最終戦は九州ダービー!

2007年11月30日 12:40

今年のJ2リーグもついに最終戦を迎えてしまいました。開幕してからはこれから長いシーズンが始まるという期待感でいっぱいだったのですが、終わってしまえばもう最終戦かという風に時間も試合も過ぎ去っていきました。

Jリーグもいたずら好きとでも言いましょうか、開幕戦も最終戦も九州ダービーで日程を組んでおりました。開幕戦は悲壮感に打ちひしがれるばかりの大敗を喫し、第2クールでは博多の森でのダービー初勝利という歓喜の坩堝。そして第3クールでは審判がすべてではないですが、それら等々の要因によって荒れる展開となってしまいました。そして最終節となるこの試合、順位も確定してしまって一般的には消化試合と言われるものかもしれませんが、選手たちもサポーターも消化試合とは決して思っていないはずです。

ダービーという試合に対しては個々人が様々な印象や考えを持っていることだと思われます。ダービーと言いながらも通常と同じフェアプレイでという平常心を保っている人から、ダービーというからには荒れたり揉め事が起きるくらいでちょうどいいという方まで様々でしょう。

ただ、共通して言えることは「あそこにだけは負けたくない」の感情ではないでしょうか。

その気持ちが互いのサポーターや互いの選手たちにないとダービーとしては成り立たないと思います。筆者はダービーとはライバルの関係であって然るべきだと考えます。決して互いに貶め合う間柄ではなく、互いに高めあいながらも絶対に勝利だけは譲れないという関係。この形を築く事ができれば互いをダービーの相手として認めあいながら高いレベルでの試合ができる事を信じています。

そういう意味でいくと福岡のサポーターも鳥栖には負けたくないという感情を出してくれるのである意味うれしい事ですよね。行き過ぎたダンマクやサポートソングがあったとしてもそれは負けたくない気持の現れ。こちらもダービーを意識したダンマクやサポーターソングがあってもいいかなと思う反面、そういう挑発に応じないのが鳥栖サポーターの良いところでもあるかなとも思います。どちらにしても負けたくない気持ちだけは福岡には負けませんよね!

ライバルや好敵手という"力関係の釣り合った"という意味からはちょっとずれるかもしれませんが、ダービーの相手だからこそ完全勝利を追及し、年間全勝を目指す。今年もいろいろありましたが、ダービーは現在2勝1敗で勝ち越しのチャンスがあります。勝って開幕戦の汚名を3倍にして返上したいところですね。

最後に。上記に上げましたように絶対に負けたくないダービーだからこそ感情的になる部分は多々あると思いますが、そこは人間としてのモラルを絶対に忘れずに。サッカーをプレイするのもそのサッカーを応援するのもすべて人間がやっております。尊敬の念を常に持って戦いに挑みましょう。

...と言っておきながらなんですが、最終節は5-0でリードして是非ともサガン鳥栖のゴール裏から
「アビスパ福岡」
コールをやりたいなと思っていたりもします(笑)


 

サガン鳥栖 VS モンテディオ山形 (鳥栖スタジアム)

2007年11月29日 15:50

2007 - 69 サガン鳥栖 VS モンテディオ山形

ふぃー。私ごとで申し訳ないのですが、遠征(自分のスポーツ)、出張と多忙な週です。

ホーム最終戦ですが、非常に残念なことにスコアレスドロー。しかも最終節のダービーを待たずして最終順位が確定。惜しむらくはチャンスがあったにも関わらずゴールを挙げる事ができなかったこと。ただ、後半ロスタイムのフリーキックなど、ピンチがあったにも関わらず無失点で終えたのはよかったです。

この試合はやはりツートップの動きがやや精彩を欠いていました。疲れからか、モチベーションからなのか。いや、前半の開始当初は鳥栖も山形もチーム全体が動いてアグレッシブな戦いであったのですが、前半も30分過ぎから手数も人数もかけない攻めになってしまって硬直気味の試合展開でした。ですのでツートップだけの責任ではないのですが、わずかながらでもチャンスがあっただけに決めてほしいところではありました。

このようなホーム最終戦にてスコアレスという試合展開だったのですが、野崎の左足(前半のロングパスと、後半のダイレクトのクロス)の精度が増していることが確認できたのはうれしかったですね。左サイドのハーフとして来年こそは定位置を狙ってほしい所です。また、元鞘に戻ったという表現が適切かどうかはわかりませんが、高地のサイドバックとしての適性の高さを感じました。マークしている人間やボールを持っている人間に合わせて右半身に構えたり、左半身に構えたりと、一瞬で人を逃さないようにする動きをしっかりとしていました。このあたりは日高や鐵戸と見比べてみるとやはりその質が違います。

次節の九州ダービーは勝って気持ちよく3号線を下りたいですね(笑) 

ダンマクについて

2007年11月22日 11:28

先週の試合で見かけたダンマクの一覧です。

【ロッソ熊本】
「スタンドの声をフロントは聞いてくれ」
「ロッソ熊本は県民チームじゃないのか」
「12月中旬まで待てない!本日締切!」

【アビスパ福岡】
「偽りの愛や身内の誹謗はもうたくさん!」
「社長、全職員、監督、チームスタッフ、選手、サポーター、全てに責任がある」
「信頼できる「ボス」が居ない事や「お金」がない事を言い訳とするな」
「他人のせいにするのはもう終わり」
「愛すべきチーム、愛すべきフロント、愛すべきサポーター、愛すべきマスコミ、そんな「アビスパ福岡」でありたい」

