大分トリニータ VS ガンバ大阪 (九州石油ドーム)

2007年5月 1日 11:56
2007 - 24 大分トリニータ VS ガンバ大阪

大分は...ちょっと重症ですねぇ。マークの受け渡しがずれていますし、DFとボランチ、そしてDFとサイドの選手の連携があってませんね。逆サイドにボールが来たときに人数がすくなくて簡単にワンツーで割られたりするシーンが見られました。センターバックがつりだされたときの三木の対応も少し遅れるところがありましたが、そこのあたりは昨年はトゥーリオがうまくディフェンスラインに入ってカバーしていたのですが、今年のボランチはそれができていないですね。ディフェンスラインにカバーに入ったとしても、入り込んでしまってボールを奪ってからの次の展開につなげることができない。守備は攻撃をするためにあるものですが、守備だけで終わってしまっていました。

結局、去年のメンバーと変わっているのはトゥーリオ、エジミウソンの場所なのですが、心臓部が入れ替わってしまってまったく別のチームになったかのようです。この試合のスタメンであります藤田は頑張っていたとは思うのですが、いかんせん、組み立てにおいて非常に難がありました。ボールを持って前を向けない、人をかわせない、パスの精度がないというゲームメーカーとしては致命的な状態。昨年でしたらプレスに来た選手を一人交わして大きな展開からの素早い攻撃というところで、相手のプレスに窮屈になってしまって、キーパーやディフェンスに戻していたので、時間がかかってしまって相手の(しかもガンバの)守備陣陣形が整ってしまいます。梅田はボールに絡む機会があまりにも少なくて終始消えていました。マラニョンはでていなかったのですが、どうなんですかね。

根本は前の試合でも感じたのですが、今年はキック精度がやたらと落ちているような気がします。回りの選手に問題があるのか、彼個人の能力の問題なのか。

ガンバはゲームコントロールに関しても落ち着いていました。早い段階で2点とれたので攻撃にかける人数も「ほどほど」という感じでした。ボールを奪ったらフォワードにボールを早く送り、彼らがドリブルやシュートでチャレンジを図ればカウンターに備える。前線がキープしてくれて時間を作ってくれれば、全体をバランスよく押し上げてポゼションに切り替える。ボール回しも堅実でしたし、何よりもあわてない。強いチームの真髄を見せてもらった気がします。

また、久しぶりにスタジアムで見た遠藤の上手さに惚れ惚れしました。常に味方の位置と使えるスペースが見えていますね。あれだけボールがさばけていたら味方も信頼して走ることができるでしょう。

もうひとつ、ガンバが強いなと思ったのは、交代してでてきた選手のモチベーションの高さ。レギュラーを取らなければならないため、みんな必死でボールを追って必死でチャレンジしていました。チーム全体の底力と感じた瞬間でした。

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