サガン鳥栖 VS 徳島ヴォルティス (鳥栖スタジアム)

2006年10月31日 22:07
この日は大池だよりの管理人さんと試合前にお食事をごちそうになり一緒に観戦させていただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、サガン鳥栖ですが会心の勝利でした!

この試合はディフェンスラインからの組み立てが見事で、組み立てた中での最後の仕事はやはりユンジョンファン。彼が前線で精度のいいラストパスをがんがんと通していましたので徳島のディフェンスもかなり苦労したでしょう。

惜しむらくは味方がなかなかユンのパスに気づききれないところがあったこと。あのタイミングで飛び出していければ!というシーンがありましたよね~。今年の前半はユンのパスの精度が不安定だったので、味方もなかなかとまどうシーンが多かったのですが、ここにきてコンディションが上がってきたみたいですね。前線でアイデア豊富なプレーをしていて頼れるプレイヤーでした。

大池だよりの管理人さんとも話していたのですが、ユンジョンファンが前線にいる事の恩恵で鳥栖のボール回しの重心が前の方に置かれます。以前はボランチだったので重心が低くなってしまって相手のプレスがかけやすい位置が中心となっていました。また、以前も書きましたがユンがラストパスを狙ってそれがミスとなっても前の方、つまり相手にとっては自陣の位置でのプレーですからカウンターを受けにくいんですよね。

もうひとつの恩恵としてはボランチに衛藤が使えること。義希、衛藤のダブルボランチは運動量も豊富でスピードがあり、攻撃センスがありますので三列目が飛び出してくる恐怖と言うのを相手に十分与えるようになったと思います。守備の時間になってもボランチがいい形でつぶしてくれるので中盤がひきしまりますよね。

いまのサガン鳥栖はリアクションサッカーではありません。以前のようにカウンターを狙って受身となっているわけではなく、完全に横綱相撲での勝利でした。正直、今のサガン鳥栖は強いと思います。今後も勝ち続けて何か期待を持てるような出来事が起きるといいですね。


...と、手放しで褒め称えたいところですが、ここは心を鬼にして(?)ちょっとだけ気になったことを。
それはサイドの守備ですね。広瀬や濱田が前線に上がっていったときにサイドの守備が手薄になったり、フリーの状態でアーリークロスを入れられる場面がすこし見受けられました。ボランチがつくか、サイドハーフが引くかというのはサイドバックやセンターバックからの指示の問題もあるかもしれませんが、サイドを切り裂いてくるチームでしたら危ないシーンがあったと思います。

中に人数がそろっているときは怖くないんですけどね。そういう意味から行くと、徳島戦でもセンターバックが外につり出されそうな場面でも粘って粘って中央を固めてはじくという守備体系ができていたのはよかったと思います。センターバックがつり出される事を気をつけていれば堅いですね。

あと、カウンターの場面で山城と新居が同時に上がっていくシーンはちょっと動きがあわなすぎ(笑)お互いに言いたいことは山ほどあるでしょうけど、あの二人の息があったら後半途中からの攻撃としてはスピードがあるので相手にとって非常に脅威ですよね。頑張って欲しいです。

日本 VS 中国 (U-21)

2006年10月27日 22:09
 日VS中って日本シリーズじゃないですからね(笑)

日本の先制点は電光石火のカウンターでしたね。

ディフェンスの間をつかれたスルーパスをクリアして相手に与えてしまったコーナーキック。ここから素早い攻撃でした。特に左サイドの野沢へ出した苔口のパスは見事でした。左サイドでややためてからペナルティエリアへ入ってきた人数は4~5人。この人数がすごいですよね。自陣ゴール前からチャンスと思いきや怒涛のごとくあがってくる選手たち。前でおとりとして飛んだ平山の背後から梶山が落ち着いて綺麗なゴールを決めました。

このゴールはスタジアムで見たら爽快感で満ち溢れていたでしょうね。ピンチから一転、スピードのある攻撃で得点をもぎとる。まさにカウンターの醍醐味を現しているようなゴールでした。