こういった批判めいたダンマクはたびたびスタジアムで目にしますよね。原因としては往々にして出す側と出される側のコミュニケーション不足でしょうね。コミュニケーション不足と言うよりは、コミュニケーションそのものをとろうとする動きがない事でしょう。チームとしてサポーターに言えること、言えない事は運営上多々あるのでしょうが、あまりに不明瞭な状態でチーム運営が推し進められるとサポータ達の不満はたまっていく一方です。もっとも、サポーターに説明する必要やコミュニケーションをとる必要がないと思っている運営側の方もいらっしゃるようですし、それは根本的に問題外な対応ですよね。

また、こういったダンマクが出された時に思うのが、どのような最終目的を持ってだされているのかがわからないなと思うのです。ダンマクに書かれている内容は抽象的であったり婉曲的であったりします。最終目的は何なのか、何に対して不満だからこのようなダンマクを出したのかというのが直接的に書かれていないので、はてなマークが頭をよぎります。

特に先日の博多の森のダンマクは何が目的での掲示であったのかが知りたいです。ダンマクの内容を運営側に伝えるだけでしたら、直接事務所を訪問したり、電話をかけたりもできます。わざわざスタジアムに掲示して一般のサポーターや選手、監督にも見える位置に出したのはみんなにも考えてほしいという呼びかけだったのでしょう。それにしては一般論すぎたり抽象的であったりして目的が分かりませんでした。おっしゃることはごもっともとしか言えないですよね。

責任という言葉は使い方が非常に難しいです。全てに責任があると言われても、果たして誰がどのタスクを持っていて何を実行しなかったから責任をとらなければならないのかという明確な責任の範疇が恐らくありませんよね。責任がありますから謝りますと言われても、一体どのような目標を持って、どのよな過程を経て、どのような結果を招いたからお詫びしますという形でないと、単に「すみません」って言うだけでは何がどうすみませんなのかが分かりません。

まずは来年はチームとしての明確な目標をもつことでしょう。そして目標と最低到達ラインの二つを準備していて最低到達ラインに満たなかった場合は人事で対応する。その評価を行うためにも第三者的な視線で現場、フロント、サポーターがそれぞれ相互牽制で評価できればよいのでしょうが、それは難しいでしょうかね。とにもかくにも、前へ進むためには何をやったらいいのかをチーム、サポーターがともにコミュニケーションをとれたらいいですね。

 

アビスパ福岡 VS 徳島ヴォルティス (博多の森球技場)

2007年11月20日 16:53

2007 - 68 アビスパ福岡 VS 徳島ヴォルティス

11月らしい、寒風吹きすざむ中での試合でした。

徳島は選手の名前を見てもこの順位にいるような選手たちではない気はしましたね。もう少し上でもいいような。一番整理しないといけないところはセンターバックとゴールキーパーでしょうか。

センターバックはロングボールに対しての処理が不安定でした。特に、ゴールキーパーもディフェンスラインの裏のカバーリングが不安定ですのでロングボールを主体に戦ってくるチームでしたら苦労しっぱなしかもしれませんね。

先制点はゴールキーパーがキャッチできるボールをパンチングに逃げたことによってそのボールがアビスパの選手の前にこぼれたことによって生まれました。パンチングのボールからそのままシュートを決められる(実際には1度ディフェンスに当たりますが)ゴールキーパーとしてはあってはならない形でしたね。

2点目はディフェンスラインが並んでいたにも関わらず、センターバックの裏にボールを通されてしまい、慌ててアンドレが追うものの、後ろから倒してしまってPK。倒れた位置はPKではないと思いますが、あの場所を抜かれて後ろから倒したということでレッドカードでもおかしくなかったような気がします。

見た感じ、アンドレはセンターバックの選手ではないと思います。後半にボランチの位置まで上がった時の方が彼の力を発揮していたと思います。ロングボールの対処の仕方、そして人に対するマークのつき方、ラインの統率。すべてにおいて外国人枠を使ってまで起用するセンターバックではないかなと。

逆に攻撃陣に関しては無得点でしたので合格点ではないですが、ある程度の及第点は上げられたと思います。特に、ダ・シルバと熊林が落ち着いてボールをさばいていましたので中盤を厚くして縦が無理なときに横に展開という形がしっかりと作られていました。後は阿倍が決めるだけでしたが、そこだけがかなわず。熊林は時折守備をさぼっていたのでそこだけは褒められませんが。それにしてもダ・シルバはいい選手ですね!守備のチェックも早かったしポジショニングもよかった。ボールの展開もできていましたし、徳島は彼が中盤にいたことが攻勢につながったと思います。

福岡は1点目は大きなサイドチェンジ(いつも田中に対して蹴るボールのように右サイド裏のスペースへのパス)からの得点でしたし、2点目もサイドのスペースのスルーパスに反応した久永の突破からのPKでした。どちらも1本のパスでディフェンスラインを崩した格好です。

ただ、劣勢になってしまった原因としては、筆者としてはどうしても城後と布部のバランスがとれていない気がします。互いに自由に動きすぎているような。運動量が豊富と言ってしまえば褒め言葉のようですが、攻撃に特化してしまって、肝心な時に守備してほしいゾーンにボランチがいないというのが筆者としてはあまり好みではありませんね。

