サガン鳥栖 VS 湘南ベルマーレ (博多の森球技場)
2007年4月24日 12:18
2007 - 22 サガン鳥栖 - 湘南ベルマーレ
雨中の戦いでしたので悪天候と悪いピッチが苦手なサガン鳥栖としては嫌な展開にならなければいいなと思っていましたが...。
えっと、反省して振り返るにしては余りにも振り返る点が多すぎるのですが、振り返らなければ前を向けないので振り返ります(何を言っているのか(笑))
◆ ボールに対する反応の遅さ
特に失点シーンは言わずもがなですが、全体的にボールに対する反応が遅い。1点目は、ロングスローで競られた後には背後から現れた原に先に触られて失点しています。
2 点目は左サイドで二人がチェックに行くもののクロスを上げられ、ニアサイド、中央にいたディフェンス陣も触れず、ファーサイドでは後ろから飛び込んできた加藤に先に触られて失点。これはニアとファーで場所は異なるものの、仙台戦で萬代に決められた失点と同じような形でしたね。二人で行くもののクロスをあげられ、背後から来た選手に気づかずに先に触られる。
3点目も集中力の欠如と言っていいでしょう。やや遠目のフリーキックでしたが、全体の動きが止まる中、意表をついてゴール前にくさびを入れられてその戻しからアジエルにミドルシュートを頂戴致しました。このシュートの前にアジエルが二人程交わしていますが、これがこの後の展開にてアジエルにうかつに飛び込めない原因となり、バイタルエリアでありながらボールを奪いに行けずにキープされてしまうはめになってしまいます。
二人で守備に(奪いに)行った時に、一人が飛び込んだ場合にはアジエルが交わしたところ(大きく蹴ったところ)をもう一人が取りに行くという形もできていませんよね。二人交わされたときにもまだ守備陣はいたと思うのですが、シュートコースを消すこともできませんでした。
4 点目、5点目は前がかりになっていたのでやむをえない部分があるとは言え...まあミスと言ってもいいくらいでしょうね。ただ、4点目の直前のキーパーとの1対1でレオナルドははずしましたが、石原は決めました。湘南の守備陣はレオナルドに追いつかんばかりの勢いで走ってきてドリブルのミスを誘いましたが、鳥栖の守備陣はそれすらできないくらいに完全に抜け出されてしまいましたね。これもボールに対する反応の悪さと言ってもいいでしょう。
エリアに入ってきたボールを待って受けようとしたり、相手に先に入られて奪われたりする場面が多く目立ちました。エリアに対する責任感の欠如とでも言うべきなのでしょうか。
◆ ポジショニング意識の希薄さ
逆サイドのスペースがあってもそこを使えない。また、いい形でサイドにボールが入ったときにフォローする選手がいない。味方がどういう形でボールを受けたら自分はどういう形でフォローに入ったらいいのかを先読みすることが出来ていませんでした。また、チームとしての形、個人としての形がないために、ボールが来るであろう場所を予想できていませんでしたね。守備に関してもです。このエリアでは誰がプレスに行くのか、このエリアでは誰がマークにいくのか、毎回毎回状況に合わせて変わっていた(悪い意味で)気がします。
攻撃も人数をかけた割には組織的に崩したというシーンは余り見られませんでしたよね。レオナルドがボールを受けてドリブル突破を図る、廣瀬や衛藤、義希が受けても同じ感じです。パスコースがないのでドリブル突破をしかける。
スペースはあるのにそれを使えないもどかしさ。守備にしても攻撃にしてもみんなでボールを追いすぎてしまって、いざ逆サイドにボールが来たときに対応できないパターンが多すぎたと思います。
結局、そこにいるはずの選手がいなかったり、そこにいないはずの選手がいたりするのでチームとしての混乱を生じていたのではないでしょうか。守備にしても攻撃にしてもオシムさん曰く「水を運ぶ選手(献身的な選手)」としての役割を誰も果たせなかったと思います。
◆ ボールを引き出す工夫のなさ
鳥栖のディフェンスラインがボールを持っていたときのポジショニングはまさしく4-1-5。
極端に書くと
●__●__●__●__●
____●
●__●○_●__●
こんな感じ(白丸がボール)この状態から動き出しがあればいいのですが、ひとりひとりが単発的に動くだけでなかなかボールを引き出せるスペースやフリーの選手を作り出せませんでした。
確かに序盤の湘南のディフェンスとしては、ディフェンス時にはラインを3列で引いてきて4-3-3、もしくはひとりボランチがフォワードのマークに入って5 -3-2のような形で向かえうち、くさびというよりは中盤にボールが入ったときにそのエリアの3人が前を向かせないようにプレスをかけるという形が多かったです。ですので中盤にボールが入ったときにどうしても窮屈になってしまってました。でもそこでめげてしまったら攻撃できないですよね。なんとか組織としてボールをまわしてスペースを引き出す工夫をして欲しかった。
