アビスパ福岡 VS ヴァンフォーレ甲府 (博多の森球技場)

2006年12月 5日 21:57
残留争いでどうしても勝ちたい福岡と、ややモチベーション的には劣る甲府という形が浮き彫りになった試合でした。

まずは甲府。3top気味に前線に選手を配置しますが、福岡の出だしの速さになかなかボールが回せず。中盤からボールを出そうとするときに全体が広がりすぎてしまってパスの相手への距離が遠くてスピードのある攻撃へつながりません。バレーにボールを集めようとしたわけではなく、なんとかしてゲームを組み立てようとするのは見えましたが、とにかく前線にいいボールがでませんでした。

後半開始直後の福岡の軽率なゲームの入り方の隙をついて1点奪いましたがその他には特にいいところは見えず。バレーは福岡DFに徹底的にマークされて仕事ができませんでした。とはいえ、裏にボールがでたときになんとかしそうな気がするのは怖いFWの証拠ですね。この日に一人でボールを持って何かしてくれそうな雰囲気を出せる選手はバレーだけでした。。。何もさせてもらえませんでしたがw

さて、福岡ですが戦い方としては難しかったと思います。最低でも引き分けないといけない試合ですが、前へですぎてしまうと甲府の早いカウンターを浴びてしまう。かといって守ってばかりでは勝ち点を積み重ねることはできない。戦い方を更に難しくしたのはC大阪の相手が川崎フロンターレと言う事。そう、相性としても実力的にもC大阪は負ける公算がありまして他力本願を狙う事が大いに可能なのです。つまりは引き分けさえすれば得失点差で残留できるということ。

後半の途中で福岡の攻めるペースが落ちました。それはC大阪が川崎に3点目を入れられた直後です。あまりに攻めるペースが落ちたので"ばてる"以外の要素があったのでは?と友人と話して速報サイトを見たら川崎が追加点を上げていました。C大阪が2点を取って引き分けに持ち込むのが困難と見ての動きだと思いますが、この追加点がなかったらまだ分からなかったでしょうね。福岡が勝ちに行って追加点を狙って攻めた隙をつかれて甲府に点をとられる可能性もありますから。そうしたら福岡の入れ替え戦進出はなかったわけで。

福岡全体として気持ちのこもったプレイは見えましたが、その中でも非常に気持ちがこもっていると感じたのは久藤とホベルト。特に久藤は交代前のプレイで前線まで全力で走ってボールを追いかけていました。プレスに負けた相手選手が大きく蹴ってしまって福岡のスローインへ。あのプレイを見ただけでこの試合を見に行った価値がありましたよ。あのプレイが組織的守備の中ではどうのこうのという意見もあるかもしれませんが、あの気持ちとプレイがあるからこそ福岡が土壇場で強いチームになっているんでしょうね。神を見た夜の起点も久藤ですよね。あの久藤のプレイは、そのプレイを間近でみた福岡の将来を担う田中と城後の目にどう映ったのでしょうか。

そういえば、久藤のあの全力プレスで北内耕成を思い出しました。あの頃の鳥栖はあんなプレイをする選手が多かったなぁ。昔、一人で鳥栖スタジアムに通っていたことを思い出しましたよ。

さて、今年のJリーグは終わりました。昨年もJの最終戦は博多の森で見まして、そのときもフットサルの友人と大学時代の友人と3人で観戦しました。今年もこの3人でしたし、来年の最終節も同じようにこの3人でサッカーを見れる幸せな生活が訪れていたらいいなと思います。

...鳥栖ホームが最終戦だったら別ですが(笑)

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