アビスパ福岡 VS 京都サンガ (博多の森球技場)
2006年8月22日 12:41
生きるか死ぬかの戦いだ!絶対勝って生き残れ!!
これは試合開始前から京都ゴール裏に掲げられたメッセージです。選手入場時には
「勝」
という一文字が書かれたゲーフラがいくつも掲げられました。目の前の試合に勝つということの大事さは両チームの選手とも分かっていたでしょうが、それを京都サポータは改めて選手の目に映るようにメッセージとして掲げたのでしょう。このようにこの一戦を大事に思うようなメッセージは圧倒的に京都の方が多かったような気がします。これは京都サポータの方が何も考えずに目の前の一戦に集中できる環境にあることなのかなと。福岡の現状を考えるとついついこのように邪推してしまいました。そして、このサポータのメッセージに応えるように京都が福岡との打ち合いを制しました。
まず、この日の京都の攻めを振り返ってみますけど、スタンドから見て明らかなくらい斉藤→加藤のホットラインができあがっていました。組み立てにおいても、カウンターにおいてもほとんどが中央から両サイドを経由して攻撃が始まっています。前半からずっとこの攻撃が続いていますが、福岡側はなかなか修正が入りません。このように斉藤からボールを供給される、そして加藤や中払をフリーにしてしまうというこの日の京都の攻撃パターンを防ぐ手立てを考えなかった事が結果的に最後の加藤の決勝ゴールにつながったのだと思います。
サッカーは前線に人数を増やすことだけが作戦じゃありません。ワールドカップを見ていた方はこのようなシーンを見たでしょうが、サイドで負けていたら前半からでもサイドを守備力のある選手と交代する。中盤で一人を自由にさせていたら途中からでもマンマークをつける。そういった指示がサッカーと言う流動するプレーの中に入っていない監督、外から目の前のプレーを見ることができる役割の醍醐味ではないでしょうか。
また、福岡の方を振り返ってみますと選手のみんなはこの日は特に気合が入っていたと思います。プレーに気持ちが入っている、いないとはよく言いますがこの日は全員がよく走り、よく前を向いて気持ちを見せていました。その中でも特に気合が見えたのはホベルトとアレックス。彼らの縦横無尽の走りは見ていて恐ろしくなるくらい無茶していたと思います。中央で素晴らしい出足でホベルトがボールを奪い、そしてボールを奪った瞬間に左サイドのアレックスが猛然とダッシュを開始する。お門違いですが彼らが日本人ならばオシムジャパンには必ず呼ばれていると思います。
試合は序盤から動きます。中央でボールを京都の選手(恐らく斉藤?)がフリーで受けます。筆者的にはこういったところのプレスを佐伯が担うものだと思っていたのですが佐伯どこにいるの?と思ったら綺麗な展開で右サイドの加藤へ。加藤へ渡った瞬間に中央を見るとアンドレがまたもやフリー。あれ?川島は?と思っていたらどんぴしゃりのクロスが飛んできてあっという間に先制。そういえばニアサイドにパウリーニョいたかなぁ?というくらいなので決してディフェンスの人数が足りなかったわけではないのですがあっさりとフリーにして決められてしまいました。
1点先制されてから福岡も目を覚まします。前線に顔を出す選手が増えてきてボール回しも京都陣内で行えるようになってきます。
そして同点のシーン。中盤でボールを奪った瞬間にFWを狙って浮いたボールが出されます。いち早く反応した飯尾が足をめいいっぱい伸ばしてトラップ。このトラップが効きましたね、ナイストラップで前を向いた飯尾の前にはDFが2人。バロンは外に開くようにしてランニングを始めます。この動き出しの瞬間には筆者は「あーそっちか」と言った印象でした。完全にDFの一人をひきつけると言った形でもなかったのですが、彼のスピードではやむをえないか。
飯尾はちらっとバロンの方を見ますが、そこでボールを開いてしまうと攻撃が止まってしまうので飯尾は自ら中央への突破にかかります。恐らく2人を抜き去るのは至難の技と感じたのでしょう、ちょっと遠い位置でしたがシュートを放ちますとそれがDFの足にあたってふわりとキーパーの頭上を越すシュートに。福岡が同点に追いつきました。
確か、この同点ゴールの前だったと思いますが、京都の右サイドの守備について角田が登尾に激しく説教。いや、説教と言うよりは叱咤と言うべきでしょうか。かなりエキサイトした状態で右サイドの守備について言い合っていました。京都の選手の切羽詰った感がみてとれましたが...。
