サガン鳥栖 VS 徳島ヴォルティス (鳥栖スタジアム)

2006年10月31日 22:07
この日は大池だよりの管理人さんと試合前にお食事をごちそうになり一緒に観戦させていただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、サガン鳥栖ですが会心の勝利でした!

この試合はディフェンスラインからの組み立てが見事で、組み立てた中での最後の仕事はやはりユンジョンファン。彼が前線で精度のいいラストパスをがんがんと通していましたので徳島のディフェンスもかなり苦労したでしょう。

惜しむらくは味方がなかなかユンのパスに気づききれないところがあったこと。あのタイミングで飛び出していければ!というシーンがありましたよね~。今年の前半はユンのパスの精度が不安定だったので、味方もなかなかとまどうシーンが多かったのですが、ここにきてコンディションが上がってきたみたいですね。前線でアイデア豊富なプレーをしていて頼れるプレイヤーでした。

大池だよりの管理人さんとも話していたのですが、ユンジョンファンが前線にいる事の恩恵で鳥栖のボール回しの重心が前の方に置かれます。以前はボランチだったので重心が低くなってしまって相手のプレスがかけやすい位置が中心となっていました。また、以前も書きましたがユンがラストパスを狙ってそれがミスとなっても前の方、つまり相手にとっては自陣の位置でのプレーですからカウンターを受けにくいんですよね。

もうひとつの恩恵としてはボランチに衛藤が使えること。義希、衛藤のダブルボランチは運動量も豊富でスピードがあり、攻撃センスがありますので三列目が飛び出してくる恐怖と言うのを相手に十分与えるようになったと思います。守備の時間になってもボランチがいい形でつぶしてくれるので中盤がひきしまりますよね。

いまのサガン鳥栖はリアクションサッカーではありません。以前のようにカウンターを狙って受身となっているわけではなく、完全に横綱相撲での勝利でした。正直、今のサガン鳥栖は強いと思います。今後も勝ち続けて何か期待を持てるような出来事が起きるといいですね。


...と、手放しで褒め称えたいところですが、ここは心を鬼にして(?)ちょっとだけ気になったことを。
それはサイドの守備ですね。広瀬や濱田が前線に上がっていったときにサイドの守備が手薄になったり、フリーの状態でアーリークロスを入れられる場面がすこし見受けられました。ボランチがつくか、サイドハーフが引くかというのはサイドバックやセンターバックからの指示の問題もあるかもしれませんが、サイドを切り裂いてくるチームでしたら危ないシーンがあったと思います。

中に人数がそろっているときは怖くないんですけどね。そういう意味から行くと、徳島戦でもセンターバックが外につり出されそうな場面でも粘って粘って中央を固めてはじくという守備体系ができていたのはよかったと思います。センターバックがつり出される事を気をつけていれば堅いですね。

あと、カウンターの場面で山城と新居が同時に上がっていくシーンはちょっと動きがあわなすぎ(笑)お互いに言いたいことは山ほどあるでしょうけど、あの二人の息があったら後半途中からの攻撃としてはスピードがあるので相手にとって非常に脅威ですよね。頑張って欲しいです。

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