アビスパ福岡 松田監督を解任

2006年5月23日 01:26
個人的な感想としましては遅すぎるというわけでも、早すぎるというわけでもなく、「えっ?」と思うこのタイミングに松田監督が解任されました。

筆者は福岡の練習風景を見た事もなく、現在のチームの中の雰囲気がどのような感じだったのかというのは知る由もありません。ただ一つ見ることができるのは博多の森でみせる福岡の戦いっぷり。その戦いを見る限りではあの戦力で十分頑張っていたのではないかなとは思います。特にその守備組織は一時期はJ1で二番目に失点が少ないチームであったことでも分かるように、個人で劣る部分をチームで十分まかなっていたのではないかと。その時点で一番失点が少ないチームは闘莉王、坪井、堀之内、鈴木、長谷部と日本でも屈指の選手たちで守っているチームですからね。福岡はお世辞にも日本代表級の選手がいるとは言えないですので。

その反面、攻撃の手詰まりと決定力のなさに関してはいかんともし難い問題でした。チャンスが少ないにも関わらず、決めるべきところではずしていた結果、終了間際に追いつかれたりする場面もあって勝負弱いところはいささか感じてはおりました。特に磐田戦と千葉戦は勝っていてもおかしくない試合...いや、勝たなければいけない試合でした。

いままで、チームを支えていたのは気力の部分も十分あったとは思います。開幕当初は戦う気持ちが前面に押し出されていましたが、そのモチベーションがナビスコカップというカップ戦における試合で狂ったような気もしました。平日に行われた浦和戦もそうでしたし、先日のFC東京戦もそのような試合だったと聞きます。選手たちのモチベーションが保てなかったのを、フロントがいわゆるトップを入れ替えるという荒療治で治療しようとしたのでしょうか。

新しい監督にシャムスカ級の監督が来れば福岡サポも納得が行くでしょうけどね。果たしてこの時期の解任がチームにとってどのような方向に行くのでしょうかね。福岡は強力なメインスポンサーがついているわけではありませんので1年でJ2に戻ったりしたらそれこそチーム運営を縮小しなければならない事態も考えられます。それだけは避けたい所なのでしょうけどね。

...と、よそのチームのことを心配しておりますが、サガン鳥栖は一体どうなのでしょう?フロントはいまの監督、そしていまの成績についてはどのように考えているのでしょうか?サガン鳥栖には明確に昇格といった目標がありますが、その目標に向けての達成度はどのくらい?それとも今年も育成の年と考えている?連携と戦術を鍛えて本格的な戦いは来年?

いまのサガン鳥栖のフロントがどのように考えているのかはわかりませんが、これからの戦い方如何によってはサガン鳥栖も他人事ではなくなる時期が来るかもしれません。監督を解任するという事は、基本的にはチームに取っては不測の事態です。毎年、毎年、全戦全勝していけば、監督自らが辞めない限り監督が解任されることはないはずです。そんな不測の事態を迎えることのないように、サガン鳥栖が勝利をあげるように、スタジアムの雰囲気から盛り上げていかないといけないですね。

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