来年のシステムとセンターバックの身長について

2006年2月 4日 10:26
中盤の選手達の補強が多いことを生かして3-5-2にするのか、それとも昨年までの戦術を周到して4-4-2にするのか。はたまたワントップやスリートップでの戦い方を試みるのか。

昨年の今の時期は松本監督は3-5-2での練習を行っていました。練習試合を数試合見に行きましたが宮原を生かすために彼をトップ下においてからサイドへの展開を意識した戦い方を意識していた模様です。

しかしながら、開幕前になって逆にそのサイドでの守備に不安を覚えたのか4-4-2で急造の練習試合を行いました。その練習試合では不安の残る戦い方ですが、福岡戦ではそのまま4-4-2で挑み、先制されながらも大事な開幕戦ダービーを引き分けに終えております。

練習試合において突然4-4-2にしてセンターバックタイプの矢野を左サイドに置いたのは開幕戦で当たる福岡を強烈に意識したものだという認識でしたがその後もそのシステムのままシーズンを終えました。高地という生粋のサイドバックを得たのも大きかったのかもしれません。

今年は松本監督の中にどういった構想があるのかは分かりませんが、中盤のいい選手がたくさん補強された中でどのようなチーム作りを考えているのかが楽しみです。

今年のサガン鳥栖のシステムを考える上で、もっとも気になるのはセンターバックの存在。今年はキムユジンという核になりそうな体躯も兼ね備えたセンターバックが入りました。彼の加入は非常に大きいことだと思います。でもだからと言って加藤や飯尾や吉田恵がセンターバックタイプではないということではありませんよね。確かにセンターバックは大きいに越した事はありませんが、多少身長が低くてもポジショニングと体の入れ方でピンチを防ぐことは大いに可能だと思います。

比べるのはおこがましいですが、フランク・デブールは身長は179cmです。名前は失念しましたが、メキシコ代表の素晴らしいDFも身長は180cmにも満たなかったはずですし、イタリア代表のファビオカンナバーロに至っては176cmと飯尾や加藤よりも低いんです。フィジカルを鍛えれば加藤や飯尾でもJ2レベルでは十分センターバックをこなせると思います。

身近ではサガン鳥栖に在籍していた前田は身長は低くても体の入れ方でピンチを防いでいました。最近引退を表明した薩川も体格には恵まれていなかったのですが、スピードとポジショニングでピンチを未然に防ぐDFでした。今年加入した吉田恵も同じようなタイプですよね。

筆者は加藤と飯尾にも絶対ストッパーをこなす事はできると思います。ホームでの山形戦で加藤がマークについていたはずの林に決められたときは頭を抱えましたが、そういった経験を乗り越えてもっともっと素晴らしいDFになるものだと思いました。確かに加藤も飯尾もカバーリングタイプだというのは否めませんが、ストッパーとして大きく成長して欲しいです。

比較に出すのが適切かどうかは分かりませんが、決して屈強とはいえない札幌の和波も3バックにおける左のストッパーをこなしていますよ。
むしろサガン鳥栖のDFに足りないことはゲームを組み立てる力だと思ってやまないのですが、さてどうなんでしょうか。

さて、3バックか4バックかは分かりませんが、来年のサガン鳥栖の今年のシステムはどのようになるのでしょうかね。予想では昨年の戦いを周到して4-4-2で戦うのだろうとは思うですが、練習試合を見た後での開幕の試合が楽しみでしょうがないです。

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