平山の2点目も一生懸命ゴール前まで行った結果ですからね。形はともかくゴールが奪えたと言うのは彼にとってもよかったのではないでしょうか。

一柳は高さを生かして頑張っていました。ディフェンスラインのパス回しで
「やっぱり!www」
っていうような場面はありましたが、潜在能力を開花させる前兆のようないい動きをしていましたね。
本人も鳥栖で心身ともに成長したと言っていますしホントよかったです。

結果が出て何よりな反町ジャパンですね。

京都サンガ VS 大分トリニータ (西京極陸上競技場)

2006年10月24日 22:10
鳥栖が山形に勝利して歓喜の渦が巻き起こっていたころ、筆者は西京極総合運動公園陸上競技場へと足を運んでおりました。

まずは西京極の感想から。阪急電車の西京極駅にほぼ直結と言ってもいいくらいのアクセスでした。試合当日は臨時の改札口ができてそこから出ますとバックスタンドでしたら歩いて5分もかかりません。アクセスはむしろ評判のよかった鳥栖スタジアムよりも良いのではないかと。そういった噂はいままで聞いたことがなかったので非常に驚きました。

スタジアムそのものは陸上競技場ですのでトラックがあってサッカー観戦としてはちょっとつらいですかね。ただ、天気がよかったので遠くに見える山々が非常に綺麗で落ち着ける環境でサッカーを見ることができました。屋根がないので雨が降ったら客足が途絶えそうなのが残念です。

バックスタンドにはゴール裏サポータがバックスタンドまで来て複数のコールの種類を説明、そしてタオルの振りかたなどのデモンストレータを配備。チームそのものを盛り上げようとする意気込みを感じました。思ったよりもレプリカ着用のお客さんが多くて、スタジアムさえもっとよかったらお客さんが増える地盤はあるのではないかという事は感じました。

試合については...あまり語りたくないなぁ(笑)初めて見るスタジアムの感動に比べたら試合そのものは遠路はるばる行った甲斐はほとんどなかったです。特に大分は前半シュートゼロでオウンゴールによる1点のみ(苦笑)

大分は前半で交代しましたが、高橋が確かにネックになっていました。前にでるタイミングにでられずに、ボールをもらっても判断が悪くてパスをまわせない。フォワードも高松と松橋にまったくボールが納まらずにこれらの相乗効果で押し上げがままならない大分の中盤って感じでした。後半に梅田に変わって停滞はなくなったのですが、根本の調子が悪くてクロスに精度がなく、決定的なチャンスを作るまでにはなかなか至りませんでした。梅崎くんの思いっきりのよさが光ったくらいでしょうか。

しかしながら深谷と三木の守備はいつもながら安定しておりまして、ともすればカウンターにやられるような展開だったのですが、大崩れすることなく1失点ですませたところはさすがだなと。

対する京都も肝心なところでパスミスがでたりして気持ちと空回りと言った感じですかね。前回観戦したときと違って二列目の飛び出しにやられるということはなかったので守備としてはだいぶ落ち着いてきたのでしょうけど、肝心の攻撃がパウリーニョと中払くらいしか絡めてなくてスピードがありませんでした。

また、この試合の審判もジャッジが非常に不安定で、そこも試合がつまらなくなった原因だったような気がします。

サガン鳥栖 VS 水戸ホーリーホック (佐賀県総合運動場陸上競技場)

2006年10月20日 22:13
藤田の素晴らしいゴールで1-0の完封勝利を収めました。もっと点が取れるチャンスはあったのですが、水戸にもチャンスはあったのでそれはお互い様ということで。この完封勝ちは非常によかったのではないでしょうか。

さて、草津戦で酷評を受けていた藤田。申し訳ないのですが、多忙のために草津戦は見てないんです。あんなに酷評を受けていたということはよっぽど悪かったということかなと思って、こりゃスタメンはずれるかなと思っていたらこの試合もでてきました。

