サガン鳥栖 VS 京都サンガ (鳥栖スタジアム)
2007年6月15日 11:35
2007 - 35 サガン鳥栖 VS 京都サンガ
京都戦を見ていくにつれて、なんとなく札幌戦と同じような展開だなと頭を掠めてしまいました。2人のトップの選手に攻めの負担がかかっている状態の京都から鳥栖が中盤を制してしっかりとボールを奪い、イニシアチブをとりながら試合を進めていけていたからです。特に京都のパスミス(というよりは、パスが回せない状態)は顕著でした。
こういった試合はすべからく先制点が大事になるのですが、札幌戦と違ったのは鳥栖が先制点を奪えたことでしたね。フリーキックの失敗からつないだボールでしたが、最後はレオナルドが素晴らしい飛び出しを見せて決めました。
さて、そのレオナルドですが、積極性は買うものの、この試合の中においてはちょっと空回り。特に山口とはタイミングがあってないよなというのは感じていました。周りとの呼吸が合わないことが悪循環を生んで、オレがオレがのプレーになってしまい、ドリブルとパスの判断力が欠けていたことは確かです。ただ、彼はつねに全力。この全力っぷりはプロの試合というエンターテイメントとしては楽しさと興奮を感じさせてくれます。
そして、そのレオナルドと合ってなかった山口ですが、この試合では左サイドでスタメン。いつもの左サイドは廣瀬や山城とドリブル突破でしかけることの出来る選手の起用ですが、岸野監督はあえてこのポジションに山口を置きました。そしてその山口が良くも悪くも大きな起点となっていました。同じハーフで言うと、高地はどちらかと言えばフォワードの近くにポジションを取り、外に開きながら、内に入りながらと横の動きで敵をかわしつつ、ボールを受けたらワンツーを狙うような状態で中に構えているのですが、山口は終始フォワードから離れたアウトサイドにポジションをとり、相手の守備がかからない状態でボールを待っていました。
山口が機能していたかというと、そこは監督の意思次第ですが、言えることはよくボールを呼び込んでいたし、実際ボールに触れていました。ボールを受けて日高の上がりを待ったり、レオナルドの飛び出しを待ったり、タメという攻撃を作れたのはよかったと思います。惜しむらくはそのパス精度と判断力がやや低かったこと。試合慣れしていないといったところでしょうね。それでも、高地とのボールタッチ数は歴然の差があると思います。
そのレオナルドと山口はパス交換であまりタイミングが合ってなかったですね。...思っていたら、先制点はレオナルド、そして追加点は山口でした。なんという皮肉でしょうか(笑)
しかし、2点目の山口のランニングは見事でしたね。藤田が飛び出してボールを受けて、DFを交わして左足でシュートを打てる体勢に持ち替えてもゴールへ向かってダッシュ!だからこそ、キーパーのはじいたボールを相手DFより先に触ってゴールを決めました。ストライカーの感覚なのか、ゴール前ではさぼらないという修正が体にしみついているのか、後半のあの時間で1点リードしていてボールが来るか来ないか分からない状態でのダッシュは見事としかいいようがありません。
この試合は、冒頭で札幌戦と同じような展開と書きました。ただ、札幌と京都は決定的に違う面がありました。それは、フォワードの守備への参加です。札幌のフォワードは守備に参加していました。それはボール保持者に対して徹底的にプレスをしろという意味ではないです。味方の中盤の選手と連携したポジションをとって、ひとつのパスコースを消していました。しかし京都のフォワードは守備に回ってしまうと、味方にまかしてしまってボールを奪ってくるのを待っている状態。たまに守備の時間になって、プレスに走ったこともあったでしょうが、それは組織としての守備にはなっていませんでした。それが鳥栖としてゴールを奪えたか、奪えなかったかの違いに思えます。中盤の底では比較的ボールを自由にできましたし、セカンドボールも奪えていました。
京都は札幌に比べて、攻めはトップの2人、守りは最終ラインの2人に責任の比重が重かったように思えます。それが最後まで響いたか。監督は倉貫、斉藤、石井、徳重の中盤に何を求めていたのかが明確ではなかったように思えます。特に倉貫は甲府時代に比べて生かされていないのを感じたし、徳重のテクニックも生かされていないなとは思いました。
苦しい戦いが予想されたものの、緻密なサッカーで京都に勝利をあげたサガン鳥栖。得失点差で不利はあるものの、3位が見えるところまで上がってきました。ある意味、札幌戦、京都戦と、同じ展開かのように思わせてくれるこのぶれない戦い方は、これからの未来を大きく感じさせてくれる戦いだったように思えます。
ただ、後半の20分~35分くらいまでの落ち着けない展開は今後の戦いにおいて修正点だと思われます。ボールを奪えども奪えども自陣での戦いを余儀なくされました。勝っている状態でも、ボールを奪ったときに陣地を押し上げるくらいの戦いが見れたら本物でしょう。先制点を奪ったら100%勝てるチームになりますね。
...ちょっと褒めすぎかな?(笑)