鳥栖のFWと中盤の選手がボールを引き出す工夫がない(特にアンジーと藤田の連携の悪さは惨かった)ためにディフェンスからのボールの出所がなくてロングボールを蹴ってはじかれて拾われる、もしくは中盤の狭いところを通そうとしてパスミスになってしまうという悪循環が多かったような気がします。
◆ 焦って奪われるセカンドボール
攻められて、ボールを奪ったときにはやる気持ちからロングパスを早めにフォワードに当てようとするゴールキーパーやディフェンスラインのロングキック。これがまた悪かったですね。数的に不利な状況でしかも押上げがきいていないときにロングボールが来ても湘南に拾われることが多く、これがまた鳥栖のポジションが整う前に攻められてしまう結果となっていました。攻めたい気持ちは分かるけどもっと落ち着きを!と言いたいところでしたね。
◆ チームとして戦う意識
湘南はセットプレイを守るときの確認、ラインの確認とコントロール、これらを意識している選手が多かったです。両手を広げてラインをそろえる選手が3、4人同時に発生していたときは驚きました。確かに一人のリーダーにまかせるのも悪いことじゃないのですが、意識をしているという点では湘南の方が上だったですよね。飯尾さんの声も次第に意気消沈していましたし。。。
開幕してもうそろそろ1/4が経過します。しかしながらここ4試合で 14失点ですか。チームができていないという割にはあまりにもできてなさが目立っています。ちょっと前のエントリーで書いたように、目の前の選手に個人技で勝てるときはいい試合を演じますが、相手が組織で戦ったり、個人技が上回ったりすると途端にぼろぼろになる。
もしかしたら単なる思い込みかもしれませんが、柱谷さんが監督をやっていたときの札幌、都並さんが監督をやっているときの仙台に戦い方が似ているような気がします。
『守備に重きを置きつつも4-4-2でポゼションサッカーを目指すが、個人に担う役割が重すぎて試合になったら監督が想定していない動き(結果)になってしまい、シーズン当初はうまく機能しない』
みたいな。ヴェルディ出身のディフェンスの選手はそういった戦い方になってしまうのでしょうか(苦笑)前述の2人は前監督が築いたのが3バックであったのにも関わらず4バックに変更して開幕に望みました。岸野さんは前監督のいいところを引き継いでやろうとしているみたいですので、もう少し貯金めいたものがあってもいいような気がしますけどね。
新居ももちろんそうなのですが、むしろユジンの抜けた穴の大きさを感じる事がこのところ多いです。
次は東京ヴェルディですね、フッキを止めるにはチーム全体で頑張らないといけないですよ!!
雨中の戦いでしたので悪天候と悪いピッチが苦手なサガン鳥栖としては嫌な展開にならなければいいなと思っていましたが...。
えっと、反省して振り返るにしては余りにも振り返る点が多すぎるのですが、振り返らなければ前を向けないので振り返ります(何を言っているのか(笑))
◆ ボールに対する反応の遅さ
特に失点シーンは言わずもがなですが、全体的にボールに対する反応が遅い。1点目は、ロングスローで競られた後には背後から現れた原に先に触られて失点しています。
2 点目は左サイドで二人がチェックに行くもののクロスを上げられ、ニアサイド、中央にいたディフェンス陣も触れず、ファーサイドでは後ろから飛び込んできた加藤に先に触られて失点。これはニアとファーで場所は異なるものの、仙台戦で萬代に決められた失点と同じような形でしたね。二人で行くもののクロスをあげられ、背後から来た選手に気づかずに先に触られる。
3点目も集中力の欠如と言っていいでしょう。やや遠目のフリーキックでしたが、全体の動きが止まる中、意表をついてゴール前にくさびを入れられてその戻しからアジエルにミドルシュートを頂戴致しました。このシュートの前にアジエルが二人程交わしていますが、これがこの後の展開にてアジエルにうかつに飛び込めない原因となり、バイタルエリアでありながらボールを奪いに行けずにキープされてしまうはめになってしまいます。
二人で守備に(奪いに)行った時に、一人が飛び込んだ場合にはアジエルが交わしたところ(大きく蹴ったところ)をもう一人が取りに行くという形もできていませんよね。二人交わされたときにもまだ守備陣はいたと思うのですが、シュートコースを消すこともできませんでした。
4 点目、5点目は前がかりになっていたのでやむをえない部分があるとは言え...まあミスと言ってもいいくらいでしょうね。ただ、4点目の直前のキーパーとの1対1でレオナルドははずしましたが、石原は決めました。湘南の守備陣はレオナルドに追いつかんばかりの勢いで走ってきてドリブルのミスを誘いましたが、鳥栖の守備陣はそれすらできないくらいに完全に抜け出されてしまいましたね。これもボールに対する反応の悪さと言ってもいいでしょう。
エリアに入ってきたボールを待って受けようとしたり、相手に先に入られて奪われたりする場面が多く目立ちました。エリアに対する責任感の欠如とでも言うべきなのでしょうか。
◆ ポジショニング意識の希薄さ