ということで、せっかくですので藤田に注目してこの試合を見ていたのですが、点をとったプレイはすごかったですね、ファーサイドからニアにぐんと加速して高い打点からのヘディング。小井手のクロスもよかったのですが、それに合わせる藤田も見事でした。

さて、点を取ったプレイはよかったのですが、全体的にはFWの相方がユンジョンファンということもあって、なかなか難しかったのではないかなとは思います。

藤田のプレイを見ていて思ったのは、味方からボールを引き出す動きがもう少し欲しいですね。そのあたりは新居は味方がパスをだしやすいタイミングで動き出しを始めるんですよね。だから新居とコンビの時には新居がいい動きをして、藤田は新居と好対照なタイプですので新居をおとりにして藤田にもボールが流れるようにでてきます。

昨日は、動き出しをするのが一人だけだったのでやや厳しかったかもしれませんが、藤田がボールをもらおう(ひきだそう)と動いても味方からボールがでなかったときの次のアクションが欲しかったんですよね。藤田が動いて、中盤が動いて、そして再度藤田が動き出すといった形です。そこまで行くと体力的にはかなりきついでしょうが、そこまでやれたらさらに一皮むけることができるかなと。

動きを例えるならば、藤田が引いてディフェンスを引き連れて、ボールは同じく引いていたユン様に渡り、ユン様が前を向いた瞬間に今度は藤田が裏を狙って走り出すとかいう形ですね。別のサイドにボールが入った時にお休みになっているときがありました。

もちろん、クロスを待ち構えるためのお休み(待機)はいいんですけどね。左サイドの低い位置で作っているときにじっと右サイドで待っていて吉田が長いクロスをあげようとしたときに一気にゴール前に上がってきたシーンは迫力がありました。

結局は動きのメリハリなんですよね。流動性という言葉から行くとその中には入れている瞬間と、まったく入れない瞬間がありましたので、もっともっと動いて動いて味方の動きを引き出して欲しいです。

あと、ポストプレーに関しては、以前からBlogやサイトで言っているように前を向いて状態のよい選手に渡すのはいいことだと思います。バイタルエリアでのワンツーや落としだなんてドキドキするじゃないですか(笑)

水戸という守備の堅いチーム相手で、なかなか前にでてこないからスペースもなかったでしょうけど、いい戦いだったと思います。試合が終わったあとに数人の水戸の選手が倒れこんだのが印象的でした。一試合に対する思いが非常に強いですね。

そんな筆者ではございましたが、昨日は藤田の事を心から応援している組合長のところへ藤田が駆け寄ってきたので、おこぼれに預かって彼とがっちりと握手することができました。間近でみたらまだまだ若い選手ですね(笑)

あと、感心したのは宮原。試合後のトレーニングをしていて子供たちから宮原へ声援が飛ぶと駆け寄ってくれてサインをしてました。サテライトなんかでコールをするときも宮原は必ず応えてくれますし、そういったのは非常にうれしいんですよね。昨日は交代してから直後にでたロングパスも心に残りましたが、彼の人間性に関しても心に残りました。

恐ろしいほどに取らぬ狸の皮算用

これから48節までの過程において、柏、仙台はともに1試合休みがあります。また、仙台は東北ダービーを控え、柏は対戦相手が神戸、横浜FCとかなりの正念場を迎えることになります。この戦いにおいて非常に都合よく勝ち星の計算をした結果。

現在の順位

3位 柏 78
4位 仙台 68
5位 鳥栖 64

-------------------

46節
山形 vs 鳥栖
水戸 vs 仙台

鳥栖勝ち、仙台勝ちの結果
3位 柏 78
4位 仙台 71
5位 鳥栖 67

-------------------

47節
仙台 vs 山形
柏 vs 横浜FC
鳥栖 vs 徳島

東北ダービーで仙台引き分け、柏負け、鳥栖勝ちの結果
3位 柏 78
4位 仙台 72
5位 鳥栖 70

-------------------

48節
神戸 vs 柏
鳥栖 vs 湘南

柏負け、鳥栖勝ちの結果

3位 柏 78
4位 鳥栖 73
5位 仙台 72

残り4試合で勝ち点差5になれば何かおもしろい事があるような気がしません?
柏と仙台が負けたり引き分けたりとかなり他力本願な所がありますが、毎年の昇格争いは必ず最後にもつれます。
他所のチームはともかくとして、とにかく鳥栖は今の勢いを大事にして連勝!と行きたい所ですね。

