アビスパ福岡 VS セレッソ大阪 (博多の森球技場)

2007年4月27日 11:59
2007 - 23 アビスパ福岡 - セレッソ大阪

↑えっと、一応言っておきますが、このカウントは今年のサッカー生観戦の数ですので。
鳥栖がアウェーのときは生観戦じゃなくてVTR観戦だからだと思ってください^^;

試合開始早々はセレッソが出足鋭くボールを奪いに来ておりました。早いプレスでコースを限定されていた挙句に、思ったよりもセレッソがコンパクトに来ていたので福岡のパスミスが少し目立っていましたね。そこを付いてセレッソもチャンスになりかけますが、シュートにまでは至っておりませんでした。

セレッソはポストプレーヤーや中盤の司令塔がいないという戦い方の典型的な状態でしたね。早い展開でサイド、もしくはフォワードに当てて素早く前進しながら押し上げを促す形。結果的に試合が落ち着いてくるとポゼション的に弱さがでますので、どうしても中盤の底から後ろ的にはつらい状況になり、徐々にリアクションサッカー的戦いになってしまってました。

前半の半ばあたりから福岡のサイドチェンジやボールキープにやや引き気味になって先制を許してしまいます。先制点のポイントは...やはりダイレクトのクロスボール。前田は試合を通じて比較的しっかりとマークにつけていたのですが、このクロスのときだけはリンコンを放してしまいました。あそこで田中がボールを持ったら点は入らなかったでしょう。また、深いところからフォワードへ向かって平行にかつダイレクトにクロスが上がる状態まで持ってきた福岡のお膳立てを褒めるべきだと思います。田中へパスを出したのは山形弟だったでしょうか、綺麗な形でした。

鳥栖的にもあの形ができればアンジーを最大限生かすことができます。これは断言します!!(このBlogにしては珍しい自信ありげな口調(笑))

結局、現在の鳥栖は、人もボールもが流れないために、ボールを持ちすぎたり、サイドでつまったりしているのでクロスの精度が悪くなったり、クロスがあがっても時間をかけすぎてFWがDFにつかまってしまっていたり。湘南戦の後半開始してすぐくらいに流れるボール回しで右サイドの小井手からチャンスになったシーンがありましたが、あれがベストですね。たとえ中央が少なくなっても藤田とアンジーという強い選手が中にいるならば、ハーフとボランチとサイドバックを最大限利用して起点をサイドに作って早めのクロスをあげる戦いの方がいいかもしれませんね(ユンがまだ帰ってこないことが前提になっています)
アンジーはポストプレイヤーでもプレイメーカーではなくてストライカーなのですから、彼を生かせる戦いが出来れば。逆にそれができないならば彼をスタメンからはずすのもありですよね。(京都戦ではそうだったみたいですね)

さてさて、福岡が先制してからセレッソも前に出て行けなくなりました。ボールを奪っても速攻で攻めにかける人数がFW2人だけと言ってもいいくらいになってしまってセレッソからしかけるというよりも、とりあえずボールを前に出して、カウンターのチャンスがあればでていくという感じ。これは後半もこのままだったら何の波もなく終わるかなと思っていました。前半のホイッスルがなるまでは。

ところが後半に入ると攻めにかける人数が違っていました。同時に上がる選手が4~5人と人数をかけるようになったので、センターライン付近から、逆サイドへ向けての細かいつなぎが見られるようになります。特に、素早いボールでFWが前を向いてボールを受ける事が多くなりました。前半、全体を抑えていたのは都並監督の指示だったのかというくらいに変わったと思います。こういったハーフタイムから戦い方が変わるような全体として動けるチームは、この時期は勝ち点に結びつかないかもしれませんが、第3クールあたりから監督の意思を汲み取っていい戦い方ができるかもしれませんね。

負けているチームが攻めに人数をかけてきただけに、1点勝っていた福岡も必然的に守勢に回らざるを得ません。

そこで同点、逆転ゴールが生まれるわけなのですが、逆転ゴールは人数をかけていた成果です。川島のパスミスが相手の選手に渡ってしまうのですが、攻めに人数をかけていなかったら前線に選手が残っていないためにマッチポンプ的に川島につぶされていたかもしれません。残っていた選手が前線にいたからこそ、パスコースもあったし、柿谷がシュートまで行けたし、はじいた球を中山が押し込む事ができた。失点が怖いかもしれませんが、前線に人数をかけるというのは大事な事なんですよね。

柿谷くんはスピードもあって、ドリブルも小刻みでいいプレイヤーなのですが、もう少しだけ状況判断をつけて視野を広げてくれたらいいなと思います。もちろん、ゴール前で2度3度と切り替えしてシュートを狙ったシーンはよかったと思います。ラストパスを送るのもFWのプレーだとしたら、自分で切り裂いて決めるのもFWのプレーです。逆転のゴールを呼び込む直前のシュートも素早いプレーで秀逸でした。

ただ、バイタルエリアに到達する前にボールを持った際に、回りにフリーの選手がいても強引にしかけるのは、チーム全体として考えるともったいない。もちろん抜いたら得点チャンスなのでしょうが、人を使う(味方を壁だと思ってワンツーを狙う)ということを少しだけ意識してくれたらスピードで振り切れるだけに得点がとれるでしょうね。

セレッソの守備として惜しかった点というか、もう少しだなと思ったのは、中盤の選手をたまにあけてしまうこと。2列目からでてくる布部や久藤に対してボランチやハーフの選手がしっかりとついている時もあれば、相手のキーマンでありますアレックスをぽっかりとあけてしまうこともあったり。そのあたりの受け渡しがもう少し修正できればハードワークできる守備陣でしたし、飛び出しに対してケアする意識もありますし、もう少し守備が堅くなるのではないでしょうか。先日博多の森で見たヴェルディよりも全体が動いていいチームだったと思います。

そして濱ちゃん。
ボランチに入ってしまったので周りの事を気にしないといけませんから、彼のいいところというのは出ていませんでしたね。もう1列前に上げてあげるとボールキープできるのですが、ボランチなのでさばいてスペースのケアに奔走しておりました。淡々とこなしていた感じで。セレッソはあの位置は丹羽は使えないのでしょうかね~。丹羽の方が適材のような気がしますが怪我でもしているのでしょうか。

えっと、最後に...。
サポーターソングを聴く会の筆者としましては、
「セレッソおおさか C・R・Zゴール!(ドドド)C・R・Zゴール!(ドドド)」
「ワーオ ワーオ ワオー (オオオオ)オイ! (オオオオ)オイ!」
が聴けたのが非常にうれしかったです(笑)

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