同点になったらお互いに一進一退の展開。これまでの福岡ではなかなか見ることがないようなシュートチャンスを多く作ったのですが、同時に京都にもシュートチャンスを多く与えてしまっています。
その中でも先にチャンスを手に入れたのは福岡。右サイドでバロンが起点となって、北斗にボールを戻します。北斗は素早く中央のホベルトに渡してホベルトは左サイドの久藤へ。久藤はDFと1VS1になりますが、素早く縦に突破して左足でサイドネットへ突き刺します。この展開、そしてシュートはお見事でした。展開の素早さもさることながらDFを振り切ってぎりぎりのところへシュートを放つ久藤のテクニック。メインスタンドのアウェー側から見ていたのですがこのシュートには周りにいた京都サポータも感心しておりました。
前半もそこで試合が終わるのかなと思いきや...。終わると思ったのは左サイドの京都陣地深くでバロンがボールをキープしていたときです。前半と言えどもこのままリードしてハーフタイムを迎えたいはずですのでそのままボールをまわしてキープするかと思いきやクロスをゴール前へ。もちろん、そこにいるはずのバロンがあげているわけですからニアに飛び込むような選手はいません。キャッチしたキーパーから出されたボールがあれよあれよという間に福岡陣地へ。センターサークル付近でボールを受けた...パウリーニョだったかな?がドリブルを始めると、確か久藤だったと思いますが不用意にゴール前正面で倒してしまいました。
フリーキックを決めたパウリーニョも見事でしたが、福岡のこの一連のプレーは、この時間帯で行うプレーではなかったように思えます。
同点のまま後半にはいったのですが、すぐに福岡が勝ち越しゴール。右サイドで形を作って(このとき、筆者が『なぜここでサイドを変えない?』って疑問に思ったのは内緒w)北斗がドリブルで2人を交わそうとしたときにゴール前を見ると薮田がフリーに。ああ...なんか見たような光景だな...と思ったら京都の先制点と同じでしたw。北斗のクロスがこれまたどんぴしゃりで薮田の下へ。ボレーで確実にきめるテクニックも見事でした。
しかしながら今年の京都の失点の多さはこういったところにあるんでしょうね。久藤の得点もなんですが、FWのマークはしっかりとしていながらも相手の中盤の選手を不意にフリーにしてしまうですよね。この京都の失点癖に関してはやや深刻なような気がします。
さて、こうなってくるといくらなんでも福岡は試合を落ち着かせなければいけません。ポジショニングの修正、マークの確認。福岡はどのように試合を落ち着かせるのか。
...と思っていたら、京都はまたもやパウリーニョがフリーでペナルティエリア前でボールを受けます。パウリーニョは少しドリブルを入れるとペナルティエリア外からでしたが迷わずに左足を振り抜きました。ボールは福岡のDFの足にあたって大きな弧を描いてゴールへと吸い込まれました。京都が再び同点に追いつきます。それにしてもなぜここまでパウリーニョをフリーにしてしまうのでしょうかね。
この3対3になった段階で回りにいた京都サポと半ば苦笑いのように笑いあって話しました。筆者の上に座っていたおじさんがぽつりと一言。
「うれしいけど、これはプロの試合じゃないよね(苦笑)」
ごもっともな発言w。
そうこうするうちに次は京都が勝ち越します。パウリーニョが技ありのオーバーヘッドパスをゴール前へ。そのパスに反応したのは中払だけでした。中払だけでしたっていうか、福岡のディフェンス陣はこの飛び出しに誰もついていけなかったんですよね。まさかあそこからパスが来るとは思っていなかったのかもしれませんが、中払の動きは見えているはずですからついていかないとですね。一瞬の隙というにはあまりにも重過ぎる隙でした。
ただ、京都にも不運がありまして前線の2人が負傷による交代を余儀なくされます。松田と林もがんばっていたのですがやはりアンドレとパウリーニョに比べると迫力不足。
そして福岡は疲れの見えてきた久藤に変わって城後が入ります。筆者はよく覚えていないのですが、福岡が3バックになったのは城後が入った直後からですかね?城後を入れてどの位置に置くのだろうかとも思っていたのですが、京都の組織ばかり気になってしまって福岡のポジションを確認するのを怠ってしまいました。
さてさてその城後のスーパーゴールはお見事でした...が。