京都戦を見ていくにつれて、なんとなく札幌戦と同じような展開だなと頭を掠めてしまいました。2人のトップの選手に攻めの負担がかかっている状態の京都から鳥栖が中盤を制してしっかりとボールを奪い、イニシアチブをとりながら試合を進めていけていたからです。特に京都のパスミス(というよりは、パスが回せない状態)は顕著でした。
こういった試合はすべからく先制点が大事になるのですが、札幌戦と違ったのは鳥栖が先制点を奪えたことでしたね。フリーキックの失敗からつないだボールでしたが、最後はレオナルドが素晴らしい飛び出しを見せて決めました。
さて、そのレオナルドですが、積極性は買うものの、この試合の中においてはちょっと空回り。特に山口とはタイミングがあってないよなというのは感じていました。周りとの呼吸が合わないことが悪循環を生んで、オレがオレがのプレーになってしまい、ドリブルとパスの判断力が欠けていたことは確かです。ただ、彼はつねに全力。この全力っぷりはプロの試合というエンターテイメントとしては楽しさと興奮を感じさせてくれます。
そして、そのレオナルドと合ってなかった山口ですが、この試合では左サイドでスタメン。いつもの左サイドは廣瀬や山城とドリブル突破でしかけることの出来る選手の起用ですが、岸野監督はあえてこのポジションに山口を置きました。そしてその山口が良くも悪くも大きな起点となっていました。同じハーフで言うと、高地はどちらかと言えばフォワードの近くにポジションを取り、外に開きながら、内に入りながらと横の動きで敵をかわしつつ、ボールを受けたらワンツーを狙うような状態で中に構えているのですが、山口は終始フォワードから離れたアウトサイドにポジションをとり、相手の守備がかからない状態でボールを待っていました。
山口が機能していたかというと、そこは監督の意思次第ですが、言えることはよくボールを呼び込んでいたし、実際ボールに触れていました。ボールを受けて日高の上がりを待ったり、レオナルドの飛び出しを待ったり、タメという攻撃を作れたのはよかったと思います。惜しむらくはそのパス精度と判断力がやや低かったこと。試合慣れしていないといったところでしょうね。それでも、高地とのボールタッチ数は歴然の差があると思います。
そのレオナルドと山口はパス交換であまりタイミングが合ってなかったですね。...思っていたら、先制点はレオナルド、そして追加点は山口でした。なんという皮肉でしょうか(笑)
しかし、2点目の山口のランニングは見事でしたね。藤田が飛び出してボールを受けて、DFを交わして左足でシュートを打てる体勢に持ち替えてもゴールへ向かってダッシュ!だからこそ、キーパーのはじいたボールを相手DFより先に触ってゴールを決めました。ストライカーの感覚なのか、ゴール前ではさぼらないという修正が体にしみついているのか、後半のあの時間で1点リードしていてボールが来るか来ないか分からない状態でのダッシュは見事としかいいようがありません。
この試合は、冒頭で札幌戦と同じような展開と書きました。ただ、札幌と京都は決定的に違う面がありました。それは、フォワードの守備への参加です。札幌のフォワードは守備に参加していました。それはボール保持者に対して徹底的にプレスをしろという意味ではないです。味方の中盤の選手と連携したポジションをとって、ひとつのパスコースを消していました。しかし京都のフォワードは守備に回ってしまうと、味方にまかしてしまってボールを奪ってくるのを待っている状態。たまに守備の時間になって、プレスに走ったこともあったでしょうが、それは組織としての守備にはなっていませんでした。それが鳥栖としてゴールを奪えたか、奪えなかったかの違いに思えます。中盤の底では比較的ボールを自由にできましたし、セカンドボールも奪えていました。
京都は札幌に比べて、攻めはトップの2人、守りは最終ラインの2人に責任の比重が重かったように思えます。それが最後まで響いたか。監督は倉貫、斉藤、石井、徳重の中盤に何を求めていたのかが明確ではなかったように思えます。特に倉貫は甲府時代に比べて生かされていないのを感じたし、徳重のテクニックも生かされていないなとは思いました。
苦しい戦いが予想されたものの、緻密なサッカーで京都に勝利をあげたサガン鳥栖。得失点差で不利はあるものの、3位が見えるところまで上がってきました。ある意味、札幌戦、京都戦と、同じ展開かのように思わせてくれるこのぶれない戦い方は、これからの未来を大きく感じさせてくれる戦いだったように思えます。
ただ、後半の20分~35分くらいまでの落ち着けない展開は今後の戦いにおいて修正点だと思われます。ボールを奪えども奪えども自陣での戦いを余儀なくされました。勝っている状態でも、ボールを奪ったときに陣地を押し上げるくらいの戦いが見れたら本物でしょう。先制点を奪ったら100%勝てるチームになりますね。
...ちょっと褒めすぎかな?(笑)

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