サテライト アビスパ福岡 VS サガン鳥栖 (雁の巣)
2007 - 56 アビスパ福岡 VS サガン鳥栖
会社のお休みがとれましたので、雁の巣までサテライトの試合を見に行って参りました。雁の巣でのサテライトはスタンドが低いものがひとつしかないので、監督やGMやトップチームの選手たちがぞろぞろと同じ場所に押し寄せてきます。試合中にサインをねだったりするのはご法度でしょうが、試合後だったら応じてくれるかもです。普段着の選手たちが見れるいい機会ですし、是非ともサテライトの若手の選手たちの応援にもいらしてください。
さてさて試合ですが、鳥栖の方がチャンスは多かったかな。鳥栖も福岡もそれぞれ攻めの時間帯がありまして、ある程度ゴール前まではつなげていました。ところが、いざラストパスやシュートと行ったところでの技術面の稚拙さがでてしまうのは致し方ないといったところでしょうか。
鳥栖はトップチームに比べたらボールを簡単にさばいてサイドチェンジを織り交ぜながらシンプルに試合を進めていました。ボランチの位置でのボールキープが義希や衛藤とは違うのでそういう形にならざるをえないというのもありますが、逆にこのシンプルさが功を奏してサイドで広瀬や野崎や山城が抜け出す事がままありました。山城のシュートがバーをたたいたシーンと、野崎がキーパーを交わして打ったシュートが無人のゴールのカバーにはいったディフェンスのクリアにあってしまったのが惜しかったシーンかな。あとは前半に谷口がフリーでシュートを放ちましたが、キーパーの飛び出しに負けてしまって1VS1を制することができませんでした。
谷口は前半はボールを受けたら強引に自ら突破する姿勢がありましたが、後半に入るとサイドのフリーの選手を使うようになりました。もしかしたら監督やコーチから空いている選手を使えと指示がでたのかもしれません。逆に後半早々に谷口が強引にシュートに行って欲しかった場面でパスしたのは残念でした。状況判断能力というのを養うには実践しかありませんのでがんばって磨いてほしいですね。ただ、前半の強引なプレイはストライカーとしては大事ですので委縮することなく強引さを持ち続けて欲しいです。
野崎は交替で入ってきて、いいポジショニングをしていていい形でボールを受けることが多かったです。(守備はともかく)しかしながら、最後のプレーの精度にやや難あり。パスなのかシュートなのかわからないというプレイや、トラップしたかったのか、ダイレクトで抜けたかったのかわからないというプレイもあり、周りの選手からも中途半端はやめろと言われておりました。後半終了間際に縦に抜けてから鋭いクロスをあげておりましたが、惜しくもフォワードの詰めが甘くて得点にならず。中とうまく合いませんでしたが、筆者は合わなくてもあのスピードの速いクロスでいいと思います。思い切りよく、プレイを単純に。これを続けることができれば中の人間もタイミングが分かってきますから必ずチャンスメーカーになれます。迷うことなく思い切りのよいプレイをしてほしいですね。
加藤は林をよく抑えていました。センターバックは長谷川と林の高さに負けずによく体をつけて基点を作らせていませんでしたね。ただ、やはりサイドバックの守備はどうしても隙ができてしまいまってました。石田はドリブルを相手にしかけられた時に相手の間合いにはまってしまっています。フェイントにひっかかるのではなく間合いに負ける感じですね。この辺りは吉田の駆け引きを見習ってほしいですね。縦を切るようにしてわざと中にスペースを作って相手がそこに入ってきた瞬間を狙ってボールにつめたりとか。後ろにスペースを作ってボールをそこに出された瞬間に体を寄せて主導権を奪うとか。ボールが奪えなくても、相手に詰めることができたら相手は後ろを向かざるを得ませんのでそれだけでも守備の効果ありなんです。完全に相手の間合いでリトリートするだけだったので1VS1を抑えることができていませんでした。また、ハーフが中を切ったら、サイドバックが縦を切るという役割もできていませんでしたし。二人同時に縦を切ってしまって中のスルーパスを許してしまったシーンは目を覆いましたが(笑)この辺りも練習ですよね。福岡がボールが回っていなかったのでそこまで1VS1を迎えることはありませんでしたが、これがサイド攻撃を得意とするチームであったならば致命的であったかもしれません。
見ている側としては双方にチャンスはあっただけに、スコアレスというのは寂しい結果でした。サテライト組の中で今度の天皇杯に出場する選手はいないかもしれませんね。是が非でもアピールして試合にでたいという選手は筆者の中では感じることができませんでした。

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