平日開催 佐賀陸上競技場

2006年10月17日 22:15
土曜日や日曜日の佐賀陸ならばともかく、平日開催となると条件がちと厳しいですねぇ。

仕事の日程的にもちょうど残念な形になっていてお休みがとれません。
.
サテライトは休めてトップチームの日には休めないというちぐはぐさ。

なんとか行けたらいいなぁ。

サテライト 鳥栖 VS 神戸 番外編

2006年10月13日 22:17
テレゴング...ならぬブログコメントゴング開催!

えっと、先日のサテライトを見に行きました。諸先輩方が欠席でございましたので僭越ながらも太鼓を打ち鳴らして応援させていただきました。サテライトを見に来られた方には拙い応援を聞かせてしまい、大変失礼存じ上げました。

さて、テレゴングならぬ、ブログゴングな問題なのですが、事件は1-2で迎えて決めたら同点という孝明のPKの時に起きました。 いつものゴール後のコールを準備してたら............はずしやがったorz

下を向く孝明(当たり前か)

こりゃ孝明を励まさなければと思い、すかさず「孝明!」コールをする筆者。

すると一緒に応援していた両側の2人が

「ちょwwwww」

「孝明に嫌がらせwwwww」

ええええー!!!なんでーーーーー!!!
PKはずしたけどまだ時間はあるから頑張れ!って意味のコールだったのに(´・ω・`)

と言った事件が発生してしまってございまして候。

サガン鳥栖コールをしようかなとも思ったけどあえて孝明コールをしたのでした。

まあ、応援には正解/不正解はなく、頑張っている本人達に聞こえて、ほんの僅かでもいいから彼らの走ろうと言う気力に繋がってくれたらいいなくらいのものですから、特に深く追求するわけではありませんが、さて、ブログコメントゴング

1.孝明コールでもよかったと思う。
2.サガン鳥栖コールがよかったと思う。
3.直後がコーナーキックだったから「ゴールゴール」コールがよかったと思う。
4.その他

オオタニさんのBlogが読めるのはDoblogだけ!
『オオタニさんに励ましの1番(中国ではこう書く)を送ろう!』

アビスパ福岡 VS 鹿島アントラーズ (博多の森球技場)

2006年10月11日 22:19
試合を振り返ってみます。

まずは驚くべきは福岡の守備の集中力と激しいプレス。

前半から多少飛ばし気味であることを感じておりましたが、後半になるとやはり足がややとまり気味。しかしながらその集中力は試合終了まで衰えることはありませんでした。

鹿島が誇るサイドバックである内田と新井場。彼らの攻撃を止めるためにサイドに人数をかけてサイドで止める守備をしかけてくるかと思いきや、ボランチの動き方から行くと特にそのような形は見えませんでした。人数をかけるというよりはむしろ、サイドバックの攻撃を控えて相手にスペースを与えずに常に一人はサイドを空けずに埋めるといった形ですかね。

いつもだったら両サイドバックが中村北斗とアレックスなので攻撃参加の回数も多くなり、その分相手にとっての攻撃の隙を与えてしまうことにもなります。ここの所カウンターをもらったときの守備が安定していなかったので、アレックスと佐伯の出場停止によって出場機会を得た吉村と山形弟の守備意識の高さが勝利につながったのかなとも思いました。