また、後半に入ってすぐに長野がフォワードの位置に上がったのも解せません。後半の開始直後は徳島がサイドからのクロスで攻め立てますが、センターバックが一人いなくなったので中盤の守備を4バックの形であるかのように守り、そして最終ラインは3人で守っていたので、スペースができるのは当たり前の話。そこをついたときに得点ができなかったのは徳島の前線の弱さでしょうが、形はしっかりと作られていました。相変わらず何が目的だったのかがはっきししないというポジションチェンジでした。

とにもかくにもサッカーの質という点では、両チームともこの時期にこのチーム力であるのは昇格争いから脱落するのもやむを得ないなという試合でした。

 

 

ロッソ熊本 VS 三菱自動車水島FC (KKウイング)

2007年11月18日 15:08

2007 - 67 ロッソ熊本 VS 三菱自動車水島FC

J2参入がほぼ確定したロッソとそのロッソに前期で勝利をあげている三菱水島の戦い。

試合は、高橋の目の覚めるミドルシュートと上村のアトランタオリンピック予選のときのゴールを思わせる素晴らしいゴールで1-1の引き分けでした。
...上村はオウンゴールでした(笑)

試合が終わっての私感。ロッソは高橋に気持ちよくシュートを打たせるために周りがどのように動いたらよいか、高橋が中央でシュートチャンスを迎えるためにはどのように組み立てたらいいのか、というのをチーム全体として考える事ができたらもっと強くなると思います。

高橋をサイドに走らせたり、ポストでつぶし役にさせたりしても他にシュートを打つ選手がいません。そういう意味ではツートップで相方を組んでいた山内はいまひとつレベルが低いかな。よく動いてよく走っていましたが、チームが生きるための走りではありませんでした。肝心な時に肝心な場所にいないことが多く。

三菱水島はいいサッカーをしていました。細かくつないで相手ゴール前に近くなったら三角形の形を作ってワンツーで抜ける体制をつくろうとする動き。そしてそのサイドからも選手が走りこんでクロスを上げる形作り。ひたむきに体を張ってロッソに対して一泡食わせてやろうという意気込みを感じました。

前回、三菱水島がロッソに勝った時はスタジアムDJ(ウグイス嬢的)な方が涙交じりの声で話していたらしいですよ。純粋に勝とうとやる気のあるチームは見ていてすがすがしいですね。

ちなみに同じく前回勝ったときは選手が
「夜勤明けが半分いるチームがプロに勝ってしまって申し訳ない」
と言っていたらしいです(笑)
今回はどんな言葉を残したやら。

 

サガン鳥栖新加入選手 & アビスパ福岡小林チーム統括グループ長を更迭

2007年11月14日 18:41

サガン鳥栖に新加入選手が入りました!

http://www.sagantosu.jp/c/news/contents/20071114175844_2974
http://www.sagantosu.jp/c/news/contents/20071114180502_2975

順天堂大学と青山学院大学ですか。

順天堂大学はジュビロ磐田と戦った天皇杯をテレビで見ましたが...覚えていない。
青山学院大学はサガン鳥栖との練習試合を見ましたが...覚えていない。
プロフィール紹介で書いてあることが実践できたら、新人選手としてこの上ない補強ですね(笑)
未来のサガン戦士に期待しつつエールを送ります。頑張れ!!

さて、アビスパ福岡の小林チーム統括グループ長更迭の件です。昨年と同じ事を繰り返しているような気がします。今年も未来へのビジョンや結果に対する分析もないまま監督の続投を決め、その監督との折り合いが合わないという理由で強化部長の解雇を決めました。チームとしての方向性が何も見えないまま、将来の計画も明らかになっていないままの人事です。

アビスパ福岡としてはリトバルスキーと小林さんのどちらを"人材として大事にしたい"と思っているかという事だけは方向性を示しましたね。

九州出身で過去にはアビスパでサテライト監督も行い、再び統括という形でチームに入った小林さん。さぞや無念の気持ちでしょうね。誰かが責任を取らなければならない状況ではありますが、こういうときは大体が中間管理職の立場の人が切られる傾向にあります。トップの責任、トップの評価という意識はないのでしょうね。

 

セレッソ大阪 VS アビスパ福岡 (テレビ観戦)

2007年11月13日 12:32

セレッソは香川が復帰し、やはり彼のドリブルとゼカルロスの前への推進力で攻撃力を発揮しておりました。更に、この試合で光ったのはジェルマーノと柳沢。双方ともに豊富な運動量で攻撃にも守備にも顔をだしておりました。柳沢はともすれば左サイド一辺倒になりがちなセレッソの攻撃に第3の選手としてアクセントを加える大きな役割を果しました。古橋、濱田といったボールをためることのできる選手がいるからこそのオーバーラップでしょうが、なかなか上がるタイミングというのは難しいもので、裏のスペースをつかれるピンチも作っていましたが無失点だったのでよしとしましょう。

それにしてもジェルマーノは見るたびに動きがよくなっていきますね。来日当初は体の重さが非常に気になっていましたが、試合を重ねるごとにコンディションがあがってきたのか、動きが軽快になってきました。彼の簡単なさばきとワンテンポのタメの使い分けがセレッソにはまってきているような気がします。守備をさぼらない献身的な動きが周りの信頼を得てきているのでしょうね。

対して福岡。
...リティはばたばたしすぎ(笑)