同点に追いついた後にも福岡は3バックのまま。同点になって再び京都が攻めだしたときにこれはまた守備がきついんじゃないかなと思ったんですよね。どうしてもアレックスの裏にスペースを作りますし、大分戦と同じくディフェンスラインの前が空いてしまうんですよね。
そう思っていたら加藤が右サイドでボールを受けました。加藤にはこのとき城後がついていたんですよね。確かに城後もついていたのですが、その裏には福岡の選手もカバーリングで待ち構えてしました。だからそれが見えている加藤は縦への突破というのが厳しくなるんですよね。だから加藤は空いていた中央のバイタルエリア...このバイタルエリアが空いているというのもまた微妙ではありますが、そちらへドリブルを図ります。ポジションが落ち着かない城後は加藤のドリブルが早いために抜かれないためにある程度間をおいて縦を切るのか中央を切るのか迷いながらついて行ったんだと思います。しかしながらシュートコースが見えた加藤が左足でズドン。
城後は試合後のインタビューで自分がしっかりとついていければのようなことを語っていましたがあれはやむをえないと思います。あの位置でチームとしてボールを奪う(もしくは止める)ことができなかった組織の問題でしょう。後ろにカバーの選手がいることが分かっていたら中を切ることだって可能だったはずです。
この加藤のゴールで勝負ありました。加藤がゴールを決めていくらなんでも勝負は決まるだろうと思い、偶然発見したフットサルチームの友人に声をかけて早めに帰りました。試合結果を見たらやはり、そのまま試合は終わっていました。
京都は貴重な勝ち点3で自動降格圏内を脱出。逆に福岡は順位をひとつ落として降格圏内へとなってしまいました。
ただ、福岡はもちろん、勝った京都も上位のチームには厳しい戦いが待っているでしょうね。ぽっかりとあいてしまうフリーの選手を作らないようにしないとこの試合のようにどれだけ点をとっても取られてしまう試合が続きそうです。お互いに守備が弱かったので取り合いになりましたが思わぬ大差をつけられてしまうと得失点差で響きますからね。
残留争いの中ではC大阪が横浜FMに快勝しております。まだまだ試合数は半分近くあるとは言え、佳境に入ったと言っても過言ではないですよね。
これは試合開始前から京都ゴール裏に掲げられたメッセージです。選手入場時には
「勝」
という一文字が書かれたゲーフラがいくつも掲げられました。目の前の試合に勝つということの大事さは両チームの選手とも分かっていたでしょうが、それを京都サポータは改めて選手の目に映るようにメッセージとして掲げたのでしょう。このようにこの一戦を大事に思うようなメッセージは圧倒的に京都の方が多かったような気がします。これは京都サポータの方が何も考えずに目の前の一戦に集中できる環境にあることなのかなと。福岡の現状を考えるとついついこのように邪推してしまいました。そして、このサポータのメッセージに応えるように京都が福岡との打ち合いを制しました。
まず、この日の京都の攻めを振り返ってみますけど、スタンドから見て明らかなくらい斉藤→加藤のホットラインができあがっていました。組み立てにおいても、カウンターにおいてもほとんどが中央から両サイドを経由して攻撃が始まっています。前半からずっとこの攻撃が続いていますが、福岡側はなかなか修正が入りません。このように斉藤からボールを供給される、そして加藤や中払をフリーにしてしまうというこの日の京都の攻撃パターンを防ぐ手立てを考えなかった事が結果的に最後の加藤の決勝ゴールにつながったのだと思います。
サッカーは前線に人数を増やすことだけが作戦じゃありません。ワールドカップを見ていた方はこのようなシーンを見たでしょうが、サイドで負けていたら前半からでもサイドを守備力のある選手と交代する。中盤で一人を自由にさせていたら途中からでもマンマークをつける。そういった指示がサッカーと言う流動するプレーの中に入っていない監督、外から目の前のプレーを見ることができる役割の醍醐味ではないでしょうか。
また、福岡の方を振り返ってみますと選手のみんなはこの日は特に気合が入っていたと思います。プレーに気持ちが入っている、いないとはよく言いますがこの日は全員がよく走り、よく前を向いて気持ちを見せていました。その中でも特に気合が見えたのはホベルトとアレックス。彼らの縦横無尽の走りは見ていて恐ろしくなるくらい無茶していたと思います。中央で素晴らしい出足でホベルトがボールを奪い、そしてボールを奪った瞬間に左サイドのアレックスが猛然とダッシュを開始する。お門違いですが彼らが日本人ならばオシムジャパンには必ず呼ばれていると思います。
