サガン鳥栖 VS 湘南ベルマーレ (鳥栖スタジアム)
2007 - 50 サガン鳥栖 VS 湘南ベルマーレ
平日だったので、職場があります博多からJRで鳥栖に向かったのですが、なんとなんと博多駅にサガン鳥栖のレプリカユニフォームを着て電車を待っているツワモノがいました!!いろんな意味で大胆な人だなぁとw。すみませんが私にはそのような勇気はありませんでした。。。
さて、試合なのですが、もうこの試合は赤星に助られたと言っても過言ではないでしょう。試合後に贈られる賞はもらえなかった模様ですが、彼の防いだ得点は3点はありましたからね。前半の終りのヘディング(ややマッチポンプ的ではありましたがw)と、石原との1対1と、後半ロスタイムのヘディングですね。
1点目は流れるような攻撃で見事でした。バイタルエリア中央からサイドへ山口が展開する際に、キムシンヨンのスルー、清水のダイレクト、そして高地のボレー。ダイレクトプレーというのは相手をよせつける隙を与えないので正確にプレーできれば非常に効果的でゴールが生まれやすいのですが、その分ミスも発生します。この1点目はまさにダイレクトプレーがはまった瞬間でしたね。清水のパスも見事でしたし、裏へ走りぬけて決めた高地も見事でした。
湘南は遠征が続いた疲れからかパスミスが多いように感じました。本来は的確につなぐことができるチームですので、鳥栖側としては助かったといえる場面が多かったです。特に、湘南の攻撃が機能していないのを感じたのはアジエルにボールがはいった拠点ですね。アジエルが高い位置でボールを受けると、彼はひとりよがりのプレーをせずにドリブルとパスを丁寧に使い分ける選手ですから、ゴールに近ければ近いほど、つまり、シュートに到るところまでが手短であればあるほどラストプレーに対する恐怖を感じます。永里に決められた同点ゴールもその前のスルーパスはアジエルがだしています。みかけではドリブル突破力でぐいぐい押す選手のように思えますが、実に繊細でチームの勝利に大いに貢献できるプレイヤーです。ただ、この日のアジエルは低めの位置での動きが多かったので助かりました。ディフェンスラインまで下がってボールを受けにくる場面もありましたし。まあ、それでも惜しいシュートが何本かあって肝を冷やしたのですが。
鳥栖のボランチは、義希が運動量豊富によく動いていました。守備にも攻撃にも顔を出していましたし、ここのところカウンターの起点になることが多くなっていて、中盤を目の覚めるようなスピードで抜いていったシーンもありましたし、調子を取り戻しつつあるかなと思います。その相方である衛藤ですが、久しぶりのフル出場で最後は疲れていましたね。それでも、門を閉める守備とでも言いますか、中央で相手に立ちふさがってパスコースを作らない動きもできていましたし、なかなかの出来だったと思います。コンディションがあがってくればもっとやれる選手ですのでこの時期での復帰は心強いですね。
鳥栖として今後の守備の課題は相手の選手交代時に守備陣がいち早く相手を理解してフィットさせることでしょうね。後半に入って加藤望が入ったときに湘南のサイドで人が余る状態がでてきました。確かに湘南は前半はやや抑え気味で後半になると攻めに人数をかけてきたというのもありますが、一人一人がついているつもりでもさらに大外にひとりいたという事態が発生する確率が前半と後半では格段に違いましたね。石原と赤星が1対1になったときは肝を冷やしました。石原はあの位置でのシュートは上手ですからね。赤星はホントよく止めてくれました。
また、山口に代わって入った山城は非常にいい守備をしていました。彼がボールにつっかけて奪った事が何度もありました。攻撃面ではラストパスの精度を欠く部分がありましてがっくりしてしまう場面もあったのですが、守備面では大きな貢献をしてくれました。
野崎は彼らしく、結果はともかくとしてチャレンジする姿はもちろんいつもどおりだったのですが、3点目のキーパーがボールをはじいたときにキーパーよりも先にボールにふれてキムシンヨンのゴールを生みだしたプレーが一番よかったですね。あのような瞬間のチャンスを見逃さないプレーはチームに大きく影響を及ぼしますね。いいプレイでした。
この試合は藤田を休ませて勝てたというのは非常に大きいと思います。ここのところ彼も体力勝負のように走っていたので1週間の間があくことはいいコンディションで仙台戦に臨めそうですね。
また、再試合が平日であるにも関わらず遠路はるばる応援に駆け付けた湘南サポーターには頭が下がります。前のエントリーにも書きましたが、湘南は博多の森や鳥栖で見るときは平日、休日かかわらず常に同じくらいの人数がゴール裏にいらっしゃいますね。みなさま本当に湘南が好きな方ばかりなのでしょう。

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