なぜ、試合が始まって間もなくからディフェンスの選手を前線に上げたり、サイドの選手をポジションチェンジしたりさせるのだろうかと思います。試合には流れというものがありまして、その流れを相手よりも先にいち早くつかむ事が重要です。そうしながら相手の隙をついたり弱点を狙ったりという試合の中での狙いどころ、勝ちに行く展開ができるのです。それもこれも自分たちの戦い方ができるからこそのこと。自分たちがばたばたと動いてポジションが定まらず、スペースを相手に自由に与えてしまったらまさに自滅としか言いようがない。セレッソの前線の人数に対してアビスパのディフェンスラインが同数以下だというピンチなんて何回迎えたでしょうか。

少なくとも、私はこの試合でリティが何をやろうとして、何の可能性を見出すためにこの戦い方をチョイスしたのかが分かりませんでした。来年のために何かを考えてやったのかもしれませんが、これまでいろいろサッカーを見てきた限りでは、昨日のやり方で成功するとはとても感じられませんでした。よっぽど強力なストライカーや一人でも守れるセンターバックを連れてくる宛てでもあるのでしょうか。

最後に、中坊コラムさんの大宮VS大分の観戦記より拝借

「エジはもうすっかりおなじみだけどホベルトの動きも凄く良かった。こんな相手潰せて中途半端な動き一切しない良い選手、なんでアビスパは放出しちまったんだろう。」

まさしくおっしゃる通りで、今年の成績や戦い方を総括すると福岡のチーム編成の狙いどころが分からない1年でした。福岡というチームは昔から...ええ、清水さんが監督をしていたころからフロントや強化部長の選手獲得方針と現場サイドの獲得方針が一致団結して協力できていないですよね。お互いに心の内を見せないまま、方針について話を深めないまま、打算と人間関係(悪い方の)でチーム作りが進んでいる気がします。

サガン鳥栖 VS コンサドーレ札幌 (鳥栖スタジアム)

2007年11月11日 23:58

2007 - 66 サガン鳥栖 VS コンサドーレ札幌

サッカーがこんなに面白いものなのかというのを久しぶりに感じた好ゲームでした。

何よりもこの試合を演出していたのは鳥栖スタジアムだと思います。両チームのサポーターがピッチ間近から応援を繰り広げる景色、そして彼らの声が響き渡る音響。スタジアムを劇場と例える人たちの気持ちに大いに共感できます。特に、この試合は昇格が決まるかもしれないという事もありまして遠路はるばる札幌から多くのサポーターがやってきていました。鳥栖のゴール裏の3倍はいようかという大応援団。だからこそ試合としては燃える展開になったのは確かですし、そしてその札幌に打ち勝つ事ができたのはホント気持ちよかったです。

試合内容ですが、前半から終始鳥栖がペースを握っていました。鳥栖の狙いはサイドバックの裏のスペース。シンヨン、藤田が共に上下に動いてボールを引き出しながらディフェンスラインからのマークをはずしつつ、後ろの選手が余裕を持って蹴ることができるタイミングを見計らって裏への走り出しをはじめました。

確かに、札幌は中央のディフェンスは高さもあり、ブルーノはカバーリングにも長けていますので単純に中央に長いボールを入れるのは得策ではありません。ですのでサイドバックの裏、特に執拗に西嶋の裏をついてきたのは非常にいい作戦だったと思います。また、そういった意図のあるロングボールですのでチーム全体としてセカンドプレーの準備ができていました。札幌よりも一歩早く動けていたのはそういった全体の意思統一が大きかったと思います。ショートパス、ロングボールにしても全体として意図のあるプレーでしたのでひとつひとつのプレーの質が高かったですね。

このロングボールが次第に札幌ディフェンスラインに効いてきておりまして、特に後半に鳥栖が先制点を奪ってもなかなかラインをコンパクトにできませんでした。点を取りに行きたい前線と、ロングボールに対応するディフェンスラインとの間が空いてしまって三浦監督もしきりにコンパクトさを要求するしぐさが見て取れました。

もうひとつ、ただロングボールに終始する攻撃にならなかったのは高地の動きも大きかったと思います。高地がサイドバックの位置からボールをハーフに預け、フォワードがサイドに開いたところのスペース中央へ入ってくる動き。中央のスペースにはしきりに衛藤、義希のどちらかが入っていたのですが、高地もスペースに積極的に上がる事によって数的有利の状態を作ることができ、細かいパスでの攻撃につながっていました。もちろん、高地が自由に動いているときにそのスペースを埋めるボランチのカバーリングがあってこそであったと思います。高地はサイドバックからの方が動きがいいような気がしますね。

このように、鳥栖の選手が積極的にあがることができたのは札幌が攻撃に人数をかけない事も影響したと思います。札幌の前線への人数の圧力がなかったので鳥栖もリスクを最小限にして攻撃に手数をかけることができました。衛藤の先制点はまさにボランチの位置からの上がりでありまして、カウンターからでしたがシュートに対してつめることができる位置にボランチがいるのは流れの中で前線へ行けるからこその事ですね。

札幌は先制点を奪われてからもなかなか前へと攻撃をしかけることができませんでした。先制点後も鳥栖の波状攻撃にさらされ、コーナーキックの場面に対しても前線に人を置くことすらできませんでした。チームとしてのゲームプランだったのかもしれませんが、ビハインドの場面でありますので多少のリスクを背負ってでも前線に残しておく手はなかったかとは思います。選手を交代で入れて岡本、西と足元がある選手たちがつないでシュートチャンスを生むこともままありましたが、時間がせまってからはパワープレイになってしまったので彼らが生きなかったですね。