試合は序盤から動きます。中央でボールを京都の選手(恐らく斉藤?)がフリーで受けます。筆者的にはこういったところのプレスを佐伯が担うものだと思っていたのですが佐伯どこにいるの?と思ったら綺麗な展開で右サイドの加藤へ。加藤へ渡った瞬間に中央を見るとアンドレがまたもやフリー。あれ?川島は?と思っていたらどんぴしゃりのクロスが飛んできてあっという間に先制。そういえばニアサイドにパウリーニョいたかなぁ?というくらいなので決してディフェンスの人数が足りなかったわけではないのですがあっさりとフリーにして決められてしまいました。
1点先制されてから福岡も目を覚まします。前線に顔を出す選手が増えてきてボール回しも京都陣内で行えるようになってきます。
そして同点のシーン。中盤でボールを奪った瞬間にFWを狙って浮いたボールが出されます。いち早く反応した飯尾が足をめいいっぱい伸ばしてトラップ。このトラップが効きましたね、ナイストラップで前を向いた飯尾の前にはDFが2人。バロンは外に開くようにしてランニングを始めます。この動き出しの瞬間には筆者は「あーそっちか」と言った印象でした。完全にDFの一人をひきつけると言った形でもなかったのですが、彼のスピードではやむをえないか。
飯尾はちらっとバロンの方を見ますが、そこでボールを開いてしまうと攻撃が止まってしまうので飯尾は自ら中央への突破にかかります。恐らく2人を抜き去るのは至難の技と感じたのでしょう、ちょっと遠い位置でしたがシュートを放ちますとそれがDFの足にあたってふわりとキーパーの頭上を越すシュートに。福岡が同点に追いつきました。
確か、この同点ゴールの前だったと思いますが、京都の右サイドの守備について角田が登尾に激しく説教。いや、説教と言うよりは叱咤と言うべきでしょうか。かなりエキサイトした状態で右サイドの守備について言い合っていました。京都の選手の切羽詰った感がみてとれましたが...。
同点になったらお互いに一進一退の展開。これまでの福岡ではなかなか見ることがないようなシュートチャンスを多く作ったのですが、同時に京都にもシュートチャンスを多く与えてしまっています。
その中でも先にチャンスを手に入れたのは福岡。右サイドでバロンが起点となって、北斗にボールを戻します。北斗は素早く中央のホベルトに渡してホベルトは左サイドの久藤へ。久藤はDFと1VS1になりますが、素早く縦に突破して左足でサイドネットへ突き刺します。この展開、そしてシュートはお見事でした。展開の素早さもさることながらDFを振り切ってぎりぎりのところへシュートを放つ久藤のテクニック。メインスタンドのアウェー側から見ていたのですがこのシュートには周りにいた京都サポータも感心しておりました。
前半もそこで試合が終わるのかなと思いきや...。終わると思ったのは左サイドの京都陣地深くでバロンがボールをキープしていたときです。前半と言えどもこのままリードしてハーフタイムを迎えたいはずですのでそのままボールをまわしてキープするかと思いきやクロスをゴール前へ。もちろん、そこにいるはずのバロンがあげているわけですからニアに飛び込むような選手はいません。キャッチしたキーパーから出されたボールがあれよあれよという間に福岡陣地へ。センターサークル付近でボールを受けた...パウリーニョだったかな?がドリブルを始めると、確か久藤だったと思いますが不用意にゴール前正面で倒してしまいました。
フリーキックを決めたパウリーニョも見事でしたが、福岡のこの一連のプレーは、この時間帯で行うプレーではなかったように思えます。
同点のまま後半にはいったのですが、すぐに福岡が勝ち越しゴール。右サイドで形を作って(このとき、筆者が『なぜここでサイドを変えない?』って疑問に思ったのは内緒w)北斗がドリブルで2人を交わそうとしたときにゴール前を見ると薮田がフリーに。ああ...なんか見たような光景だな...と思ったら京都の先制点と同じでしたw。北斗のクロスがこれまたどんぴしゃりで薮田の下へ。ボレーで確実にきめるテクニックも見事でした。
しかしながら今年の京都の失点の多さはこういったところにあるんでしょうね。久藤の得点もなんですが、FWのマークはしっかりとしていながらも相手の中盤の選手を不意にフリーにしてしまうですよね。この京都の失点癖に関してはやや深刻なような気がします。
