仙台 VS 鳥栖
2006年4月 6日 01:50
あま~~~~~~~~~~~~くないっ!
って事で3連勝はならずに逆に仙台の餌食となってしまいました。む...無念だ(←白い巨塔の財前教授風に)
試合としては前半から前目から行ったのでセカンドボールを拾う事もできていたし、中盤でのつなぎもまあまあできていたと思います。ワンタッチでまわして前進することもできました。
中盤をある程度支配してパスがまわせたのは、仙台のプレスが他のJ2チームに比べるとやや甘かったというのもありました。仙台は外国人選手がプレスに奔走するというのがなかったので前からプレスが来ないのは必然ですよね。
鳥栖の方は前半開始早々からプレスが早くて熊林やリャンが前を向いてパスを出そうとするところを捕まえたり、ボルジェス、ロペス、チアゴに対してボールが入ると前を向かせないとするべく鳥栖の選手が集まってきていました。
ただ、そのプレスがよかったのも前半の途中まで。疲れからなのか、徐々にペースを取ろうとする仙台の押し上げに負けてしまったのか。段々と中盤からバイタルエリア付近をあけるようになってきて守りに入ったときにペナルティエリアで防戦する場面がでてきました。
しかしながら、筆者的にはここで仙台と同じ条件になったと思いました。お互いに中盤がある程度ルーズになってきて前を向いてボールを持つことができ、ある程度自由に組み立てを開始することができます。少し、言葉が悪いかもしれませんが、ディフェンスラインからの飯尾様のサイドチェンジが見られるくらいのゆるさですよ?(笑)
そして、お互いにサイドバックが攻撃に参加してきますので2列目、3列目から飛び込むタイミングやスペースができる。飛び込んできた選手の後ろにはスペースが空きますのでまた逆のチームがそのスペースを使うことができる。
攻守の切り替えが早くなってきたときが本当の勝負開始だったのです。そこで鳥栖は一歩も引きませんでした。味方のプレスが甘くなった時に、引いて構えるべく高地や豊喜のサイドバックがあがりを止めることもありませんでしたし、中盤もユンと濱田と義希と山城のうち3枚が引いて、相手のくさびに構えるような事もしませんでした。
でも、仙台はそのような状況で点数が取れた。鳥栖はその状況で点数がとれなかった。
今日は最後の決める部分のアイデア、そして個人技の違いが大きかったのかなと思います。システムの問題や組織力の問題もあるでしょうけど、シュートが枠に飛ばない、出したいところにパスが出せない、ドリブルをしかけてボールを奪われる、というのは個人の能力の欠如に他なりませんよね。
仙台の1点目は残念ですが、浅井がコーナーキックに触れることができなかった。相手はそういったキックを蹴ってきたが、鳥栖は数あるフリーキックやコーナーキックでそういったキックを蹴ることができませんでした。
仙台の2点目はフェイントで一人を交わしてゴール前にいるボルジェスへ的確なパスを送ったロペス。そして受けたボールを相手をしっかりと背負ってタメを作ったボルジェス。サイドバックの位置から上がってきてしっかりとゴールを決めた菅井。退場者がでた直後という不運もあったかもしれませんが、働くべき人がしっかりと働いた結果生まれたゴールでした。話はそれますが、菅井は昨年の終盤からボランチでいいところを見せていたのですが、今年はサイドバックですか。うまいプレーヤーはどこでもできますね。
最後のロペスの3点目も最後の部分では彼の個人技でした。飯尾様がついたものの縦をぬかれてシュートを浴びました。飯尾様は中に豊喜がいたので縦をきりたかった所でしょうが、縦へ行かれてスライディングでも届かない時点で個人対個人の戦いで完全に負けてしまいました。小林監督のスライディングは最後の手段という言葉が思い出されます。最後の手段でも届かなかったので失点はやむをえないでしょう。
仙台は多い人数で守って外国人3人だけで攻めているという印象があるかもしれません。しかしながら、実際問題として仙台はその3人で点数が取れるのです。前の3人にまかせて点数を取ることができるのならば、リスクを犯して草々に中盤を押し上げて点数をとりに行く必要があるでしょうか?仙台の戦い方は実に理にかなっていると思います。