また、札幌としては藤田が止められてしまったのが誤算であったかと思います。藤田がサイドをスピードで切り裂いてからクロスをあげ、中の上背のあるツートップで勝負をするという攻撃がやりたかったのでしょうが、鳥栖のディフェンスがよく封じていました。藤田を止めた高地、吉田恵はよく頑張ったと思います。

とにかく、今日は全員がパスコースを作り、全員がボールに対して最後の一歩までアタックしていました。シュートを打つ意識も高く、守備をしっかりという軸の中での攻撃サッカーを垣間見ました。守備に関しては、特にディフェンスラインは体格的に完全に負けていながらも体を張って守っていました。それにしても今日のディフェンスラインはとてもフラットでしたね.........身長が(笑)

そして監督の選手交代。一番運動量を必要としていた両翼の選手に疲れが出たときの交代のタイミング、そして曽田が前線にあがったときに加藤をマンマークで付ける対応。スタメンの選手起用とともに監督もいい仕事しましたね。

あえて、ひとつ苦言を言うとすれば試合の中ではっきりとしたプレーができなかったり、雑なプレーがある時間帯があったこと。味方が痛んでいるときの義希の中途半端なプレー、フリーでありながら雑にさばいたシンヨンのパス、奪われてはいけない所でドリブルをしてしまって危ないシーンを作った衛藤。その他もひとりでひとつくらいは気の抜けたプレーがありました。確かにすべての時間を集中するのは大変です。しかしながらひとつのミスが失点を生むスポーツですので注意をしてしすぎることはないですから。

天皇杯というビッグタイトルも可能性は残しておりますし、夜の試合で福岡が負けたことによってダービーの結果での入れ替え順位浮上の可能性もでてまいりました。是非とも残り三戦、悔いのない戦いで全力を尽くして欲しいと思います。


 

かりゆし全選手に給与ゼロ提示

2007年11月 9日 16:05

かりゆし全選手に給与ゼロ提示


この記事を読んで自分の中で考えた事が二つありました。そのひとつはもちろん、選手たちの行く末を案じた事です。これまでサッカーに打ち込める環境の中でやってきたのでしょうが、突然自分の職場を失うという事の戸惑い。そのことを思うと夜も眠れないだろうなと同情します。

それと同時に、もちろん生計に関してはアルバイトもやって頑張って生活しているでしょうが、それでもチームから給料をいただいてセミプロのような形でやっているならばやっぱり結果が必要だったということ。今年も例年と同様、Kyuリーグでは中位になってしまいまして結果を残す事ができませんでした。厳しいですが、原因は結果を残せなかったチームそのものにもありますよね。

JFLに昇格しないとチームも資金面は苦しいはずですのでこういった結果が訪れるのは遅かれ早かれいつかは現実として受け入れなければならなかったのかもしれません。ロッソ熊本は素晴らしい成功例でありまして、かりゆしも内紛等々あって紆余曲折しておりましたが、結果的にはヴォルカ鹿児島のような形になってしまいました。残念です。

なかなかプロ化へ、Jリーグへという道は大変ですね。

上司がアビスパの選手と同じマンションだった話

2007年11月 7日 12:34

人事異動で7月から新しく上司になった方にも筆者のサッカー好きが伝わってしまいまして(笑)
聞くところによると、その上司が住んでいるマンションには、昔、アビスパ福岡の久永も住んでいたとの事です。

試合がない日(季節)でも、常にトレーニング・ランニングを繰り返していて、マンションの玄関みたいな...土間みたいな手すりがあるところで黙々とストレッチしていたとか。冬の寒い日でも体から湯気がでていたらしいです。プロとしては日々トレーニングを行うのは当然なのかもしれないのですが、実際に目の当たりにすると迫力を感じるでしょうね。

プロ選手は体が資本なので、体力強化は常に行わなければならない事なのですが、人間ですので気分転換や休みは欲しいところです。どれだけ自分の甘さを捨てきれるかというのは選手としての成功や寿命に繋がるのでしょうね。

筆者も、一応、全国大会に繋がるような競技をやっておりますが、シーズンに入って多少の節制と体作りを始めたくらいで完全にストイックにはなれません。だからいつも勝ちきれないのでしょうが(笑)

もちろん、プロとアマの違いはあるのでしょうが、何事にも努力なくして大成なしですね。

 

 

ゴルフ道具をブリヂストンで揃えちゃいました♪

2007年11月 6日 11:51

鳥栖サポーターとしてブリヂストンに敬意を表して製品を購入しました!

というわけで少々.........いや、多々無理をしましてゴルフ道具を揃えちゃいました。ここ2ヶ月くらいあらゆるところで試し打ちをやり、ネットショップやらスポーツ用品店やらゴルフ専門店やらで探した結果やっと買う事ができました。テーラーメイドやナイキ、ダンロップのXXIOなんかと悩んでいたのは内緒w

結局ほとんど二木ゴルフで買ったんですけどね。もしかしたらゴルフに興味がある人がいるかもしれないので、私のクラブラインナップはこちら↓↓

1W ブリヂストン
3U ブリヂストン
5U ブリヂストン
5I ブリヂストン
6I ブリヂストン
7I ブリヂストン
8I ブリヂストン
9I ブリヂストン
PW ブリヂストン
AW ブリヂストン
SW ブリヂストン
PT テーラーメイド

パターだけはサーセンwwwwww どうしてもブリヂストンのフィーリングが合わなかったもんで(笑)
テーラーメイドはアディダスのゴルフブランドです。アディダスのサッカーボールがないと試合ができないので、ひとつくらいは勘弁してくださいw

でも...