また、それによってボランチへ上がった中村北斗の動きもよかったですね。ディフェンスラインとの距離を保ちつつ、機を見て増田、ファビオサントスの当たりに激しくボールを奪いに行くところと、間合いを保って裏への飛び出しについていくところの切り替えは生粋のボランチという感じがしましたね。久藤も時にはディフェンスラインに戻ってまでクリアをしたりと非常に守備意識の高いプレイをしておりました。

また、例えサイドを崩されてもセンターバックが最後のシュートのところで食い止めて頑張っていました。特に宮本はキーパーが飛び出ていたカバーで1点防ぎましたからね。

鹿島は序盤からバックラインでボールを回すことが多かったのですが、確かにパスコースがありませんでした。柳沢が動いてもアレックスミネイロが動いても、時には内田がディフェンスラインを横切ってもスペースを作ることがなかなかできませんでした、福岡のゾーンを固める落ち着いた守備に鹿島はボールの出しどころに非常に苦労していましたね。

鹿島に問題があったとすれば、ショートパスが多くてサイドを大きく変える展開や、縦に長く出るボールが少なかったことではないかと。まあ、それが鹿島のサッカーと言われればそうなのかもしれませんけどね。

曽我端もゴールキックは決して大きく蹴ることなく、ディフェンスの選手にショートパスを出していました。ディフェンスラインからの組み立てがどうにも煮詰まっていたので後半20分くらいからは目先を変えて大きなボールを蹴っても良かったのではないかなとは思います。中盤で煮詰まった場面が見えたのはファビオサントスと増田が持ってせっかくいい形で前をむいても、フォワードが作った一瞬のスペースを使い切ることができなかった所。彼らが前を向いてすぐにパスが出せるような選手になればもっともっと鹿島は強くなると思います。

その鹿島のサッカーの圧巻だった場面はやはり野沢の1点。柳沢が右サイドで作ってアレックスミネイロの落としから飛び込んできた野沢のシュート。こういった形が何度も見れなかったのが残念です。

博多の森球技場に掲げられていた手作り断幕

2006年10月 8日 22:23
福岡がぎりぎりでの粘りの守りで鹿島アントラーズから勝利をあげました。

この断幕を張り出した福岡サポの気持ちが伝わったのかな?

勝ちたいという気持ちは福岡の選手からの方がより多く伝わってきました。

----------------------------------------

「1水谷 頼むぜ、信じとうけん」

「15吉村 今までの経験を今ここで」

「17川島 熱き気持ちで相手を止めろ」

「2亨 お前の気持ちが俺達を乗せる」

「21辰徳 時は来た!!」

「22北斗 君の戦う気持ちは伝わっている」

「8ホベルト 家族のために勝とうや!!」

「14セイジの左足がアビスパを救う」

「34チビのゴールで気持ち良くなりたい!」

「6布部 俺達も諦めてない!!」

「27ユウスケ 自分で仕掛けろ!!」

「10久藤 通算250試合は勝利で」

「23ナギ 俺達がここに居る何も恐れるな!」

「26城後 お前ならもっとやれる!」

天皇杯 サガン鳥栖 VS 立命館大学 (佐賀県総合運動場陸上競技場)

今日の鳥栖と立命館の試合で双方の差を一番感じたのはボールを奪う位置とボールを奪ってから攻撃にかける人数の差。

立命館は比較的高い位置からボールを奪って早めに中央の選手へ。そこへボールが入ると一斉に4人が平行に鳥栖のサイドへなだれ込んできます。そこで裏へ抜けたり、クロスに入ってきたり(クロスの動きはお互いに邪魔になったときがあったのがもったいなかったですが)と質の高い動きを立命館の選手が見せるので鳥栖のディフェンス陣もかなり手間取っていました。マークをはずす動きやはずした瞬間に出されるパスのタイミングは非常によかったと思います。そこで序盤から相手に瞬間的にフリーでのシュートチャンスを与えていました。恐らく、チームとしてボールを奪いに行くタイミングがずれていたんですよね。最初から構えてゴール前で防ぐ手立てを考えていたら違っていたかも。