さて、こうなってくるといくらなんでも福岡は試合を落ち着かせなければいけません。ポジショニングの修正、マークの確認。福岡はどのように試合を落ち着かせるのか。
...と思っていたら、京都はまたもやパウリーニョがフリーでペナルティエリア前でボールを受けます。パウリーニョは少しドリブルを入れるとペナルティエリア外からでしたが迷わずに左足を振り抜きました。ボールは福岡のDFの足にあたって大きな弧を描いてゴールへと吸い込まれました。京都が再び同点に追いつきます。それにしてもなぜここまでパウリーニョをフリーにしてしまうのでしょうかね。
この3対3になった段階で回りにいた京都サポと半ば苦笑いのように笑いあって話しました。筆者の上に座っていたおじさんがぽつりと一言。
「うれしいけど、これはプロの試合じゃないよね(苦笑)」
ごもっともな発言w。
そうこうするうちに次は京都が勝ち越します。パウリーニョが技ありのオーバーヘッドパスをゴール前へ。そのパスに反応したのは中払だけでした。中払だけでしたっていうか、福岡のディフェンス陣はこの飛び出しに誰もついていけなかったんですよね。まさかあそこからパスが来るとは思っていなかったのかもしれませんが、中払の動きは見えているはずですからついていかないとですね。一瞬の隙というにはあまりにも重過ぎる隙でした。
ただ、京都にも不運がありまして前線の2人が負傷による交代を余儀なくされます。松田と林もがんばっていたのですがやはりアンドレとパウリーニョに比べると迫力不足。
そして福岡は疲れの見えてきた久藤に変わって城後が入ります。筆者はよく覚えていないのですが、福岡が3バックになったのは城後が入った直後からですかね?城後を入れてどの位置に置くのだろうかとも思っていたのですが、京都の組織ばかり気になってしまって福岡のポジションを確認するのを怠ってしまいました。
さてさてその城後のスーパーゴールはお見事でした...が。
同点に追いついた後にも福岡は3バックのまま。同点になって再び京都が攻めだしたときにこれはまた守備がきついんじゃないかなと思ったんですよね。どうしてもアレックスの裏にスペースを作りますし、大分戦と同じくディフェンスラインの前が空いてしまうんですよね。
そう思っていたら加藤が右サイドでボールを受けました。加藤にはこのとき城後がついていたんですよね。確かに城後もついていたのですが、その裏には福岡の選手もカバーリングで待ち構えてしました。だからそれが見えている加藤は縦への突破というのが厳しくなるんですよね。だから加藤は空いていた中央のバイタルエリア...このバイタルエリアが空いているというのもまた微妙ではありますが、そちらへドリブルを図ります。ポジションが落ち着かない城後は加藤のドリブルが早いために抜かれないためにある程度間をおいて縦を切るのか中央を切るのか迷いながらついて行ったんだと思います。しかしながらシュートコースが見えた加藤が左足でズドン。
城後は試合後のインタビューで自分がしっかりとついていければのようなことを語っていましたがあれはやむをえないと思います。あの位置でチームとしてボールを奪う(もしくは止める)ことができなかった組織の問題でしょう。後ろにカバーの選手がいることが分かっていたら中を切ることだって可能だったはずです。
この加藤のゴールで勝負ありました。加藤がゴールを決めていくらなんでも勝負は決まるだろうと思い、偶然発見したフットサルチームの友人に声をかけて早めに帰りました。試合結果を見たらやはり、そのまま試合は終わっていました。
京都は貴重な勝ち点3で自動降格圏内を脱出。逆に福岡は順位をひとつ落として降格圏内へとなってしまいました。
ただ、福岡はもちろん、勝った京都も上位のチームには厳しい戦いが待っているでしょうね。ぽっかりとあいてしまうフリーの選手を作らないようにしないとこの試合のようにどれだけ点をとっても取られてしまう試合が続きそうです。お互いに守備が弱かったので取り合いになりましたが思わぬ大差をつけられてしまうと得失点差で響きますからね。
残留争いの中ではC大阪が横浜FMに快勝しております。まだまだ試合数は半分近くあるとは言え、佳境に入ったと言っても過言ではないですよね。

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