ゴルフバッグだけは「ダンロップ」だなんてバカスw
せっかく中身はブリヂストンで揃えているのに表向きが思いっきり「DUNLOP」だもんなー(笑)

 

天皇杯 サガン鳥栖がアルビレックス新潟に勝利!

2007年11月 5日 23:33

よくやったぜ!サガン戦士!

ということで、サガン鳥栖がアルビレックス新潟を3-2でやぶって5回戦へと駒を進めました。J1勢を相手に一歩も引かない戦いを見せた模様で、ニュースを見ても素晴らしいゴールだったみたいで何よりです。

しかしながら、失点は失点でミスはミス。取り返せたからいいものの、もしもあの先制点のまま負けていたら何も得るものがなかった試合になる可能性もありました。次の天皇杯の試合はFC東京戦ですね。そのまえにリーグ戦でしっかりと結果を残して上昇気流を描いて再びJ1へと挑戦をして欲しいと思います。

...賞金獲得までがんばれ!!(笑)

 

ロッソ熊本 VS FC刈谷 (八代運動公園陸上競技場)

2007年11月 4日 00:38

2007 - 65 ロッソ熊本 VS FC刈谷

Jリーグ参入へのカウントダウンが始まっているロッソ熊本と地域リーグとの入れ替え戦が目前に迫っているFC刈谷との対戦。チーム力には間違いなく力の差が存在しているはずなのですが...という試合でした。

試合観戦記の前に。私の隣の家のロッソサポの方が所属していらっしゃるサポーターグループの方々の写真です。→ 写真の表示

ロッソ熊本もJFLでありながらも、ゴール裏のみならずこういったいくつものサポーターグループがありましてチームをみんなで支えております。メインスタンド、バックスタンドの"赤着用率"も高いですし、人口やスタジアムキャパ(KKウイング)から考えても地域に根付いてきたら新潟や仙台のような発展を見せるかもしれませんね。楽しみです。

さて、試合ですが、ロッソはJリーグを目指しているチーム、JFLでも上位のチームということでちょっと厳し目な評価を。

熊本はVTRを繰り返すが如く、非常に攻撃が単調でした。いえ、長いサイドチェンジが多く、傍目にはダイナミックな展開のサッカーをやっているように見えると思います。私はメインスタンドで見ていたのですが(予断ですが、八代はお金払わなくても外からフェンス越しに試合が普通に見えますね。)観客の皆様も比較的声を出される方が多く、しきりに逆サイドのフリーの選手に対してのパスを要求しておりました。

逆サイドへの展開というのは、逆サイドにいる選手の前方に大きなスペースがあったり、逆サイドの方が数的有利で崩せる確率が高い場合であったりすれば、展開した後のそのサイドからの攻撃が有効となります。

ロッソの場合は上のようにサイド攻撃(サイドチェンジの結果の攻撃)で有利な状態を作るアクセントがありませんでした。例えば、一度中央で相手のディフェンス陣を寄らせておいてスペースを作ってからの外への展開や、(リスクをかけてでも)サイドバックを攻撃に参加させ、数的有利を作ったサイドへの展開などですね。ロッソにはそういった相手ディフェンスを崩す攻撃のプロセスが確立されていませんでした。

ロッソがやっていたサイドチェンジはいたって単純。サイドでボールを受けても刈谷が守備ゾーンを作っているのでなかなか縦への突破ができない。ですのでボランチやセンターバックへボールを戻す。すると逆サイドの選手が空いている → サイドチェンジの繰り返し。

一瞬、サイドチェンジが決まってすごくチャンスのように思えるのですが、その間に中央にはまったくボールが入っていません。ですのでボールが左へ右へと大きく流れている間に刈谷の選手はそのまま並行に横に移動するだけで守備ゾーンはまったく崩れていないのです。

くどいですが、もう一度言います。このサイドチェンジの前に一度中央にボールを入れてセンターバックをつり出したりすると、展開した後にマークがずれがちになるのですが、マークを見ている選手が変わらないまま、右(左)目で見ていたボールが左(右)目に変わっただけ。

もう一つ問題が。逆サイドに選手がいるという状態は選手が密になるエリアがないということです。密になるエリアがないということは人数をかけて崩すことができないということ。個々の選手にドリブル突破力があればいいのですが、ロッソのサイドはそこまでは突破力がありませんでした。市村の縦へのドリブルからのクロス以外に縦への推進力を感じるシーンがなかったですね。

縦へ突破できないとなると、そこで選択されるのはペナルティエリアの角やや後ろからあげられるアーリークロス。浅い位置から何度も何度もクロスがあがっていたのですが、刈谷のディフェンスラインは待ってました状態ではじきかえしていました。ロッソのツートップはヘディングで競り勝てるタイプではありませんでしたし、比較的対応は楽だったと思います。

この試合のロッソの攻撃をまとめると...

