アビスパ福岡 VS 東京ヴェルディ1969 (博多の森球技場)

2007年4月 9日 12:29
2007 - 20 アビスパ福岡 - 東京ヴェルディ1969

ここまで無敗と好調の東京ヴェルディと福岡の戦いを観戦に行ってきました。

観戦記の前にちょっとした情報を。筆者の上司の息子さんがエスコートキッズに抽選で当たってフェアプレイ旗(かな?)をもって入場したらしいのですが、選手たちが入場する前に集まる場所で、東京ヴェルディの飯尾選手がほとんどの福岡の選手とハグをし合っていたとか。昨年、福岡でやっていた選手ですが、みんなに愛されていた選手だったんだなと思いました。チームを離れてからも好かれる人柄ってサッカー関係なくいいですよね。

さて、その試合ですが、開始早々に飯尾選手が中央縦のボールに抜け出してペナルティエリア手前から強烈なシュートを放ちます。このシュートは惜しくも右にはずれました。このときの福岡ディフェンスラインのちぐはぐさ、マークの不徹底は失点の気配がするな...と思っていたのですが、結局ヴェルディの決定的チャンスといえるようなチャンスはこれ1回だけだったような気がします。あとは後半にフッキのシュートがあったくらいかな。

とにもかくにもヴェルディはボールをいい位置で奪うこと、そしてボールをキープして回すことがなかなかできませんでした。ディエゴソーザに名波、佐藤と似通ったタイプの選手が多かったからなのかもしれません。足元は強いのでしょうが、出しどころがないとたちどころに福岡のプレスにあってボールを失ってしまっていました。

福岡の守備において感じたのですが、中盤のどの位置に追い込んで、どの位置でボールを奪う(もしくは相手に蹴らせる)というのがあまりないんだなという印象はありました。その中でもボール奪取において福岡の方が優位に立っていたのは.........全員が頑張っていたからだと思います(笑)

という冗談みたいな本気の話なのですが、ヴェルディがボールを保持したときにはその位置がどこであるかを厭わずに誰かがプレスをかけていました。山形なんかは守備に攻撃によく走っていましたね。福岡は仙台戦のようにばてるんではないかと思っていたのですが、後半は運動量が落ちながらも、最終ラインでよく食い止めていました。

全員が全員頑張ってプレスしているときに、ディフェンスラインもなるべくコンパクトにしようとあげていたのでフッキにボールが入った時にいっせいに囲むことができました。宮本がディフェンスラインを操作する姿は昔では考えられませんでしたが(笑)

福岡の守備戦術としては、松田さんのときのように囮やエサをつくって罠にかけるのではなく、ガンバってボールにプレスをかけるというのが正確かもしれません。リティも運動量について言及していますしね。

対してヴェルディは守備において先ほどからあげているように"頑張っている人"が少なかったですね。守備で思ったのは数的不利な状況においての服部のポジションの取り方がやっぱりすごいなと思ったくらいでした。

全体的にプレスもゆるく、セカンドボールも拾えない。目の前にいる選手に対しては追いかけるものの、後ろからでてくる福岡の選手をフリーにしてしまうことが非常に多かったですね。特に福岡の左サイドからチェッコリが何回クロスボールをあげたことでしょうか。点にはつながらなかったのですが、あれだけ何度も深いところからクロスを上げられるとディフェンスラインがどうしても引かざるを得なくなるので攻撃につながりませんよね。

山形のゴールは目の前でみました。トラップ、反転、キックフェイント、シュート。100点満点ですね。今節のJ1、J2あわせてもベストゴールだったのではないでしょうか。セレッソの酒本のゴールもすごかったのですが(涙)

そういえば、フッキ、ディエゴ、佐藤、名波、服部とスタメンのフィールドプレイヤーの半分が左利き(左足が得意)な選手だったんですよね。これまた珍しいことで。

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