実際は仙台は3人だけにボールを納めようとするパスまでが早くて、そこで攻撃できれば3人で行ってしまうし、前の3人が停滞してきたときには中盤やサイドバックの選手の効果的なフォローがありました。早→遅→早という3段階のメリハリを効かせたという感じがしました。
早めに前の3人にボールがうまく入らないとボールだけが行ってしまうのでただの「行ってこいサッカー」に見えてしまうのですが、最後の最後まで3人だけで行って来いという形ではなかったですね。中盤がフォローをしようとする動きは見えたので、前線に収まらなくてボールが行ってしまうのは仙台の最終ラインからボランチにかけてのパスの精度の問題でしょう。
さて、仙台の2点目のように藤田が相手を背負ってキープを行う。ユンや濱田が相手の一発のフェイントで切り裂いて的確なくさびやスルーパスを送る。高地や豊喜が素晴らしいタイミングであがってきてシュートを決める。筆者は仙台の2点目のような形が鳥栖にもできる可能性は大きくあると思います。しかし、3つのポジションがすべて同時にミスがないようになるのはなかなか難しいですね。今日の鳥栖はどこかでミスが起きていたので点数が取れなかったわけなんです。個人の技量をもっともっとあげないといけないと思います。
しかし、残念なのはシュートの精度のなさ。濱田やユン、藤田や新居が放ったシュート。それらのシュートに対して高桑が必死になってセーブをしたシュートが何本あったでしょうか?高桑がひやりとしたシーンは何回あったでしょうか?惜しいチャンスは作れるのですが結局はシュートの精度のなさで点がとれなかったのです。高地のシュートは本当に惜しかった。
そして、このパスが通ればというのもありました。菅井の上がったスペースを使うチャンスも多くありました。しかしながら、ここぞというところで通さなければいけないパスが通らず。そのパスコースが見えているのに通らないパスは本当に残念ですよね。
逆に言うと仙台としては、プレスに走らずにある程度相手を自由にさせてしまう場面があるので本当に個人技に優れてミドルシュートの精度があったり、スペースを縫うパスを出してくる相手にあたったときにどうするかですよね。
試合全体を通してみると、鳥栖としては昔ながらの戦い方としてカウンターやサイドからの攻撃で点数を取ることが生命線だったのですが、最近はカウンターはほとんどないなというのが印象です。この試合に限っても仙台の方がカウンターのチャンスは多かったような気がします。とはいうものの、退場者を出してからはカウンターどころか、リードして余裕を持った仙台の攻めに防戦してしまったわけなのですが。
最近の鳥栖はポゼションサッカーへ転換しつつあるという話をよく聞きます。中盤でボールを持てる選手たちが多く入ってきたのでボールを持って力で押していこうという戦いですね。サッカーの転換に関しては良いことだと思います。あれこれ試行錯誤しながらも選手達の技術に見合った戦い方を見出してチームを完成させていく過程において、いまのサッカーが今年のサガン鳥栖の戦い方なんだなというのは見て取れます。
ただ、昨年と違った戦い方という形で成長という名でもてはやされる部分もあるのですが、それらが成熟するのはいつになるのでしょうか。今年は成熟の年で来年に勝負をかけてくるのでしょうか。
目先の勝ち点にとらわれることはないと思いますが、昨年と大きく違う選手達と大きく違う戦い方で勝ち点が取れていない現状の不安を拭い去ることができません。今年サガン鳥栖が成熟する頃には他のチームはそれよりも大きな成長と成熟を遂げているかもしれません。
松本監督が見つめている先はどういったサッカーであって、最終的にはどのような順位なのか。どのあたりで転換に成功して、どのあたりから新しいサガンサッカーが確立されるのか。
有望選手が多数集まってきてサッカーが変わろうとしているのはいままでのサガン鳥栖にはなかったことです。それだけにいろいろな不安や戸惑いもあります。昨年よりももっと勝てるのではないかと短絡的に思っていたことが、当然ながら甘い見通しであったという点も不安が増していく材料なのかもしれません。
いろいろと思う所は尽きませんが、一つ言えることはこれからもサガン鳥栖のサッカーを見守って、そして地元のサッカーチームを楽しんで行きたいと思います。
それにしても残念でした!あーーーーーーーー悔しい!!!!!