右へ展開

ボランチ(センターバック)へ戻す

左へ展開(この後、再び右へ展開することもあり)

アーリークロス

はじき返される。

この攻撃以外では、フォワードが飛び出してディフェンスラインの裏に長いボールをだすとか。いずれにしても最後は長いボールであったので精度を欠いたまま終わってました。

YKKAP戦でも書いたかもしれませんが、ロッソは中央にくさびで足元に入れるボールがほとんどありません。だから相手のディフェンスラインが崩れるきっかけができないんです。マークをずらすパス、スペースを作る動き、人数をかけるエリア。ただやみくもに空いている選手に対して右へ左へとパスを入れるだけでこの日の刈谷のように集中したディフェンスであったら崩すのは至難の技でしょうね。

ひとつ、惜しいシーンがあったのはこんな感じ。左サイドの西森が前方に張ってボールを受ける。しかしながら前を向けずに相手ディフェンスに追われて下がりながら小森田にボールを返す。ここで西森がディフェンスをつれて下がったので、そのスペースへ山内がいい走りで入ってくる。ところが小森田は右サイドへ大きな展開をする。コモ!ここは山内への縦へのスルーパスでしょう!!!結果、右サイドへ展開しても、左サイドに小森田、西森、山内が残ったままで中央が薄く、アーリークロスを上げても高橋1人ではディフェンス3人には勝てませんでした。

熊本は左サイドよりは右サイドの方が縦への推進力がありましたので、もっと右サイドを基点に人を集めて攻撃を展開したらよかったと思います。左サイドバックの福王は攻撃に特化した選手ではないので大胆なオーバーラップは見込めませんでしたしね。

得点が入る気配はセットプレイだけでしたが、コーナーキックのこぼれ玉を山口武士が素晴らしいミドルを決めて1点を守りきりました。あのシュートは「キーパー一歩も動けない」を地で行ってましたね。見事でした。

そんなこんなで、話は変わって我らが矢野くん。相変わらずヘディング強い!上村に隠れていたけど、矢野もこのカテゴリーではすごかった。そしてもうひとつ!鳥栖時代にはないクオリティを見せてくれました!それは...

ボレーでのパスミス(笑)

もう、プレスもないからボールを落ち着けたらいいのに、無理にボレーでロングパスを通そうとするもんだからパスミスになって流れ止まるしw

刈谷はなんと行っても前線のキープ力がなさすぎ。ディフェンスラインは頑張ってましたが、ボランチとフォワードがあまりにもボールをさばけず。更に惜しかったのは、ロッソはあるタイミングで長いボールが来るというのが計れていましたので、その瞬間に思い切ってラインをあげてオフサイドを取る事ができなかったかなと。ラインを下げるばっかりだったので、攻撃の起点が低すぎてちょっと厳しかったですね。この試合では刈谷が取ったオフサイドはゼロだったのでは。

この試合の結果、ロッソはJリーグへの参入をほぼ確実にしました。あとはすべての試合が引き分けでも参入は決まります。今年は絶対に結果を残さなければならなかったロッソですが、ついに舞台をJリーグに移しての戦いになります。サガン鳥栖、アビスパ福岡との九州対決も楽しみですね。


 

Jリーグ 支配下選手登録に対する試合出場者数の割合

2007年11月 2日 09:47

さて、今期は怪我人も多く、レギュラーと呼べる選手もスタメンが試合ととも変わりなかなか固定できなかったサガン鳥栖。栗山と副島以外は全員試合にでたんじゃないの?って思いながら登録選手に対する出場の割合なんぞだしてみようと思い立ち、せっかくなんでJリーグ全部やっちゃえ!!という勢いで調べた結果が → データ画像の表示

途中契約や契約解除された選手とかの情報がもろもろ完璧ではないので、100%のデータではないことをご了承願いたく。青で塗られているマスはリーグの平均値を超えているチームです。

さて、やっぱりと言っていいべきか出場選手の割合はJ1、J2ともに上位チームになるほどに低い!強いチームには間違いなくレギュラーという選手が存在していてレギュラーが固定されているということは勝っているという証でもあります。勝っている時にチームや選手をいじる監督は少ないでしょうからね。

さて、ここでひとつ面白いデータが。J1は下位チームが出場割合が高いですが、J2は中位チームに出場割合が高いです。これは筆者的に分析すると、下位チームに関しては、J1は降格があるので絶対に下位から脱出しなければならないのであの手この手を打たなければならないが、、J2は降格がないので、レギュラーを固定するなり、若手を長期間起用することでチームとしての成熟や底上げを図っているのではないかと。

昇格・降格を考えると、J2の中位チームは昇格しなければならないので、あの手この手を打ってでも上へあがろうとするのが見て取れます。J1中位の川崎と千葉に関しては、川崎はアジアチャンピオンシップがありましたし(またもやアホなスタメン問題とかありましたし)、千葉はいまでこそ連勝で中位ですが、チーム状態は一時期どん底でしたからね。

そう考えると浦和レッズの数値は見事としか言いようがないですね。

また、出場選手割合は札幌とG大阪が60%代ですが、なんとヴィッセル神戸も60%代なんです。
...と思いきや、ただ単に支配下登録選手が多いだけでした。さすが楽天マネー。試合出場選手に関してはリーグの平均をしっかりと超えてらっしゃいますw

そんななか、鳥栖は出場割合で堂々とJ2で2位栄冠を獲得しました!(笑)
レギュラーメンバーが固定されない状態を如実に現わしていますね。うーん、いかんともしがたい。開幕戦でスタメンだった選手のうち、ホントのレギュラーと呼ばれるのは高地くらいでしょうか。レギュラーとまで言えなくても、次点で赤星と鐵戸くらいかな。

支配下登録選手に関してはJ1もJ2もあまり人数的には変わりがありませんでした。 

サガン鳥栖 VS 京都サンガ (佐賀県総合運動場陸上競技場)

