仙台 VS 札幌

2005年11月 2日 00:06
それにしてもこの試合は仙台が攻めっぱなしだったですね~。

仙台はボールを奪うところがかなり前目になっていました。奪われても早めにパスコースを消して囲んで高い位置からボールを奪うことができていたので攻撃につながっていたと思います。ただ、プレスに行くときでも攻めている時でも札幌のカウンターを警戒して後ろは3枚は必ず残っていましたね。全体として最終ラインをコンパクトに押し上げる形ではなくてフォワードを自由に放さないようにマークしていたという感じでしょうか。デルリスは一瞬のスピードがありますから警戒していたのでしょう。その守備陣形によって札幌がカウンターをしかけようと前線にパスを出すものの、DFが寸前でカットというのもよく見ました。後ろが引いていたからこそカウンターをある程度は防げていたというのはあると思います。逆にいうと、札幌はそこでいいパスがでていたら得点チャンスはもっとあったんですけどね。

得点チャンスといえば後半のまだ0-1で札幌リードの時にデルリスがキーパーと1対1になった状況。ここで決めていればあるいは...というのはあったかもしれません。高桑の好セーブとカバーにはいったディフェンダーを誉めなければですね。甲府戦の鳥栖と同じく決めるべき状況で決めておかないとピンチはかならずやってきますね。

それにしても前半の仙台はやきもきした展開だったでしょう。得点が決まったと思ったらその寸前でファールの判定。また得点が決まったかと思えばオフサイドの判定。選手も喜び、アナウンサーも同点と叫び、スタジアムも歓喜に満ちていたら非常の裁定が何度も下るという離れ業。こうなったら誰にも邪魔されないロングシュートくらいしか得点チャンスはねーべ!って思っていたら村上が鮮やかなミドルを叩き込みました。スローインから一瞬の隙を狙ってという形でしたね。札幌の守備陣はゴール前に複数人いたので村上にチェックに行かなかった事はそうとう悔やまれることでしょう。

ついに同点!...と思ったら札幌が砂川の素晴らしい右サイドへの展開からコーナーキックを得ます。そのコーナーキックで相川のヘッドをキーパーがはじいたところをストライキングディフェンダーの池内が押し込みます!札幌がまたもや勝ち越しました。でもその前のコーナーキックの時に相川が仙台ディフェンスを振り切ったのは"その試合のこれまでの基準"で行くとファールじゃないのかな~。。。

これでまた試合がおもしろくなる!と思ったら今度は池内が警告を受けます。流せるようなプレーだったし、危険なプレイではなくてオブストラクション気味なプレイだったからそこまで目くじら立てなくても...という感じでしたが。結局は仙台がバロンの右足でのハーフボレー気味で右のポストぎりぎりに決まるナイスゴールで同点に終わりました。なかなか見ごたえのある試合でした。

仙台はサイドに起点を作ってクロスがあがったときに必ず中の枚数がそろっていましたね。中の人数どころか逆サイドにも選手がカバーしていてクロスが流れてもボールを拾い、右から左からたくさんのクロスが上がっていました。一時期のサイドに起点を作っても連動性がなくて中の人数がいないという事や、ボールを奪われて守備に回ったときに目の前の選手のマークですらはずしてしまうという事が見える範囲ではなくなっていた感じなので元々個人能力の高い選手が多い仙台としてはようやくあるべき状態になったというところでしょうか。なんとなくこの試合の仙台は昔の良い時代の清水エスパルスを思い出しました。あとはクロスの精度と決定力ですね。まあ5点決めても2点しか認められなかったというのもありますが(苦笑)

札幌のディフェンス陣はよく粘っていたのですが相手のプレスは早いし、カバーリングは仙台の方が上だったし非常に苦しい試合だったでしょう。その中でも勝ち点を落とすことなく引き分けに終わったことは良かったのではないでしょうか。ただ、どうしても前線でキープできる人間がいないですね。前へ出るスピードが武器であるデルリスにそれを求めるのは酷ですし、落ち着かせる事のできるプレーヤーが他に...砂川...和波...うーん。。。爆発力というのがなかなか期待できないのでやはり堅実に守備をしてカウンターやセットプレイでチャンスを確実に取るという戦術を徹底するしかないんですよね。そういう状態で次節以降の池内の出場停止はかなり痛いですね。

ところでこの試合で相川が出てきたときにテレビの音声からサポートソングが流れてきました。私が好きな曲だったのですが、この曲は相川の歌だったんですね。この歌が札幌で使われている事は知っていたですが歌詞が知りたかったもので。これで夜ぐっすり眠れます(笑)

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