って事で3連勝はならずに逆に仙台の餌食となってしまいました。む...無念だ(←白い巨塔の財前教授風に)
試合としては前半から前目から行ったのでセカンドボールを拾う事もできていたし、中盤でのつなぎもまあまあできていたと思います。ワンタッチでまわして前進することもできました。
中盤をある程度支配してパスがまわせたのは、仙台のプレスが他のJ2チームに比べるとやや甘かったというのもありました。仙台は外国人選手がプレスに奔走するというのがなかったので前からプレスが来ないのは必然ですよね。
鳥栖の方は前半開始早々からプレスが早くて熊林やリャンが前を向いてパスを出そうとするところを捕まえたり、ボルジェス、ロペス、チアゴに対してボールが入ると前を向かせないとするべく鳥栖の選手が集まってきていました。
ただ、そのプレスがよかったのも前半の途中まで。疲れからなのか、徐々にペースを取ろうとする仙台の押し上げに負けてしまったのか。段々と中盤からバイタルエリア付近をあけるようになってきて守りに入ったときにペナルティエリアで防戦する場面がでてきました。
しかしながら、筆者的にはここで仙台と同じ条件になったと思いました。お互いに中盤がある程度ルーズになってきて前を向いてボールを持つことができ、ある程度自由に組み立てを開始することができます。少し、言葉が悪いかもしれませんが、ディフェンスラインからの飯尾様のサイドチェンジが見られるくらいのゆるさですよ?(笑)
そして、お互いにサイドバックが攻撃に参加してきますので2列目、3列目から飛び込むタイミングやスペースができる。飛び込んできた選手の後ろにはスペースが空きますのでまた逆のチームがそのスペースを使うことができる。
攻守の切り替えが早くなってきたときが本当の勝負開始だったのです。そこで鳥栖は一歩も引きませんでした。味方のプレスが甘くなった時に、引いて構えるべく高地や豊喜のサイドバックがあがりを止めることもありませんでしたし、中盤もユンと濱田と義希と山城のうち3枚が引いて、相手のくさびに構えるような事もしませんでした。
でも、仙台はそのような状況で点数が取れた。鳥栖はその状況で点数がとれなかった。
今日は最後の決める部分のアイデア、そして個人技の違いが大きかったのかなと思います。システムの問題や組織力の問題もあるでしょうけど、シュートが枠に飛ばない、出したいところにパスが出せない、ドリブルをしかけてボールを奪われる、というのは個人の能力の欠如に他なりませんよね。
仙台の1点目は残念ですが、浅井がコーナーキックに触れることができなかった。相手はそういったキックを蹴ってきたが、鳥栖は数あるフリーキックやコーナーキックでそういったキックを蹴ることができませんでした。
仙台の2点目はフェイントで一人を交わしてゴール前にいるボルジェスへ的確なパスを送ったロペス。そして受けたボールを相手をしっかりと背負ってタメを作ったボルジェス。サイドバックの位置から上がってきてしっかりとゴールを決めた菅井。退場者がでた直後という不運もあったかもしれませんが、働くべき人がしっかりと働いた結果生まれたゴールでした。話はそれますが、菅井は昨年の終盤からボランチでいいところを見せていたのですが、今年はサイドバックですか。うまいプレーヤーはどこでもできますね。
最後のロペスの3点目も最後の部分では彼の個人技でした。飯尾様がついたものの縦をぬかれてシュートを浴びました。飯尾様は中に豊喜がいたので縦をきりたかった所でしょうが、縦へ行かれてスライディングでも届かない時点で個人対個人の戦いで完全に負けてしまいました。小林監督のスライディングは最後の手段という言葉が思い出されます。最後の手段でも届かなかったので失点はやむをえないでしょう。
仙台は多い人数で守って外国人3人だけで攻めているという印象があるかもしれません。しかしながら、実際問題として仙台はその3人で点数が取れるのです。前の3人にまかせて点数を取ることができるのならば、リスクを犯して草々に中盤を押し上げて点数をとりに行く必要があるでしょうか?仙台の戦い方は実に理にかなっていると思います。
実際は仙台は3人だけにボールを納めようとするパスまでが早くて、そこで攻撃できれば3人で行ってしまうし、前の3人が停滞してきたときには中盤やサイドバックの選手の効果的なフォローがありました。早→遅→早という3段階のメリハリを効かせたという感じがしました。