タイミングと言えば、立命館の...10番?何番だったかな?は長い裏へのパスを出せるタイミングでもあえて裏に出さずに、味方のフォローがあることを確信しているかのような"タメ"を作ってリトリートする鳥栖のディフェンスをあざ笑うかのようにフリーで上がってきたサイドへ組み立てた一連の流れはチームの組織力の浸透ならではのプレーだと思いました。

一方、鳥栖は流れの中での組み立てに苦戦。それは単純にボールを奪う位置が低くて攻撃にかける人数が圧倒的に少なすぎたというところに尽きると思います。立命館の1点目だなんて鳥栖のペナルティエリア付近でボールを奪っていますからね。鳥栖も同じペナルティエリア付近でボールを奪いますが鳥栖の場合はそこは自陣ですから(笑)

例えば豊喜がサイドでボールを受けても前も横も立命館の選手のみ。そこから藤田がファーへ抜ける動きを見せたり、山口がディフェンスラインと平行に走ったりしても...ボールは出せませんよね(苦笑)

鳥栖の中盤が結果的に選手が見えていないようなパスを出したりするシーンが多かったのですが、ボール保持者+ツートップという3人での攻撃をやりたいならば豊喜を中央にしぼらせて中央で前を向かせた方が面白かったですけどね。しかしながら、それはサガントスの攻撃戦術ではなく。

まあ、フォローがなかったとは言え、豊喜もそこに誰かがいたとしても、ホアキンかオーフェルマウスくらいしかいないだろ!っていうような鮮やかなスルーパスを連発していましたが(笑)

あと、気になるのは鳥栖には生粋のツートップの動きというか、フォワードらしい連携が見られないですよね。これは今日の試合に限った話ではなく、リーグ戦の中での課題でもありますが。そういったプレイを大学生に見せ付けてやりたいんですけどね。

例えば前日に博多の森で試合を見てきたのでついつい例えてしまいますが、右サイドで内田がボールを受けてドリブルを始めた瞬間、アレックスミネイロが左から右サイドへ入ってくるのを皮切りに柳沢がアレックスミネイロとクロスの形に中央へ入る。そしてセンターバックが2人に釣られて付いていき、サイドバックが絞りこもうとしたのを見越して二列目から野沢がファーサイドに抜けてボールを呼び込むみたいな。(博多の森で鹿島の悪かったところはまた次の日に回顧するとして。)

さて、鳥栖ではそんなプレイはありましたでしょうか?お世辞にも藤田と山口が連携の取れたツートップだったとは思えません。それは藤田が思うようにボールをキープできなかったところもありますし、山口のスピードのなさで最初の一歩の出足が遅れてボールを拾えないというところにもあったと思います。

彼ならばキープできる!彼ならばボールに追いつける!と思えばしっかりとフォローに行くのですが、「奪われたら!」とか「ヘディングで負けたら!」とか思うとそういった失敗時のフォローを狙ったりしてちぐはぐになってしまうんですよね。

どうしても...山口は中盤の選手だと思うし、藤田は本調子ではないし。ツートップがしっかりとしていれば中盤のフォローもしやすかったでしょうが。

どちらにしても、鳥栖の選手が落ち着いてディフェンスラインからボールをしっかりとまわして中盤の選手の崩しで攻撃を行うという事ができなかった以上は格上も格下もなかったと思います。慌ててばたばたと長いボールを蹴ってしまうように相手のプレスと出足がよかったんです。そして今日はまずは天皇杯の初戦を勝てたことに対して喜びましょう!

最後に、こちらはプロ。そして相手はアマ。プロらしい戦いをしなければ!

...という気持ちももちろん分かりますが、選手達のモチベーションを保つにも難しいものがあったでしょうね。

観客もJリーグ公式戦には到底及ばないくらいの観客数しかいません。

『得点を取られたときの悔しさ、逆転したときの歓喜、勝ったときの感動』...ではなく、

『得点を取られたときの呆気、逆転したときの安心、勝ったときの安堵』...といった気持ちではなかったですか?

