がまだすリーグ 大分トリニータ VS サガン鳥栖 (+ 三菱重工長崎 VS 新日鐵大分)

2006年7月 4日 00:33
日曜日に島原で行われた、がまだすリーグのサガン鳥栖と大分トリニータの対戦を見に行って参りました。

まず観戦したのはその前に行われた新日鐵大分と三菱重工長崎の対決です。

筆者は新日鐵サポでありますtokiさんの影響を受けてKyuリーグでは新日鐵大分を応援しておりして、たまにtokiさんの応援に混ざらせてもらって一緒に応援する事があります。今回も日鐵を応援する事になったのですが、筆者が日鐵を見に行ける日程の時に限って相手は必ず三菱重工長崎。過去の観戦では2連勝でありまして、日鐵にとっては重工戦に筆者が来るとかなり縁起がいいはずです(笑)

さて、その試合ですが前日と当日の試合開始前に降り続けていた雨の影響もありまして、ピッチ状態があまりよくありませんでした。よって早いパス回しの攻防よりはどうしてもロングボールの方が多くなってしまってちょっと選手たちにとってはかわいそうな試合でしたね。

後半になってピッチ状況がやや回復してからは細かいつなぎもできてきました。筆者は横に、横につなぎながら前進していくシャンパンサッカーみたいな展開が大好きでして、新日鐵の攻撃にも重工の攻撃にもそういった展開が垣間見えたのはすごく楽しかったです。

日本の4部リーグとはいえレベルの高い選手は結構いました。足元も結構しっかりとしていますし、大きな展開も精度よく決まったりと決してアマチュアレベルのごちゃごちゃ泥んこサッカーでは決してないですね。


個人的にはスケールの大きい選手として日鐵の二宮選手。体格もありますし、ドリブルの迫力もあり、また左足からのフリーキックはもっと鍛えたらすごいことになりそうです。もうひとり、三菱重工の品川くん。品川君は小柄ですがスピードもありドリブル、キックも正確。重工が一度は同点と追いつくヘディングでのゴールを生み出したのも品川くんの左足での正確なクロスでした。あのクロスはまさにピンポイントすぎる。ヘディングが決まった瞬間にベンチに向かってガッツポーズしていましたね。この2人には今後も期待したいと思います。

ゴールもたくさん生まれまして直接フリーキックあり、オフサイドぎりぎりに飛び出した選手へのクロスからのヘディングあり、カウンターからのゴールもありと楽しませていただきました。

結果は3-2ということで新日鐵大分の勝利。また筆者は勝利の女神となってしまったわけです。...というか、日鐵がKyuリーグの中では強豪であるから見に行ったら勝つ可能性が高いだけですけどねw

そして次にサガン鳥栖と大分トリニータの試合。

鳥栖のメンバーのみ

__奈良崎__鈴木_____
蒲原___________小林
____衛藤___宮原_____
竹村_吉田_チョンフン_廣瀬
________浅井________

鳥栖はサテライト中心、大分もトップで出ている選手数名が入っていましたが半分くらいはサテライト。

大分は中盤でのボールさばきが的確かつ、スピードがありまして簡単にはたくパスが多かったので鳥栖は掴まえ所がありませんでした。常に縦、縦、というわけではなくて、縦、戻して横、戻して逆サイドという小気味良いパスが続いていたと思います。

前線にターゲット(ポストプレーヤー)がいるとそこをめがけて抑えればいいのですが、大分はそういった攻めをしてませんでしたから鳥栖としては難しかったと思います。もしも大分に高松が入っていたらそこを狙いどころとするという形にしてやりやすかったとは思いますけどね。ボールが取れるかどうかは別として (笑)中盤がドリブラータイプと攻撃的なボランチ二人ですからなかなか連携した守備をしろと言ってもきつかったかな。

大分が支配していたからといって全体がすごく前がかりだったかといえばそうでもなくて、中盤でパスまわしつつフィニッシュへ向かうときは前線の山崎や内村を走らせたりドリブルで勝負をさせたりといった感じだったので、鳥栖の両サイドであります竹村と廣瀬があがるスペースがなかなかできませんでした。

竹村と廣瀬のスペースというよりは、その前にいた蒲原と小林が勝負する形になれませんでしたね。ボールを持って一人交わしても大分の次の選手がカバーしていて「一人抜いてすぐクロス」「一人抜いてすぐシュート」という状況になれませんでした。そういった状況をつくらないと縦のスルーパスやロングボールのみでは苦しいですね。

宮原もまだまだ本調子ではないようでパスの行き先が自分の思ったところに行ってないような場面もありました。まあ、彼がラストパスを出せるようなパスコースもあまりありませんでしたけどね。鈴木や奈良崎が引いてきたところに蒲原や小林が飛び出すという形や、蒲原や小林が中に入ってきてもらおうとして相手をひきつけて空いたサイドに竹村と廣瀬が飛び出すという形にならないと宮原の本領は発揮できないでしょう。足元でもらいたがる人が多かったので宮原は守備が軽い以上はボランチとしてはこのメンバーでは御役御免といった感じでしょうか。

鳥栖のFWは鈴木と奈良崎がどうしても柴小屋、福本に対して分が悪くてボールが前線に収まらず、なかなかチャンスを作り出すことができませんでしたね。奈良崎は後半に日高に変わってしまいました。

圧倒的に中盤をおさえられながらも浅井の好セーブでしのいでいたのですが、チョンフンがドリブルを仕掛けてきた(というよりはフィフティフィフティ気味のボールだったかな?)相手に対してスライディングをかましたのですが、それをあっさりと交わされて万事休す。内村に豪快に決められて先制点を喫しました。

こういうシーンをみると前セレッソの小林監督の教えであります

「スライディングタックルは最後の手段」

という言葉が再び思い出されますね。スライディングが交わされてしまったならばそれは守備の放棄を表しているので覚悟して飛び込みなさいと。なんかこの言葉、よくこのBlogで出てきますが、ええ、好きなんです(笑)

後半に飛鳥がでてきましたが、左サイドからキックフェイントで右足に持ち替えていいクロスをあげていました。彼が帰ってきたら精度のいいクロスがあがって最近なかなか見られない深い位置からのクロスをヘディングで決めるというシーンが見られるかもしれませんね。

DFに練習生が参加していて後半から入ったのですが、特に目立った様子はなく...いや、目立ってたか。彼がPKを謙譲したのだった(苦笑) 

あとは衛藤が復調気配だったのがよかったかな。ボランチの位置から鋭いパスカットも見せていましたし、今後が楽しみです。ボランチでそのままトップでも起用して欲しいかなといったところ。

あと、大分では河原が後半からでてきました。ちょうどワールドカップのスイスVS韓国のような副審がフラッグをあげながらもオフサイドの位置ではなかった日高がパスを受けてゴールを決めて主審はそのままゴールを認めるというシーンがありました。河原は油断していたのかもしれませんが、横の動きの弱さがまだ解消されていないみたいですね。確かニアを抜かれたと思いますし。

そんな河原も試合が終わってからうちらの河原コールに応えてくれたのはうれしかったですv

あと、応援が終わって返る頃に松本監督から

「ありがとうございましたぁ」

ってわざわざベンチから声をかけてもらったのもうれしかったですね^^

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