早めに前の3人にボールがうまく入らないとボールだけが行ってしまうのでただの「行ってこいサッカー」に見えてしまうのですが、最後の最後まで3人だけで行って来いという形ではなかったですね。中盤がフォローをしようとする動きは見えたので、前線に収まらなくてボールが行ってしまうのは仙台の最終ラインからボランチにかけてのパスの精度の問題でしょう。
さて、仙台の2点目のように藤田が相手を背負ってキープを行う。ユンや濱田が相手の一発のフェイントで切り裂いて的確なくさびやスルーパスを送る。高地や豊喜が素晴らしいタイミングであがってきてシュートを決める。筆者は仙台の2点目のような形が鳥栖にもできる可能性は大きくあると思います。しかし、3つのポジションがすべて同時にミスがないようになるのはなかなか難しいですね。今日の鳥栖はどこかでミスが起きていたので点数が取れなかったわけなんです。個人の技量をもっともっとあげないといけないと思います。
しかし、残念なのはシュートの精度のなさ。濱田やユン、藤田や新居が放ったシュート。それらのシュートに対して高桑が必死になってセーブをしたシュートが何本あったでしょうか?高桑がひやりとしたシーンは何回あったでしょうか?惜しいチャンスは作れるのですが結局はシュートの精度のなさで点がとれなかったのです。高地のシュートは本当に惜しかった。
そして、このパスが通ればというのもありました。菅井の上がったスペースを使うチャンスも多くありました。しかしながら、ここぞというところで通さなければいけないパスが通らず。そのパスコースが見えているのに通らないパスは本当に残念ですよね。
逆に言うと仙台としては、プレスに走らずにある程度相手を自由にさせてしまう場面があるので本当に個人技に優れてミドルシュートの精度があったり、スペースを縫うパスを出してくる相手にあたったときにどうするかですよね。
試合全体を通してみると、鳥栖としては昔ながらの戦い方としてカウンターやサイドからの攻撃で点数を取ることが生命線だったのですが、最近はカウンターはほとんどないなというのが印象です。この試合に限っても仙台の方がカウンターのチャンスは多かったような気がします。とはいうものの、退場者を出してからはカウンターどころか、リードして余裕を持った仙台の攻めに防戦してしまったわけなのですが。
最近の鳥栖はポゼションサッカーへ転換しつつあるという話をよく聞きます。中盤でボールを持てる選手たちが多く入ってきたのでボールを持って力で押していこうという戦いですね。サッカーの転換に関しては良いことだと思います。あれこれ試行錯誤しながらも選手達の技術に見合った戦い方を見出してチームを完成させていく過程において、いまのサッカーが今年のサガン鳥栖の戦い方なんだなというのは見て取れます。
ただ、昨年と違った戦い方という形で成長という名でもてはやされる部分もあるのですが、それらが成熟するのはいつになるのでしょうか。今年は成熟の年で来年に勝負をかけてくるのでしょうか。
目先の勝ち点にとらわれることはないと思いますが、昨年と大きく違う選手達と大きく違う戦い方で勝ち点が取れていない現状の不安を拭い去ることができません。今年サガン鳥栖が成熟する頃には他のチームはそれよりも大きな成長と成熟を遂げているかもしれません。
松本監督が見つめている先はどういったサッカーであって、最終的にはどのような順位なのか。どのあたりで転換に成功して、どのあたりから新しいサガンサッカーが確立されるのか。
有望選手が多数集まってきてサッカーが変わろうとしているのはいままでのサガン鳥栖にはなかったことです。それだけにいろいろな不安や戸惑いもあります。昨年よりももっと勝てるのではないかと短絡的に思っていたことが、当然ながら甘い見通しであったという点も不安が増していく材料なのかもしれません。
いろいろと思う所は尽きませんが、一つ言えることはこれからもサガン鳥栖のサッカーを見守って、そして地元のサッカーチームを楽しんで行きたいと思います。
それにしても残念でした!あーーーーーーーー悔しい!!!!!

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