大学生相手だから!という気持ちはどこかにありましたよね~。もちろん筆者も「今日は何が何でも勝たなければ!」みたいな気持ちで試合を見に来たといえば嘘になります。

選手達も我々と同じような気持ちで試合に入ってしまったかもしれませんね。気持ちというのは試合の内容に如実に出てしまいます。そこを管理できなかったのは、選手だけではなく、チーム全体の問題として受け止めたいです。

さて、次は気持ちを切り替えてリーグ戦ですよ!!!

なぜ主審にだけ記者会見が行われないのか?

2006年10月 4日 22:31
J's Goalには試合後に監督のインタビューが掲載されます。長く話す監督もいらっしゃれば、短い話の方もいらっしゃいます。作戦に関して暴露してくれる監督もいらっしゃれば、煙に巻く監督。はたまた掲載できないような話をされる某松本監督など(笑)

選手の方も勝った喜びを現す人もいれば、勝って尚反省の弁をもらす選手もいる。負けたチームの選手は「都合により掲載できません」というのもたまにありますが、それは敗戦の試合後だけに仕方がない部分もあると思います。

ところが...

試合に参加している...いや、その試合の流れの半分を作っているといっても過言ではない審判はインタビューそのものが行われていません。

これはなぜでしょうか?

試合の時には審判は絶対の意見を持って笛を吹いているはずです。自分に自信があるからこそPKを与えたり、カードをだしているはずです。

それならば選手と同じように審判も試合に対する回顧をしてもよいのではないでしょうか。微妙な判定に対して質問が飛んだときにその判定をした時の基準と根拠を、その自信のある笛と同じように堂々と話せばよいのではないでしょうか。

論議を生んでも結局は審判の都合のいいように判定は変えられないなどという結果になり、リーグから質問状をだしてもなしのつぶて状態。審判を過保護している状態がこのような惨事を招いているのではないかと妙に腹立たしくも思ってしまいます。

先日の試合で言うならば、試合開始直後の柏の山根のヘディングの競り合いがイエローカードならば、その後の柏、鳥栖の双方においてレッドカードじゃないの?だなんて思ってしまうプレーはたくさんあるわけです。

例えば試合後に審判に対してなぜ山根がイエローカードだったんですか?その後の○○のプレーはなぜカードがでなかったんですか?ましてやなぜファールじゃなかったんですか?という質問を審判に投げかけたときに、それぞれその根拠を話してくれれば、理解できる面もたくさんあると思います。

例えば、山根は目がボールの方を見ていなくて体だけで行ったとか、汚い声をかけながらジャンプしていたとか、反対側のひじがでていたとか、試合開始直後で今後荒れるのを防ぐためだとか、視聴者やプレーヤーはなぜ?と思っても、実はA級審判が見ればすべての審判がイエローカードを出すようなルールに則ったカードだったとか。(上記はあくまで例えですので山根選手に対する悪意はまったくないのでご了承ください)

審判のその時の判断の根拠が知りたいわけです。もちろん、話をしてもらったからといって尚更理解できない可能性もあるとは思いますが、そうなったらそれは限りなく誤審に近いという事ですよね。

こういった事を繰り返していくうちに技術の向上に役立たないでしょうか。それとも技術の向上よりも先に審判の人格権を崩壊してしまうような事態に陥ってしまうのでしょうか?

サガン鳥栖 VS 柏レイソル

2006年10月 2日 22:33
素晴らしい、本当に素晴らしい劇的な勝利でした。一点を取られたときには厳しいかとは思いましたが、前半から散々チャンスを作っていたのが終了間際に一気に爆発した感じです。

筆者はよんどころなき事情がございましてこの試合に行けませんでした。あの劇的な勝利を目の前にしたら泣いていたかもしれませんw。ちなみにこの日は夜のフットサルも楽しみにしていましたがそちらも行けず。ストレスのたまった日曜日でした。。。