2007年11月 1日 12:37

2007 - 64 サガン鳥栖 VS 京都サンガ

この試合の前に...反省せねばならぬ事が。てっきり試合が14:00からだと思って博多区の二木ゴルフでパットの試し打ちなんかしちゃってそろそろ出発しようかなと思い、スタメンでも確認してみようと思って携帯の速報サイトを開いたらなんと試合開始は13:00!鳥栖プレミアムアウトレットのテーラーメイドによる間もなく高速で佐賀まで向かいました。試合開始の時刻を間違えるだなんてまったくもって気が抜けてます。昇格争いまっただ中だったらこんな事もなかったろうに。選手たちには「来年の戦いは始まっている」だなんて言っておいて自分がこの体たらくではダメですよね^^;

 

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で、写真は試合開始ぎりぎりについた怪我の功名(?)と言いますか、スタジアム入場前の選手たちの様子。(手前は戯れるちびっこたちw)佐賀陸はグラウンド入口通路からピッチまで狭いので選手たちがはみでていました(笑)鳥栖の選手はいい意味でリラックスしておりました。藤田もユンさんも笑っていたし。逆に京都の選手は固かったのかな。モチベーションが勝負のあやになることは多々ありますが、正直、試合に対するモチベーション自体は京都の方が高そうでしたが、失うものはないという意気込みを上げている鳥栖の勝利と相成りました。

試合開始早々からまずは守備から、無失点から、という意識を徹底しているのがこういう形を生んでしまったのか、引き気味な鳥栖に対して京都が左右にボールを振って鳥栖ゴールに襲い掛かります。

序盤で鳥栖が守備に入った問題点はセカンドボールを拾えない事でした。とにかくルーズボールをものにできないので京都の攻勢にはまってしまっていました。セカンドボールを拾えなかった原因としてはハーフの選手が全員ペナルティエリア内に入ってしまっていたことがひとつですね。京都は美尾と徳重をワイドに張らせ、中央はパウリーニョが基点となる攻めでした。ワイドからの攻撃になるのでクロスが多くなるのですが、クロスに対して平行に構えようとするとハーフが下がってしまったり、二列目から入ってくる斉藤や角田についていってマークしながら下がってしまうのはおおいに理解できます。しかしながら、京都のペナルティエリア内の人数と鳥栖の守りの人数のバランスがを考えるとセカンドボールが発生するゾーンに誰もいないという状態が続いていたのは押し込まれる要因ともなるので修正が必要だなと思いました。

もうひとつはユンさんの守備面での不安。相手のスローインや相手のディフェンスラインでのボール回しの際にはユンさんは角田を見ていたりしていますが、ボールが流れてしまうと途端に自由人に(笑)特にバイタル付近でのこぼれ球を拾われてフリーにさせるとピンチになってしまいます。ユンさんの攻撃力と守備力はトレードオフの関係ですので、彼を生かすためには周りの選手がサポートしていかなければならないところですよね。特に清水や野崎の位置の選手が担ってほしいですね。

ユンさんのボールの扱い方、さばき方は鳥栖の選手の中では各が違いますね。今年は前線でも藤田、シンヨンとある程度ボールをキープできる選手がいますので、前線がつまってボールが戻ってくるときにボランチの位置で構えているユンさんが生きています。

先制点の取り方は鳥栖としては理想の取り方だったように思えます。この得点もやはりキムシンヨンがサイドに流れて基点になったこと。このBlogでも何回か取り上げましたが、キムシンヨンのサイドのスペースの取り方は目を見張るものがあります。先日の試合の清水のゴールは藤田が劣りとなってファーサイドでの得点でしたが、この得点は藤田が中央に構えて、シンヨンと藤田の間にできたギャップに対して三列目から飛び込んできた義希の動きがすべてでしたね。センターバックがつり出されたことによってゴール前の京都ディフェンスが1枚ずつずれなければいけないときに藤田がシンヨンとのギャップを消さずに残しておいたので義希が入るスペースが生まれました。そこにボールがだされて京都DFがさらにずれようと動き出したときにはすでに後手後手になってましたね。それにしても、<b>アシストした義希もゴールした藤田もワンタッチプレイ</b>でのゴールです。ゴール前でのワンタッチプレイの魅力はここにありますね。

さて、ここに来てシンヨンと藤田のコンビネーションが確立してきました。たられば禁物ではありますがシンヨンが開幕から鳥栖にいたら...というのは思いますが、それは補強を行ったどこのチームでも同じですからね。

藤田はシュートの意識が高くなってきましたね、鳥栖がカウンターで攻め上がったときにバイタルエリアで野崎からボールを受けた藤田がそのまま前を向いてシュートを放ちました。結果としてはいらなかったのですが、野崎はパス&ゴーで前に空いていたスペースをついていたので藤田は再び野崎へ展開するという選択肢を持ち合わせていました。野崎がボールを受けていたらファーサイド(右サイド)に選手が固まっていたのでいいクロスが上がれば得点が決まっていたかもしれません。結果論でいえばゴールが決まらなかったので選択ミスなのかもしれませんが、前を向いてシュートを打つという事を鑑みるとこの場面以外での得点に対する期待感がでてきます。臆せずにシュートを打っていく姿勢を評価したいですね。

...でもあのループは決めてほしかったw

次は新潟との戦いです。J1と戦える機会はそうそうないので選手たちにはいい刺激になると思います。何よりも サガン鳥栖の債務超過を帳消しにすべく賞金獲得を目指して是非とも頑張ってほしい所存です(笑)


 

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