九州クラブユース(U-17)新人戦

2007年2月13日 23:29
2007-06 アビスパ福岡ユース 2 - 0 大分トリニータユース
2007-07 アミーゴス鹿児島 2 - 1 サガン鳥栖ユース

アビユースとトリユースの試合はなかなかレベルが高かったです。
この年代にしては、ワンタッチでつなげるところや大きなサイドへの展開が多くてスピーディな攻撃。めまぐるしく攻守が入れ変わるのですが、どちらともにそれをこなせる技術があり、九州のユース年代でのトップレベルというのを改めて見せつけられました。

ただ、チームとして完成されていたのはどちらかといえば福岡でした。自分の中ではトリユースの方が戦い方が洗練されているイメージでしたがそれは去年までの話。世代交代が行われたいまの段階ではアビユースの方がチームとしてのまとまりと共通意識を持っていたと思います。

しかしながら両チームともエースを欠いた戦いでありました。ベストメンバーになればもっともっとレベルの高い戦いが行われるというのは驚きですね。

選手としてはアビのフォワードの強い体躯を生かしたスライディングシュートによる先制点とトリユースの20番の子の"気の利いたディフェンス"が目に付きました。

さて、鳥栖はこのアミーゴス戦に勝利すれば予選リーグ1位となってプリンスリーグ2部へ2年ぶりの復帰と相成るわけですが...残念ながら逆転負け。前半にリョウトが先制点をあげ、アミーゴスの早いFW陣にヒカルとショウヘイが何とか耐えていたのですが、前半のうちに追いつかれてしまいまいた。追いつかれたのはしょうがないですね。ただ、前半をイーブンに終えたのでよしとして後半に望みをつなげたかったところですが...。

引き離されたきっかけは鳥栖が攻めていたときに起きた何のけないフリーキックからのパスミス。後で仲間と話したらここでそれはやってはいけない!とみんなが思ったらしいです。そして流れが一瞬にして変わってその2分後に逆転弾を浴びました。ひとつひとつのプレイを大事にすることの大切さが身にしみたのではないでしょうか。

試合後にユースの桂監督にお話を伺うと今年は昨年とは違ったコメントがたくさん聞かれました。その中でも桂さんの口から「戦う気持ち」「戦おうという姿勢」と「戦う」という文言が何度も発声されたことは驚きでした。

この日、実は来年度から新1年生となる中学生が5人も試合に出場していました。なるほどなかなかどうして個々のレベルが高く、ボールさばきも落ち着いていてこれからが楽しみな選手たちです。

さて、もちろんその反面、昨年までいた選手の中で試合に出られなかった子がたくさん発生したわけなのですが、その子たちに対する桂さんの思いが伝わってきました。

なぜ、自分たちが試合にでられなかったのかというのを目の前の試合を見て感じ取って欲しいと。試合に対して戦う気持ち、そして練習に取り組む姿勢。もう一度見つめなおして欲しいという感じで語っていました。

昨年に比べると鳥栖のユースも新加入選手も増えて更に競争が発生しています。そうやって切磋琢磨していくなかでサッカーの技術、そして人間的成長を促す役割である監督は大変な仕事だとは思います。

いま現在気になるのは厳しいことを監督が言った後に、それを補佐するヘッドコーチがいないことです。言うなれば選手たちはまだ高校生です。監督の思いを受け止める事ができない子供ももちろんいると思います。監督の思いを噛み砕いて説明できるコーチがいたらどれだけチームとして精神面の支えになるかなと考えると...という感じです。

コーチといえば、昨年からゴールキーパーコーチがついているのですが、鳥栖のゴールキーパーはかなり上手になっていました。専門分野のコーチというのは非常に大切な事だなと感じました。

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