鳥栖は新居、高地、ユジン、濱田と大黒柱ところかレギュラーを複数欠く厳しい戦い。そんな中でも前線には藤田が復帰して新居とはまた違ったターゲットとしてガンバってくれました。

筆者は藤田のような選手は大好きです。ポストとして体を張って、そこにマークが付くことによってDFをひとり藤田のおかげで"振り回す"ことができる。ボールキープしてから上手にはたけば中盤の走力を利用してスイッチをいれて突然の攻撃のスピードアップを計ることもできます。二列目の飛び出しというディフェンスとしては守りにくい攻撃の形を作るためには前を向くことだけではなく、背負うことも大事だと思うのです。裏に抜けられるのディフェンスと止まられて背負われるディフェンスというのはそれぞれに対応の動きが変わるので非常にやりずらいものです。

...というのが、自分がディフェンスをやってていつも思ったことです。もろアマチュアですけどね(笑)

さて、その藤田ですが、よく後ろを向いてパスを受けてました。いいターゲットにはなっていましたが、はたいたときになかなか味方とタイミングがあいませんでしたね。あそこはバックパスですのでもっと確率をあげないといけません。カウンターの格好の餌食になってしまう可能性もあrます。

そして何よりも前線に入ったらシュートを打とうとする意欲。味方のためにチャンスを作ることも大事ですが、自分が一番ゴールに近いときはとにかく攻めて欲しい!終了間際のチャンスも後ろからつっこんできた選手にパスをだすのも選択肢としては大事だと思います。しかしながら、最初にボールを受けたときにシュートがイメージできていれば自分がいい形で打てたはず。たとえ右足でも。

要は判断力ですね。自分で行く!というときと味方のために!という判断力をもっとあげてくれればと思います。彼はサガン鳥栖の中でも能力が開花する可能性を一番大きく秘めていると思います。ルーキーとしては廣瀬や衛藤が活躍を見せていますが、藤田にはもっともっとガンバってほしいです。

さて、その廣瀬と衛藤。

衛藤は最後まで運動量が劣ることがありませんでした。前を向いて突破を試みる姿勢もいいですし、カウンターを受けたときに真っ先に戻ろうとするその走力。彼の魅力は運動量だけがすべてではありませんが、後半終了間際の柏のそれと比べると非常に際立っていたと思います。

廣瀬は同点ゴールはよく決めました。トラップしていたらつめられていたと思いますのであのダイレクトシュートはお見事です。逆転のゴールもシュートを枠内へ打ったからこそ入ったものだと思います。最近のボールの傾向から行って南も処理が難しかったとは思いますが、廣瀬の積極的な気持ちが生んだ得点ですね。さすが柏キラーw

この試合で両者ともに残念なシーンだと思ったのは、数的有利な状態でバイタルゾーンに入ってからのパスミス。柏も鳥栖もディフェンス側より圧倒的に有利な状態だったにも関わらずシュートまで至らないシーンが多くありました。ここでいかにシュートまで持っていくかというのが両チームともに大事なところと言うか、反省点だと思います。特に柏は昇格へ向けて得失点差も気になるでしょうからね。

あと、柏で気になったのはセットプレーのマークの甘さ。加藤や吉田にヘディングを許したシーンがあったと思いますが、上手な選手でしたら確実に決められていたでしょう。

流れの中の守備は中盤の鋭い奪い方はあったものの、そこを交わされてサイドチェンジをされた時に早い攻撃にボランチがいかにカバーできるかって頃かな。リカルジーニョは読みで守備するタイプなだけに山根が頑張らなければ。

大谷はどうなんかな?と思うけど、そしたら中盤の底が山根と大谷か。この2人が組んでしまったら後ろの方で停滞するのかな~。

ぱっと見の感想なので的外れの意見だったらマジですみません。

...と、ビデオで見ても長く書きたいくらいの試合だったので実際にスタジアムにいたら大興奮だったんだろうな。組合長の旗の揺れ方も今期一番だったのではないかと思います(笑)
このページのTOPへ▲