ジェフユナイテッド千葉 ・ 川崎フロンターレ (フクダ電子アリーナ)

2006年8月31日 12:34
オオタニ@横浜出張中...の水曜日!ということで、毎回出張中になぜか水曜開催が行われるという運のよさで今回もJ1の試合を見に行くことと相成りました。

ぶっちゃけ、別に良かったんですよね、三ツ沢でも。だってパシフィク横浜にいるから地下鉄とバスだけで時間もかけずに余裕で行けますからね。でも失礼ですが、残留争いの渦中にいるわけでもなければ、優勝争いをしているわけでもない試合を見るよりはもっともっと熱い戦いが見たい!ということで早めに出発してフクアリの千葉VS川崎へ行ってまいりました。大宮VS福岡@駒場もありましたが、福岡は先週見たのでちょっと却下(笑)。

まずはフクアリですが、思ったよりもこじんまりとした球技場で、これがまたサッカー専門スタジアムであるということ以上に臨場感あふれる場所というものを提供してくれていました。お客さんもたくさん入ったように思えましたが発表は1万1千人。先週の博多の森は1万7千人入っていましたが、それよりも観客の歓声と悲鳴が響き渡っていました。とても素晴らしいスタジアムだと思います。

試合ですが、お互いにスピーディで攻め合う展開。守備の選手がぎりぎりでふんばってなかなか点がはいらなかったのですが、カウンターになるとお互いに怒涛の如く選手が上がってきて分厚い攻撃を生んでいました。その中でも運動量とフォローと言うプレイで軍配を上げるならば川崎ですね。川崎は全体がいい上がりを見せて分厚い攻撃を生んでいたと思います。

もちろん、千葉の運動量もなかなかありましたよ。特にカウンターという場面でなくても普通に斉藤や水本があがっていくのには驚きました。DFというよりはスペースを見つけてあがっていくリベロな感じの選手が後方に3人控えている感じ。水本が上がってボールを奪われてそのスペースを使われるというピンチがありましたが、斉藤とストヤノフで守れるんですね。

なんか...少しだけカルチャーショック(笑)だってキムユジンが上がっていってそのスペースを使われちゃって相手が4人くらい上がってきて後ろに控えているのが加藤と豊喜って考えたら...失点確率80%ですよねw

この試合で一番輝いていたのは川崎の中村。先制点のミドルシュートも素晴らしかったのですが、試合の組み立て、ワンタッチのパス、タメを作るパス、圧巻だったのは中央をドリブルで3~4人抜いたシーン。阿部勇樹が完全に振り回されてしまいました。ゲームを作る落ち着いたプレイができるって"かっこいいな"って小学生みたいな感想を思ってしまいました。そういえば、中村の先制点を生んだ谷口のパスも素晴らしかったです。シュートとみせかけて中央へ送ったパスは見事でした。

さて、川崎はジュニーニョがいないという状況でマギヌン、黒津、ガナハが前線でプレイする状態でしたが、中村やマルコン、谷口、もしくはマギヌンがボールをもってあがっているときにFWの2人がスペースへ飛び出す動きはよかったのですが、スペースがないが数的有利という状況ではなかなか息があわずに貧相な動きになってしまったのが残念でした。

結局決勝点は川崎の方にあがりましたが、どちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。千葉は巻がフリーのチャンスでポストに当てたのが悔やまれますね。

もうひとつ、フクアリで観戦して思ったのは両チームの応援の素晴らしさ。断幕が無数にあるわけでも、何でもない、ただ単にレプリカユニフォームを着てチームのタオルを振り回して大声を出すという応援でしたがそれがまた素晴らしい。千葉はゴール裏からバックスタンドにかけて黄色い波が出来て、マリオハースの同点ゴールが生まれたときにはそれがうねりとなってスタジアムを包んでいました。写真を見てください。古い機種の携帯でズームもなければ画素数もわずかな写真ですがスタジアムが黄色に染まっているでしょ?ホームと言う雰囲気を十分だしていましたね。

一方、川崎の応援はゴール裏全体で統一されていて非常に勇気付けられる応援でした。いいプレイをした選手のコールを即座に入れるのはもちろん、応援ソングもその場その場の展開にあわせて変えていきます。サッカーはその一瞬、一瞬で動いている"生き物"であるという事を再確認させてもらいました。また、その事によってプレイをしている選手はもちろん、サポータだって戦っているんだというのを非常に感じさせてもらいましたし、プレイにあわせて応援の中で動きがあるのでサポータの声も最後まで途切れる事がありません。

また、応援と言えば立石と黒津が交錯したときに、立石の治療中に永遠と続く千葉サポの立石コールは素晴らしかったと思います。そこで何かの歌を歌うのではなくて、永遠と続く立石コール。川崎の方も、立石の治療中に集中を切らさないようにフロンターレコールを入れる。サポータたちの思いがこのいい試合を作ったのかなとさえも思わされます。

応援にはいろいろなやり方があると思います。どの応援が正解と言うのはありません。でも筆者は川崎のように一瞬、一瞬で動くサッカーと言うものを上手に"乗りこなす"というのでしょうか。カウンターなんかの時に一般の方がわーーっと盛り上がったときに応じてゴール裏もわーーーって一緒に盛り上がるスタジアムの雰囲気を作る応援が好きですね。

結局、チケット代よりも移動の交通費の方が高いという今回の観戦でしたが、お金には変えられない興奮とサッカー、そしてサポータの素晴らしさを見せ付けてもらいました。

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