逆サイドのスペースがあってもそこを使えない。また、いい形でサイドにボールが入ったときにフォローする選手がいない。味方がどういう形でボールを受けたら自分はどういう形でフォローに入ったらいいのかを先読みすることが出来ていませんでした。また、チームとしての形、個人としての形がないために、ボールが来るであろう場所を予想できていませんでしたね。守備に関してもです。このエリアでは誰がプレスに行くのか、このエリアでは誰がマークにいくのか、毎回毎回状況に合わせて変わっていた(悪い意味で)気がします。
攻撃も人数をかけた割には組織的に崩したというシーンは余り見られませんでしたよね。レオナルドがボールを受けてドリブル突破を図る、廣瀬や衛藤、義希が受けても同じ感じです。パスコースがないのでドリブル突破をしかける。
スペースはあるのにそれを使えないもどかしさ。守備にしても攻撃にしてもみんなでボールを追いすぎてしまって、いざ逆サイドにボールが来たときに対応できないパターンが多すぎたと思います。
結局、そこにいるはずの選手がいなかったり、そこにいないはずの選手がいたりするのでチームとしての混乱を生じていたのではないでしょうか。守備にしても攻撃にしてもオシムさん曰く「水を運ぶ選手(献身的な選手)」としての役割を誰も果たせなかったと思います。
◆ ボールを引き出す工夫のなさ
鳥栖のディフェンスラインがボールを持っていたときのポジショニングはまさしく4-1-5。
極端に書くと
●__●__●__●__●
____●
●__●○_●__●
こんな感じ(白丸がボール)この状態から動き出しがあればいいのですが、ひとりひとりが単発的に動くだけでなかなかボールを引き出せるスペースやフリーの選手を作り出せませんでした。
確かに序盤の湘南のディフェンスとしては、ディフェンス時にはラインを3列で引いてきて4-3-3、もしくはひとりボランチがフォワードのマークに入って5 -3-2のような形で向かえうち、くさびというよりは中盤にボールが入ったときにそのエリアの3人が前を向かせないようにプレスをかけるという形が多かったです。ですので中盤にボールが入ったときにどうしても窮屈になってしまってました。でもそこでめげてしまったら攻撃できないですよね。なんとか組織としてボールをまわしてスペースを引き出す工夫をして欲しかった。
鳥栖のFWと中盤の選手がボールを引き出す工夫がない(特にアンジーと藤田の連携の悪さは惨かった)ためにディフェンスからのボールの出所がなくてロングボールを蹴ってはじかれて拾われる、もしくは中盤の狭いところを通そうとしてパスミスになってしまうという悪循環が多かったような気がします。
◆ 焦って奪われるセカンドボール
攻められて、ボールを奪ったときにはやる気持ちからロングパスを早めにフォワードに当てようとするゴールキーパーやディフェンスラインのロングキック。これがまた悪かったですね。数的に不利な状況でしかも押上げがきいていないときにロングボールが来ても湘南に拾われることが多く、これがまた鳥栖のポジションが整う前に攻められてしまう結果となっていました。攻めたい気持ちは分かるけどもっと落ち着きを!と言いたいところでしたね。
◆ チームとして戦う意識
湘南はセットプレイを守るときの確認、ラインの確認とコントロール、これらを意識している選手が多かったです。両手を広げてラインをそろえる選手が3、4人同時に発生していたときは驚きました。確かに一人のリーダーにまかせるのも悪いことじゃないのですが、意識をしているという点では湘南の方が上だったですよね。飯尾さんの声も次第に意気消沈していましたし。。。
開幕してもうそろそろ1/4が経過します。しかしながらここ4試合で 14失点ですか。チームができていないという割にはあまりにもできてなさが目立っています。ちょっと前のエントリーで書いたように、目の前の選手に個人技で勝てるときはいい試合を演じますが、相手が組織で戦ったり、個人技が上回ったりすると途端にぼろぼろになる。
もしかしたら単なる思い込みかもしれませんが、柱谷さんが監督をやっていたときの札幌、都並さんが監督をやっているときの仙台に戦い方が似ているような気がします。
『守備に重きを置きつつも4-4-2でポゼションサッカーを目指すが、個人に担う役割が重すぎて試合になったら監督が想定していない動き(結果)になってしまい、シーズン当初はうまく機能しない』
みたいな。ヴェルディ出身のディフェンスの選手はそういった戦い方になってしまうのでしょうか(苦笑)前述の2人は前監督が築いたのが3バックであったのにも関わらず4バックに変更して開幕に望みました。岸野さんは前監督のいいところを引き継いでやろうとしているみたいですので、もう少し貯金めいたものがあってもいいような気がしますけどね。
新居ももちろんそうなのですが、むしろユジンの抜けた穴の大きさを感じる事がこのところ多いです。
次は東京ヴェルディですね、フッキを止めるにはチーム全体で頑張らないといけないですよ!!

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