそれも前半から全力を出し尽くした結果だと思います。

FC東京は紛れもなくJ1のチームでした。確かに組織という観点からいくとチームの完成度は明らかに鳥栖の方が高かったと思います。しかしながら、テクニック、要所での攻め、守り、そして何よりも個々の能力、鳥栖の若い選手たちは来年に向けて自ら鍛えなければならない点をFC東京の選手たちから学んだ事と思います。同点に追いつかれるミドルシュートだなんて鳥栖スタジアムでは見ることのない素晴らしいシュートでしたよね。きっと来年は鳥栖の若い選手があのように糸を引く素晴らしいミドルシュートを決めてくれることでしょう。

サガン鳥栖としての今年の冒険もこの試合で終わり、このメンバーでの戦いもこの試合で終わりました。

さて、元日には東京に行く予定を入れていたのですが、キャンセルしないといけないですね(笑)

 

コメントする

このページのTOPへ▲